内容简介:

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日语语言部分介绍了日本语言的历史、特点等。
日本文学部分介绍了日本古典文学、近代文学和现代文学的发展。
日本文化部分介绍了日本茶道、歌舞伎和传统体育运动等特色文化。
日本料理部分介绍了寿司、日式牛肉火锅、纳豆等特色饮食及其特点。我要买>>

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内容试读:

第二章  日本語の性格

話し手側の視点から見る

「あ、もう時間だ!」をどう説明する?

日常何気なく使っている言葉というものを文法規則で解釈しようとすると、なかなか思うようにいかない。例えば、朝出かけようとして、時計を見て「あ、もう時間だ!」と叫ぶことがある。この「もう時間だ!」は文の構成から見て、どのように説明したらよいのだろうか。

主語ごは何か?「あ、もう(今は)時間だ!」と解釈したら、「今」が「時間」ということになって意味をなさない。かといって「何は……」に当たる言葉をあれこれと考えても、ぴったり当てはまる適当な言葉が見当たらない。

ここでいう「時間」は、「時間と空間」とか「時間が経つ」という抽象的な「時の流れ」を言うのではなく、あくまで当人にとっての「出発の時刻」を意味しているに過ぎない。これは、司会者が講師に「先生、お時間です」と告げて、講師が話の終わりに「ちょうど時間になりました」と述べる、あの「時間」の使い方と同じで、具体的な話の場面の中で、話し手にとって特別の意味を持った「時点」を指示する働きである。

面白いことに、これらの文が、いずれも特定の主語を想定することの難しい「無主語文」であることだ。これは話し手がその時、心に感じた、ただそれだけの事柄として、「あ、時間だ」と端的に述べた文だからである。

そのために、使用語彙も談話の場面と連動して、はなはだ具体的で個別的な意味となり、決して辞書にあるような抽象的概念の意味ではない。私たちが使う日本語、特に話し言葉には、その折々に心に感じ、目に映った事柄を「外の世界に対する私側の視点」で表す言い方が極めて多い。

「鍵が掛かっている!」「雨が降ったら涼しくなった。」「合格できてうれしい!」と、臨場感に溢れる表現が出来るのも、具体的な事象として解説する態度ではなく、その事象から受ける自己側の主観として把握する表現姿勢ゆえである。「鍵が掛かっている」という現象文による表現、「涼しくなった」と自己側の確認的態度を表す「た」の使用、「うれしい」と感情形容詞を用いて素直に自己の心を表明し、決して「合格を喜ぶ」というような動詞による第三者側の状態として事を解説的に示す態度はとらない。

以上の例からも分かるように、日本語は、話し手が自己を取り巻く周囲の対象や場面に対峙して、そこから受ける状況として文を作り、言葉の意義を定めていく性格が極めて強い。外の世界を受け止める「話し手側の視点」を中心とした発想と言い換えてもよい。

従って、日本語の表現や文法・語彙・意味の特徴を考える時には、この点を心に入れて観察していく必要があるし、文法は文法、意味は意味として切り離して考えず、表現も文法も語彙も意味も、互いに関係し合う「同じ幹から生まれた枝」として一緒に眺めていく態度に徹することが肝要なのである。

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注釈

1.あくまで
副詞。「どこまでも、徹底的に、完全に、十分に」という意味。強めて言う時には、「あくまでも」の形で使う。

☆ ……あくまで当人にとっての「出の時刻」を意味しているに過ぎない。
○ あくまでこれは一つの案です。  
○ 空はあくまでも澄み切っていた。

2.縄張り
名詞。「縄を張って境を示すこと」から「勢力の及ぶ範囲」という意味。

☆「己中心の縄張り意識」
○ 縄張り根性を捨てて広い心を持て。

3.~抜ぬき
接尾辞的な用法。「除き去ること」、「省くこと」を表す。
☆ 「外の人間」として他人扱いし、敬語を積極的に使用するか、それとも「内々の人間」と見なして敬語抜きの親しみある言葉で済ますか。

○ 理屈抜きに面白い       
○ 朝めし抜き

4.~づらい
接尾辞。動詞の連用形について、「そうするのがやりにくい、難しい」という意味。
☆ 「日本人は何を考えているのか分かりづらい」と感じたりするのも、このことと関係があるのかもしれない。
○ 見づらい           
○ 聞きづらい

5.~羽目になる
連語。「追い込こまれて、苦しい立場になる」ことを表す。

☆ いかにも成り行きで引っ越さねばならない羽目になったかのような言い方をする。
○ 一人で後始末をする羽目になった。

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