ツイッターで韓国ドラマなどを放送するテレビ局を批判し、先日所属事務所を退社した俳優の高岡蒼甫さんが2011年7月29日、個人ブログの中で一連の発言に至る経緯を説明。その中で、過去に自殺未遂していたことや、うつ病、パニック障害に襲われていたことを衝撃告白した。

高岡さんは7月23日、自身のツイッターに「正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。しーばしーば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます」と投稿。インターネットを中心に話題となった。そして28日には所属事務所を退社。同日ツイッターで「正直役者をやる事はもう諦めてるかな。何となくわかるでしょ」と語り、今回の騒動から事務所を辞め、俳優業を引退する可能性が高いことを示唆した。

そして7月29日、新たに立ち上げられた「高岡蒼甫 本人ブログ」の中で「事実に基づく真相」というエントリーで、一連の経緯について語った。

「この際だから始めて話します。パッチギを撮り終えた暫く後に自分は自殺を図った。その後半年間仕事を休む」

という出だしで始まる文章は、マスコミとの確執に触れながら、うつ病やパニック障害と闘ってきた自身の歴史を振り返ったもの。「精神病院に通い睡眠薬、精神安定剤の服用から顔もパンパンに膨れ上がりそのまま復帰作の撮影に挑んだ」「死にたい気持ちに駆られたが同じ過ちを繰り返してはいけないと思い何度も必死で踏ん張った」など衝撃の告白を繰り返した。

そのような日々を乗り越えて前向きにいたところに、3月11日の東日本大震災が起こり、その報道に接したとき、これまで抱えていたマスコミへの不審・不満が爆発したようだ。

「放射能の事から目を背けさせたり、都合の悪い事は報道規制をかける。結局この人達のやってる事は相変わらずだった。国民に伝わらない情報が多すぎたり、的外れな外国のドラマ、朝のニュースでは偏った報道。この国を心底疑った。その流れでの今回の発言」

と、騒動の発端となった発言への経緯を説明。

「決して自分は韓国に対する批判はしてはいない。日本を引っ張っていってる人間たちに対する抗議の意味だと理解をして欲しいです。このままじゃこの国はダメになる」と締めくくった。30日12時の時点でブログへのコメント数は1万に達しようとしており、「貴方の味方は沢山います」「私も同じ気持ちです」など、高岡さんへの好意的な意見が目立っている。

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