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今年は近年稀に見るスギ花粉の“大量飛散年”といわれている。環境省によると、前年と比べて花粉飛散量は全国的に多く、一部地域では昨年の10倍以上だとか。すでに花粉症になっている人がつらいのはもちろん、新たな発症者が急増する恐れも…。

据说今年是近来罕见的柳杉花粉“大量飞散年”。根据环境省的说法,与上一年相比,花粉飞散量全国都居多,部分地区甚至会达到去年的10倍以上。已经有花粉症的人无疑会很难受,恐怕还会有新发病患者激增……

「昨年の記録的な猛暑で、スギ花粉を生産する雄花が急増したことが原因です。2月の中旬あたりからが発散の本番と予想されているので、今からしっかり準備をしておくことが重要です。」そう語るのは、千葉大学大学院医学研究院・耳鼻咽喉科の岡本美孝教授。さらに今季の花粉を乗り切る対策をうかがいました。

“这是由于去年创纪录的酷暑导致产生柳杉花粉的雄花激增,据推测2月中旬开始将正式进入飞散巅峰期,现在开始做好万全准备很重要。”千叶大学研究生院医学研究院•耳鼻喉科的冈本美孝教授如此说道。我进一步咨询了度过今年花粉期的对策。

「薬物療法で一般的に使われているのは、くしゃみ鼻水に効く『抗ヒスタミン薬』で、年々進化しています。最新のものでは、多くの患者さんが悩んできた“眠気”“口の渇き”などの副作用が減り、即効性のある薬が登場しています。」花粉治療の重要なポイントとして、「花粉の少ない時期に、少しでも症状が出ていたら、診察を受けることをお勧めします」と教授。では、症状がひどい人にはどのような治療が良いんですか?

“在药物疗法方面,广为使用的是治打喷嚏流鼻涕的‘抗组织胺药’,这药每年都在进化。最近上市的新药有减轻困扰众多患者的‘犯困’‘口渴’等副作用的速效药”。教授表示,作为治疗花粉症的重要一环,“建议在花粉还不多的时候,只要有一点症状就要去问诊”。那么,重症患者需要采取什么治疗呢?

「抗ヒスタミン剤に加えて、最近は鼻に噴霧するタイプのステロイド剤を処方するケースがあります。従来の注射や内服用のものと比較して、鼻づまりや鼻水、くしゃみなどに強い効果を発揮し、副作用も少ないので、診察を受ける際に尋ねてみてはいかがでしょうか。」

“除了服用抗组织胺剂,最近还有鼻孔喷雾型的类固醇处方。与历来的注射和内服药相比,在对付鼻子不通、流鼻涕和打喷嚏等方面效果明显,副作用也较小,可以在看诊时咨询医生。”

また、治療とともに大切なのが、日常生活におけるケア。最近の花粉対策グッズは、手軽で機能的なものが続々と出ている。鼻のまわりに塗るだけで、イオンの力で花粉の進入を防いでくれるジェルや、花粉が付着しにくい繊維を使用した「花粉付着抑制コート」なども、今年は注目されているとか。

除了治疗,日常生活当中的护理也很重要。最近不断有简便有效的对付花粉症的商品上市。比如只需搽在鼻子周围,即可通过离子作用防止花粉入内的凝胶体,还有使用花粉难以附着的纤维的“防花粉附着外套”等,据说今年大受关注。

「当然ですが、少しでも体内に入る花粉を減らすことが重要です。」病院での治療はもちろん、セルフケアも怠らず、迫り来る花粉に打ち勝ちたいですね。

“当然啦,不管是多是少,能减少进入体内的花粉很重要。”医院的治疗以外,自我防护也不能忘,真想打赢这来势汹汹的花粉呢。