日本の慣用句

日本語には、いろいろな諺や慣用句(イディオム)がありますが、目や耳や頭などの体の一部分を使った表現がたくさんあります。
「頭が古い」という表現は、「考え方が古い」という意味です。「頭が痛い」という表現は、本当に頭が痛い時にも使いますが、困った問題がある時にも使います。例えば、「子どもがあまり勉強しないので、頭が痛い」などと使います。
「耳が痛い」という表現は、誰かが指摘した一般的な問題点が、自分にもあると思った時に使う表現です。例えば、「きのう、テレビで、最近の若い人は漢字をあまりしらないと言っていたが、私も耳が痛かった」などと使います。
「鼻が高い」という表現は、何かを自慢する時に使う表現です。例えば、「私は、甥がオリンピック選手になって、鼻が高い」などと使います。
「口が重い」という表現は、「あまり話さない」という意味です。例えば、「総理大臣は、経済問題についてはよく話したが、外交問題については口が重かった」などと使います。
「口が軽い」という表現もあります。「口が軽い人」は、「言ってはいけないことを言ってしまう人」です。反対の意味の表現は、「口がかたい」です。「口がかたい人」は、「言ってはいけないことは、絶対に言わない人」です。
ほかに、手や足を使った表現もたくさんあります。

注釈:
表現(ひょうげん)「名・他サ」表达,表现
自慢(じまん)「名・他サ」自夸,自大,傲慢
甥(おい)「名」外甥
選手(せんしゅ)「名」运动员,选手
 
問題:
自分の短所を指摘された場合に使われることわざは次のどれですか。
1、頭が痛い。
2、頭が古い
3、耳が痛い
4、鼻が高い
 
どのような人に自分の秘密を言わないほうがいいですか。
1、口が重い人
2、口が軽い人
3、口がかたい人
4、口がうまい人
 
答案:32

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