長編小説を読むのが好きで、自分も書いてみたい!と思っている方もおられるでしょう。

100枚、200枚・・・あるいは300枚以上の小説を書いていくには、こつこつと書き続ける根気と必ず完成させるという固い決意、そして、きちんとした小説のテーマが重要になってきます。

長編小説を書く時のポイントをご紹介します。

★ ポイント1: 登場人物の関係図を作っておく

小説を書くには、書く前の準備が大事です。きちんと準備しておけば、あとは小説を書くだけです。書くのは簡単で、書く前の準備段階が一番大事だったりします。

まず、小説のテーマを決めたら、その小説に出てくる登場人物の関係図を作ってみましょう。そして、登場人物それぞれに、性格や背景などの肉付けをしていきます。

この作業は小説にとって意味のない登場人物を登場させないためにもとても大事です。

ポイント2: 小説全体の流れをきちんと考えてから書き始める

行き当たりばったりの小説になって途中で収拾がつかなくなるのを防ぐために、まずテーマをきちんと決めておきましょう。

そして小説の始まりから終わりまで、どのように物語が進んでいくかを決めておきます。

長編小説は大きな川の流れのような物です。流れがぶつぶつと途切れることなくスムーズに流れていくためには、それぞれのエピソードがうまくつながっていく事が重要です。

書きたいエピソードを並べてみて、それらをどのような順番で書いていくか、最初にきちんと決めてから書き始めましょう。

ポイント3: 推敲を重ねる

長編小説は最後までちゃんと書き上げる事を念頭にラストシーンまで駆け抜けてみましょう。

完結させてしまえば、あとは何回でも書き直す事が出来ます。これを推敲といいます。

推敲によって誤字脱字を直したり、おかしな文章を直したり、矛盾のある箇所を直したりする事が出来ます。

推敲は重ねれば重ねるほど小説が磨かれ、良くなっていくので、きちんとしましょう。

おわりに

長編小説を書いてみるとわかりますが、書いているうちに登場人物たちが勝手に思わぬ行動を取り始めたりして、当初思い描いていたのと違った方向に物語が運ばれていったりします。

しかし慌てる事はありません。大事なテーマさえしっかり守られていれば、物語は成立します。

長編小説に是非挑戦してみて下さい。

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