皇族数の減少が進み、安定的な皇位継承策が「喫緊の課題」となって久しい。愛子さまの“お相手”に旧宮家の青年が浮上したことは本誌(「週刊新潮」)でも報じたが、「策」の行方によらず“眞子さんの二の舞い”は避けねばならない。そんな中、あの一門の御曹司も取り沙汰されて……。

随着日本皇室人数的不断减少,稳定的皇位继承对策早已成为一大“要紧课题”。日本杂志《周刊新潮》曾报道过爱子公主的“恋爱对象”是旧宫家男性的新闻,但无论“继承对策”走向如何,都必须避免“重蹈真子的覆辙”。而在这过程当中,某旧宫家的小少爷也开始被大家议论纷纷......。

愛子さまは現在、学習院大学文学部日本語日本文学科にご在籍。早いもので、新年度には最終学年を迎えられることとなる。

目前,爱子公主正就读学习院大学文学部日本语日本文学科。很快,新学期她就将迎来最后一个学年。

「2020年4月に入学されたものの、コロナ禍で初登校はその年の10月までずれ込んでしまいました」

“爱子公主2020年4月入学,受疫情影响,直到20年10月她才第一次来到学校”。

とは、宮内庁担当記者。

某宫内厅负责记者这样说道。

「新入生向けガイダンスに出席された愛子さまは『先生方や学生の皆さんにお会いできることをうれしく思います』と述べられていました。が、その後もご通学はかなわず、21年4月、1年遅れの入学式もオンラインでのご参加となったのです」

“参加了新生欢迎会的爱子公主发言称‘很开心能够见到各位老师和同学’。然而在那之后,爱子公主也没能正常上学。直到2021年4月,爱子公主才在线上参加了迟到一年的开学典礼”。

昨年12月には、卒業論文の説明会などとあわせて初めて対面授業を受けられたのだが、本格的な通学の見通しは立たずじまいだった。

去年12月,爱子公主才开始参加毕业论文说明会等一系列线下授课,但正式上课的安排还未妥当。

「宮内庁は先月下旬、大学側とご通学を調整していくと明かしました。これに先立ち、天皇陛下も『キャンパスに足を運べるようになり、これまで以上に広い経験を積んでくれれば』と、大学生活に期待を寄せられていたのです」(同)

“上个月下旬,宫内厅与校方协调了上学事宜。此前天皇陛下也对爱子公主的大学生活寄予了厚望,他说:‘希望(爱子公主)能够走进校园,积累比以往更广泛的经验。’”

“新たなご縁”

“新的缘分”

遅ればせながら本格的なキャンパスライフが始まる愛子さまは、喜びもひとしおであられるに違いない。と同時に、もう一つ胸を躍らせるようなお話が進みつつあるのだ。

虽然迟迟未来,但能够开始真正校园生活的爱子公主,一定会格外高兴。与此同时,另一个令人兴奋的事情也在发展中。

本誌は3月16日号で、愛子さまと“新たなご縁”が始まったお相手として、1947年に皇籍離脱した11宮家の一つ「賀陽家」の末裔である男系男子の兄弟を紹介した。現在の当主は、天皇陛下と学習院初等科以来のご学友で、紀宮さまの“お相手候補”にも挙げられたことのある賀陽正憲氏(63)。こちらの家庭には27歳と25歳になる子息がおり、正憲氏が陛下にお会いする際に同席するなどし、愛子さまとの交流も深まっていったのだという。

《周刊新潮》3月16号杂志当中曾报道爱子公主与一名男性开启一段“新缘分”的新闻,并介绍该男性为1947年脱离皇室的11宫家之一“贺阳家”的男性后代。贺阳家现任家主是天皇陛下学习院初等科以来的校友,曾被列为纪宫公主“丈夫候选人”的贺阳正宪(63岁)。贺阳家有两个儿子,一位27岁,一位25岁,他们会在正宪参见陛下时与父亲同行,借机与爱子公主加深了交流。

(年轻时的贺阳正宪)

さる皇室ジャーナリストが言う。

某皇室记者说。

「旧11宮家のうち、独身の若い男系男子を擁するのは賀陽家、久邇家、東久邇家、竹田家の4家で、あわせて10人前後とみられます。中でも、愛子さまと年齢的にも釣り合いそうな年代のご子息が2人もいるのは賀陽家だけ。おまけに賀陽家の男子は、現在の皇室に最も近いのです」

“旧11宫家当中,贺阳家、久迩家、东久迩家、竹田家四家有单身男子,共10人左右。其中,只有贺阳家有两位与爱子公主年龄相仿的儿子。因此,贺阳家的男子目前是与皇室最为亲近的”。

特例法で対処すれば養子縁組は可能

若按特例法行事可认养子

47年当時の「皇位継承順位系図」が、その事実を如実に物語っている。賀陽宮家の当主だった賀陽恆憲氏(78年に死去)から連なる男子には、系図の中で最上位の順位がつけられている。

1947年的“皇位继承顺位图”中如实说明了一个事实。贺阳宫家前家主贺阳宫恒宪王(1978年离世)一族的男子在顺位图中位置是最靠前的。

皇籍離脱の時点で賀陽宮恆憲王の順位は8番目だったが、7番目の山階宮武彦王に男子がなく、賀陽宮家の6人の男子に次の順位が割り振られていった。現在の系図に当てはめても、賀陽家の男子の皇位継承順位は最上位となるわけである。

在脱离皇室时,贺阳宫恒宪王的顺位在第八位,但因第七位山阶宫武彦王家没有男丁,贺阳宫家的6名男子就顺利排到了下一顺位。即使在现在的顺位图中,贺阳家男子继承皇位的顺序也是最高的。

さきの有識者会議では、「女性皇族が結婚後も皇室に残る」「旧皇族の男系男子が養子として皇籍復帰する」の2案がまとめられた。現行の皇室典範では皇室が養子を迎えることが禁じられているとはいえ、特例法などで対処すれば養子縁組は可能。何より愛子さまのご意思が最重要であるのは言うまでもないが、有識者会議でヒアリングを受けた麗澤大学の八木秀次教授は、

此前专家会议中提出了“女性皇族结婚后依旧保留皇室身份”和“旧皇室男子以养子身份恢复皇室身份”两大方案。虽然现行皇室典范禁止皇室认养子,但若依特例法则有可能实现。当然,最重要的还是要看爱子公主的意愿,但旁听过专家会议的丽泽大学教授八木秀次表示:

「天皇家のご息女が他の宮家に嫁いだケースは多くあります。明治天皇は4人の内親王を東久邇宮、朝香宮、北白川宮、竹田宮に嫁がせ、また昭和天皇も成子内親王を東久邇宮に嫁がせました。前例に照らせば、愛子内親王が、皇族に復帰した賀陽家のご子息と婚姻なさっても全く問題はありません」

“天皇家的皇女嫁到其他宫家的情况很多见。明治天皇的四位内亲王就分别嫁到了东久迩宫、朝香宫、北白川宫和竹田宫,昭和天皇的成子内亲王也嫁到了东久迩宫。若照前例,爱子内亲王与恢复皇室身份的贺阳家公子结婚也是完全没有问题的”。

(成子内亲王与东久迩宫盛厚王结婚)

注目を集める31歳のイケメン

备受关注的31岁帅哥

旧宮家を中心とした愛子さまの“お婿リスト”においては、先述したように賀陽家が一歩抜きんでているといえよう。一方で先ごろ、こんな報道があった。

如前所述,在爱子公主以旧宫家族为主的“驸马名单”中,贺阳家族更胜一筹。然而,此前也曾出现过下面这样的报道。

〈愛子さまお婿様候補に急浮上! 村上天皇末裔 東大卒のイケメン華道王子〉(「女性自身」4月4日号)

“空降爱子公主驸马候补!村上天皇后代 东大帅哥花道王子”(《女性自身》4月4日号刊)

この「華道王子」とは、華道家元・池坊専永氏(89)の孫にあたり、写真家でもある池坊専宗氏。記事によれば、旧華族の親睦団体「霞会館」関係者の間で、内親王のお相手探しが進む中、注目を集めているのが31歳の専宗氏だという。

文中“花道王子”指的是华道家元四十五世池坊专永(89岁)的孙子,摄影师池坊专宗。文章中写道,皇室也在旧华族的亲睦俱乐部“霞会馆”相关人员中,为爱子内亲王选驸马,而其中受到皇室关注的就是31岁的专宗。

「専宗氏の祖母は、衆院議員を5期務めた元文部科学副大臣の池坊保子氏(80)です。保子氏は元子爵・梅渓(うめたに)通虎の三女で、母親が香淳皇后のいとこにあたる家柄。」(前出ジャーナリスト)

“专宗的祖母是池坊保子,池坊保子曾担任第5届众议院议员,也曾担任文部科学省副大臣。保子是原子爵梅溪通虎的三女儿,母亲是香淳皇后的表妹”。(上文记者)

保子氏は、63年に45代目家元の専永氏と結婚。2女をもうけている。

1963年,保子与华道家元四十五世池坊专永结婚,育有两女。

「長女の由紀氏は大蔵官僚と結婚し、15年には次期家元として4代目池坊専好を襲名。女性の家元は500年を超える池坊の歴史で初めてとなります。今回、名が挙がっている専宗氏は、この家のご子息です」(同)

“长女由纪与财政部官僚结婚,15年袭名第四代池坊专好,成为下任家元。这是池坊家500多年历史中的第一位女性掌门人。而本次受到大家关注的专宗就是她的儿子”。(同上)

保子氏に尋ねると……

记者询问保子后......

専宗氏は学習院出身ではないものの、慶應大理工学部に入学後、東大に入り直して法学部を卒業した経歴を持つ。

专宗虽不是学习院毕业,但他是在考入庆应大学理工学部之后转学到东大,最后毕业于东大法学部的。

孫が「お婿さん候補」に擬せられた保子氏に尋ねると、「あ、あ、私、ちょっとお答えできませんので……」と言いました。

对于孙子是“驸马候补”这一报道,记者询问了保子,她表示:“啊,对此我无可奉告......”。

先のジャーナリストは、

上文记者表示:

「愛子さまはまだ21歳。お相手探しなど本来ならばいささか気の早いお話かもしれませんが、これには“特殊事情”があります」

“现在爱子公主也才21岁。选驸马这件事对她来说原本有些为时尚早,但由于‘特殊原因’不得不早早开始”。

としながら続けて、

他继续说:

「他ならぬ小室問題です。お子様方の自主性を重んじられる秋篠宮家にあって、眞子さんは終始、自由恋愛を貫いたわけですが、結果として皇室がどれだけダメージを被ったことでしょうか。内親王が儀式を経ずに皇籍を離れるという『類例を見ない結婚』は、二度と繰り返すわけにはいきません。その轍(てつ)を踏まぬように、宮内庁はじめ周囲がプリンス候補をリストアップするなど神経を尖らせるのは当然で、となればお相手の家柄がおのずと限られてくるのも道理です」

“不是别的,就是小室问题。由于秋筱宫家一直注重孩子的自由发展,所以对真子一直秉承着自由恋爱的原则,结果让皇室遭受了重大打击。这场没有举行内亲王相关仪式便草草脱离皇室的‘异类婚姻’绝不能再次发生。为了不重蹈覆辙,以宫内厅为首的相关人员自然会急迫地列出候选名单,如此一来,限制对方的家世也是情理之中”。

前出の八木教授も、こう指摘するのだ。

上文八木教授也指出了一点。

国家の“威厳的部分”と“機能的部分”

国家“尊严的部分”和“效率的部分”

「英国の評論家ウォルター・バジョットが『イギリス憲政論』で語ったように、国家には“威厳的部分”と“機能的部分”が存在し、前者は王室や皇室、後者は政府が担う形で運営されています。彼は、君主制には“演劇的部分”があるとも言いましたが、国民は皇室にロマンチックなものを求めこそすれ、決して“俗世間的な干からびた風景”を見たいとは思っていません」

“英国评论家沃尔特·白芝浩在《英国宪法》中写道,国家有‘尊严的部分’和‘效率的部分’,前者由王室或皇室负责,后者由政府负责。虽然他说君主制国家下还有‘戏剧的部分’,但国民虽然对皇室的浪漫故事有兴趣,但绝对不会想看这种‘世俗常见的干瘪无趣的故事’。”

ところが小室問題は、

然而小室问题

「単なる結婚トラブルにとどまらず“皇族も我々と変わらないじゃないか”という思いを広めてしまったといえます。“威厳的部分”に大きな傷が残ってしまったのではないでしょうか。やはり内親王のお相手は“演劇的部分”も理解した上でお支えできる人でなければ務まらないのだと思います」(同)

“不仅仅是单纯的婚姻问题,它容易让国民心中产生‘皇室或许和我们没有什么区别’的想法。如此一来国家‘尊严的部分’就会备受打击。所以,内亲王的配偶必须是在理解国家‘戏剧的部分’的基础上还能够支持她的人才可以”。(同上)

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