24節気で4日は「立春」だ。天津市天文学家の趙之コウ理事によると、「立春」は24節気の最初の節で、一年の農業行事が始まる日だ。少しずつ気温が上昇し始め、春の気配が訪れるとされる。漢の時代、民間には五穀の豊作を祈る「春牛祭」の儀式を行う習慣があった。この儀式は粘土で農業のシンボルである牛を作り、立春の前日に「芒神(東方の神、春の神、草木の神)」に扮した体格の良い若者が、楊柳の枝を持って土の牛を打ち、大勢で歌を歌い、舞を踊り、春を迎えるというもので、全国に広まった。新華網が伝えた。 

 中国各地の一般市民は立春に「春酒」を飲み、「春餅」を食べる。北方の一部の地方ではこれは生の大根を食べて病気を防ぐ「咬春」という習慣がある。

 ※趙之コウのコウは王へんに行。