赤い飾り物といっても数あるが、中でも代表的なのが、「春聯」。赤い紙に縁起の良い対句を書いて、家や店舗などの入口に貼る紙のことで、両脇に貼る縦2枚にはそれぞれ7文字、横向けに貼る1枚には、4文字の熟語を書くのが一般的だ。

说起红色的装饰物那是不胜枚举,不过其中最具代表性的就属“春联”了。在红纸上写下吉利的对句,贴在家里或店铺的门口,两边两条纵贴,上面是七个字的对句,横贴的一张上一般会写上四字熟语。

さて、この春聯、もともとは「桃符」という名前で、その名の通り桃の木から作られた板だった。これは早くも紀元前は春秋戦国時代から見られる風習だったのだが、板から今のような紙に変化したのは、宋代のこと。しかし、名前はまだ「桃符」のままだった。

春联原来叫做“桃符”,正如名字那样,它是一块用桃木做成的板。关于桃符的风俗起源最早可追溯到春秋战国时期,而纸将板取而代之的是在宋代。不过名称还是保留原来的“桃符”。

春聯と名付けたのは、明の初代皇帝・朱元璋(しゅげんしょう)。書道に長けていた彼は、自ら書くのはもちろん、庶民たちに春節には春聯を張り出すよう、勅命まで出したというから驚きだ。さらに街を見て回ったところ、1軒だけ春聯を貼っていない店を見つけ、書いてもらう人が見つからなかったという事情を知ると、自らオリジナルの文句を書きつけたというエピソードまである。

为春联起名的是明朝开国皇帝朱元璋。擅长书法的他不仅自己写,还颁下圣旨令老百姓也在春节的时候贴春联。更有这样的轶事,据说朱元璋在街头巡游的时候,发现只有一家店铺没有贴春联,得知是因为找不到人写后,他即兴发挥为其写了一副原创对联。

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