取り沙汰される賀陽家の皇籍復帰

贺阳旧宫恢复皇籍遭议论

政府の有識者会議がまとめた安定的な皇位継承策が、国会に提示されたのは昨年1月。が、「喫緊の課題」であるにもかかわらず、今に至るまで議論は遅々として進んでいない。そんな折、愛子さまに“新たなご縁”が……と周囲が見る人物として浮上したのは――。

日本政府专家会议为稳定皇位继承制定的方案于去年1月提交给了国会。然而,虽然这是一个“迫在眉睫需要解决的问题”,但至今迟迟难下定论。就在这时,爱子公主似乎有了“新的缘分”......有这样一号人物出现在了大众视野——。

愛子さまが旧宮家の男性とお会いになっていると週刊誌が報道しました。

有周刊杂志报道,爱子公主经常与某旧宫家男性见面。

もし将来、愛子さまが旧宮家の男系男子とご結婚され、男子の御子が誕生すれば、この御子は皇統をつなぐ男系男子となります。しかし、現行の皇室典範の規定では、愛子さまはご結婚後、皇族から離脱され、一般人になられます。そのため、実際には、その御子も皇族としては扱われず、皇位継承権を持つことができません。

假如爱子公主未来和旧宫家男性结婚,诞下儿子,那这个孩子就是未来维系皇统的男性。然而,现行皇室典范规定爱子公主在结婚后要脱离皇籍,成为普通人。所以实际上,即使她生了孩子也不能成为皇族,更没有皇位继承权。

そこで、愛子さまがご結婚後も、皇族のまま留まることができるように検討がなされています。あらためて振り返ると、有識者会議は一昨年末に「女性皇族が結婚後も皇室に残る」「旧皇族の男系男子が養子として皇籍復帰する」との2案をまとめ、年明けには国会へと報告していた。それから1年余りが経ったが、女性・女系天皇に関する議論を巡って各党間で大きな相違がみられることもあり、棚ざらしになっている格好だ。

因此,为了爱子公主能在婚后继续保留皇族身份,专家开始进行商讨。回顾前年年末的专家会议,他们总结了“女性皇族婚后依旧留在皇室”和“旧皇族男性作为养子恢复皇籍”两大稳定皇位继承的方案,于翌年年初提交给了国会。在那之后过了一年多,各党派间关于女系天皇的讨论出现巨大分歧,以至于现在只能暂时搁置不谈。

旧宮家の男系男子と皇族が養子縁組すると・・・

若旧宫家男性成为皇族养子......

(1)案はいわゆる女性宮家の創設を想定しており、法制化されれば、愛子さまはご結婚後も皇室に留まることができるようになります。

方案(1)就是所谓的创设女系宫家,若能立法,爱子公主婚后便可以继续留在皇室。

ただし、この案について、報告書に「女性皇族の配偶者や子は皇族の身分を保持しない」旨が記されています。つまり、愛子さまのご結婚相手が旧宮家の男系男子でも、一般人のままで皇族にはなれず、お生まれなった御子も皇族にはなれないとされているのです。

但报告书中针对该案也注明“女性皇族配偶和孩子没有皇族身份”。也就是说,即便爱子公主与旧宫家男性结婚,对方也只能是个普通人,无法恢复皇族身份,生下的孩子无法成为皇族。

この問題は(2)案を組み合わせることによって、一定のレベルで解決されます。(2)案の規定に基づいて、ご結婚相手の男系男子が、今ある宮家と養子縁組して、皇族の身分を取得していれば、皇族同士の結婚となり、夫婦揃って皇族となります。

不过,这一问题如果和方案(2)组合来看的话,就能解决一部分。基于方案(2),爱子公主的结婚对象可以事先成为宫家的养子,获得皇族身份,这样一来,皇族之间结婚,夫妇都能保留皇族身份。

ただし、報告書には、「養子となって皇族となられた方は皇位継承資格を持たないこととすることが考えられます」とあります。たとえ、旧宮家の男系男子が皇族になったとしても、その方には、皇位継承権は与えられないと提起され、天皇になる可能性が排除されています。

不过,报告书中也写明“以养子身份成为皇族的人没有皇位继承资格”。即便旧宫家男性恢复皇族身份,他也没有皇位继承权,更没有可能成为天皇。

上の「皇籍復帰案」は、1947年に皇籍離脱した11宮家51人、すなわち旧皇族の末裔にあたる未婚の男系男子を、養子として皇室に迎え入れるという案だが、その臣籍降下した11宮家の中で、ひときわ注目を集めているのが1900年に創設された「賀陽(かや)家」(旧・賀陽宮家)である。現当主・賀陽正憲氏(63)は学習院初等科以来の天皇陛下のご学友で、かつては紀宮さま(黒田清子さん)のお相手として取り沙汰されたこともある人物だ。

1947年,日本有11宫家共51人脱离皇籍,“恢复皇籍方案”就是让这些旧皇族的未婚男性后代作为养子重新回到皇族当中。而在降为臣籍的11宫家当中,最让人关注的就是1900年创立的“贺阳家”(旧贺阳宫家)。贺阳家现代家主贺阳正宪(63岁)自学习院初等科以来就是天皇陛下的同窗,他曾因是纪宫内亲王(黑田清子)的恋人而被国民议论。

「将来もし愛子さまのお相手になるようなことがあっても……」

“如果将来能成为爱子公主的恋人......”

正憲氏は天皇陛下の学習院初等科以来のご学友として知られるが、「陛下と正憲氏という“お父上同士”にとどまらず、最近では“新たなご縁”が始まっているのです」(皇室ジャーナリスト)というのだ。

大家都知道正宪是天皇陛下学习院初等科以来的同窗,而“最近不仅是陛下和正宪这对“父辈”关系要好,似乎还有了‘新的缘分’。”(皇室记者)

「正憲氏には、現在27歳と25歳になるご子息がいます。ともに学習院高校を経て、お兄さんは早大政経学部、弟さんは同理工学部を卒業しました。これまで新年祝賀の折など、陛下にお目にかかる際に、お子さん方も連れて行ったことがあったのです」(同)

“正宪现在有两个儿子,一个27岁,一个25岁。两个儿子都读过学习院高校,哥哥从早稻田大学政经学部毕业,弟弟则是从早稻田大学理工学部毕业的。过去每次向天皇陛下恭祝新年时,他都会带着两个儿子一起去”。(同)

陛下だけでなく、時には雅子さまや愛子さまもご同席なさることがあり、

当时不仅只有天皇陛下在席,有时雅子皇后和爱子公主也会在场。

「そうした機会がきっかけで、賀陽家の兄弟は愛子さまとの交流が始まったと聞いています。とりわけ弟さんは愛子さまと4歳しか違わず、年代が近いこともあってことのほかお話が盛り上がり、最近も御所で面会していたというのです」(同)

“听说贺阳家两兄弟就会借着这个机会与爱子公主交流。尤其是弟弟,他与爱子公主仅差4岁,年龄相仿,所以话题也很多,最近二人也会在宫中见面”。(同)

兄弟と対面したことのある賀陽家の親族によれば、「ちょうど年も釣り合うので、将来もし愛子さまのお相手になるようなことがあっても恥ずかしくないのではと思います」

某位见过两兄弟的贺阳家亲族称:“他们年龄相仿,如果将来能成为爱子公主的恋人也不会觉得不好意思”。

「皇室に復帰する可能性があることを肝に銘じて過ごしてきた」

“每天都一直铭记自己有可能恢复皇室身份”

むろん「旧皇族男子の皇籍復帰」案とは、内親王である愛子さまや佳子さまとの婚姻によって成立するものではない。あくまで既存の宮家との養子縁組を指すのだが、それでも、一昨年の有識者会議でヒアリングを受けた麗澤大学の八木秀次教授が言うには、

当然,“恢复旧皇族男子皇籍”方案并不是通过内亲王爱子公主或佳子公主的婚姻才能成立。只是通过让旧宫家与现宫家结成养子关系来恢复他们的身份。即便如此,一位前年曾旁听过专家会议的丽泽大学教授八木秀次这样说道:

「もし旧宮家の方々が養子に入るとすれば、今上陛下との血筋の近しさから常陸宮家がふさわしいのではないかと思います。愛子内親王殿下と賀陽家のご令息とのご縁がよい方向に進んだ暁には、まずお子様のいらっしゃらない常陸宮家にご令息が養子入りし、その後にご成婚という流れが望ましい。となれば、愛子内親王殿下は妃殿下として皇室にお残りになることができ、男児が生まれれば天皇家直系の男系男子となる。『皇位継承』『皇族数確保』という二つの観点からも、この上なく理想的なのです」

“如果旧宫家男子以养子身份恢复皇籍,那么从与当今天皇陛下的血缘远近来看,我认为常陆宫家更为合适。眼看爱子内亲王殿下与贺阳家的儿子进展向好,应该先让贺阳家的儿子成为膝下无子的常陆宫家的养子,之后再与爱子公主结婚。如此一来,爱子内亲王殿下就能和妃殿下一样,婚后也能留在皇室,若能诞下男孩就能成为天皇家的直系男性。这从‘皇位继承’、‘确保皇族数量’两点来看都是非常理想的做法”。

もっとも、現行の皇室典範は、皇室が養子を迎えることを禁じている。が、八木教授は「皇室を安定的に維持するためには、特例法で一時的に養子を取れるようにすべき」と語る。

其实,在现行皇室典范当中是禁止皇族认养子的。但是,八木教授则认为“为了维持皇室的稳定,应该设立特例法案,暂时允许皇室认领养子”。

とはいえ、愛子さまのご意思に反して特定の家系と縁談を進めるようなことはあってはならないし、またそもそも賀陽家が「復帰」に難色を示せば、無理を通すわけにもいくまい。

话虽如此,但我们也不能违背爱子公主的意愿,让她与指定家族联姻,而且如果贺阳家对‘恢复皇籍’表示拒绝的话,我们也不能勉强。

ところが、宮内庁関係者によると、「政府は、すでに意思確認のため賀陽家とコンタクトを取っており、好感触を得ているといいます。正憲氏ご自身も『自分の家が皇室に復帰する可能性があることを肝に銘じて過ごしてきた』などと、周囲に漏らしているのです」

然而,据宫内厅相关人士透露:“政府已经与贺阳家联系,确认了对方的意愿,发展方向向好。正宪本人也经常向身边人坦言‘每天都一直铭记自己有可能恢复皇室身份’。”

結婚はあくまでも当人同士の問題というのは大原則だとしても、宮内庁や政府にはさまざまな心配や思惑があるのは間違いないところ。

结婚的大原则自然还是要当事人两情相悦,但宫内厅与政府无疑还是会有诸多担心与疑虑。

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