9月16日、埼玉県富士見市立水谷東小学校で給食のカレーに塩素系漂白剤を入れたとして、同校の教諭・半澤彩奈容疑者(24)が威力業務妨害の容疑で逮捕された。「今年3月まで担当していたクラスの担任を外され、悔しかった」と話し、容疑を認めているという。警察は殺人未遂容疑も視野に入れて捜査を進めている。

日本埼玉县富士见市立水谷东小学教师半泽彩奈(24岁)嫌疑人在给学生的餐食咖喱中加入含氯漂白剂,9月16日因涉嫌威力业务妨害罪被捕。她承认“今年3月起无法担任一直以来的班级的班主任,很不甘心”,所以犯下罪行。警察以杀人未遂罪开始搜查。

半澤容疑者は2020年4月に同校に着任し、今年度で3年目。昨年度までの2年間は現6年生のクラスを担任し、今年4月からは3年生のクラスを担任していた。事件は半澤容疑者が昨年度まで担任していた6年生のクラスで起きた。

嫌疑人半泽于2020年4月到该校工作,今年已经是第三年。上年度起担任了两年六年级班级的班主任,今年4月开始担任三年级班级的班主任。而事件发生在半泽上年度担任的六年级班级中。

「給食の配膳時にこのクラスの生徒から『カレーがくさい』と教師に訴えがありました。学校側が教師らに確認作業を行なったところ、半澤容疑者だけが応じないなど不審な行動があった。そこで、学校側が半澤容疑者に聞き取りを行ったところ、『漂白剤を入れました』と混入を認めました。その後、警察が学校の中を調べると、普段使われていない教室で、ほぼ空の状態の漂白剤の容器が見つかったという。半澤容疑者は容疑を認めたうえ、『少量入れたら泡が立ち、においがして我に返った。全部入れて気づいてもらおうと思った』などと供述しています」(全国紙社会部記者)

“配餐的时候,该班的学生向老师抱怨‘咖喱太臭了’。校方让教师进行确认,但只有半泽嫌疑人没有回应,行动可疑。于是校方向半泽嫌疑人进行询问,她承认‘在餐食里加入了漂白剂’。之后,警方到校内调查,在平常很少使用的教室当中发现了几乎已经空了的漂白剂容器。半泽嫌疑人承认了罪行,供述称‘放入少量漂白剂之后开始起泡,有了味道才反应过来。所以想全部加进去之后让大家发现’。”(全国新闻社会部记者)

漂白剤入りのカレーを口にした生徒はいなかったが、一歩間違えれば大惨事になりかねない事態だった。学校は9月16日夜に臨時の保護者会を実施し、事件の経緯を説明。生徒へのケアに全力を尽くすことを明かしたが、困惑する生徒も少なくない。子供が同校の卒業生だという保護者はこう語る。

虽然没有学生吃了加入漂白剂的咖喱,但只要一步错就会发生无法挽救的惨剧。9月16日晚,学校开展了临时保护者协会,并对该事进行了说明。也表示校方将尽全力保护学生,但也有很多学生受到了惊吓。从这里毕业的孩子的家长这样说道:

「ニュースを聞いて子供は驚いています。半澤先生に担任してもらったことはないですが、子供が委員会とかで一緒だったので、よく名前を聞いていました。アニメ好きで、なかでも『鬼滅の刃』の冨岡義勇がお気に入りだったようで、授業中も冨岡がプリントされたTシャツを着ていました。クラスメイトとも一緒にキャッチボールをしたり、面白い先生という印象です。子供も懐いていました。

“很多孩子听了这个消息之后都很震惊。虽然不是半泽的班主任,但孩子们也经常会在委员会上遇到她,所以名字也很熟悉。这位老师很喜欢动画,尤其喜欢《鬼灭之刃》的富冈义勇,上课时还会穿着有富冈图案的T恤。也会和同学们一起玩抛接球,印象中是个很有趣的老师,孩子们也很喜欢她”。

子供とは昨年まで担任をしていた教え子から離れたくなかったのかな、なんて話しました。修学旅行の直前にこんな事件を起こしたのも、一緒に行きたかったからではないかと。結局、修学旅行は延期になっちゃいましたけど……」 

“孩子们猜测她是不是不想离开从去年起一直担任班主任的孩子们。在修学旅行前做出这种事可能也是因为想和他们一起去吧。虽然最后修学旅行也延期了......”

しかし、生徒の安全を守る存在であるはずの教諭の犯行に多くの保護者からは厳しい声が聞こえる。保護者会に参加したという低学年の子を持つ保護者は「(半澤容疑者は)以前もトラブルを起こしていたのになぜ対処しなかったのか」と強い口調で学校の体制を批判する。

不过,本该守护学生安全的教师犯下如此罪行的确也受到了很多家长的严厉指责。参加了保护者协会的低学年学生家长用十分强硬的语气批判了学校的体制,指出“(半泽嫌疑人)之前也发生过意外为什么当时没有好好处理”。

「今年の話ですが、半澤先生が生徒と鬼ごっこをしていたところ、鬼役の先生が生徒を捕まえる時に、突き飛ばしてケガをさせちゃったんですよ。その生徒は膝から脛まで結構なケガで、治ったあとも痣が残るくらいだったと聞いています。もちろんわざとではないとは思います。ただ、そんなケガをさせたのに、学校から事情を聞かれても『生徒が自分で勝手に転んだ』とか言って、接触事故だったことについては触れなかったんです。結局、ほかの生徒が見ていて“半澤先生が突き飛ばした”という証言が出てきてから認めたようです。

“今年发生了一件事,半泽老师在和学生们玩捉迷藏的时候,扮鬼的老师抓住学生时她突然跑出来让孩子受伤了。那个孩子从膝盖到小腿都伤的很严重,治疗之后还留下了疤痕。当然她也不是故意的。不过,让孩子受了这么大的伤,校方知道了之后还说‘是学生自己摔倒的’,一点没提这是件接触事故。最后还是其他学生看到了,说出‘半泽老师突然闯过来(才导致摔倒)’后校方才承认的”。

このトラブルは事件前から保護者の間では広く知られていました。そのため保護者のなかには彼女が担任を続けることへ心配の声もありました。生徒には人気があったので学校側も大目に見たのかもしれませんが、そうした声を無視した学校側の責任も重いと思います」

“这场意外家长们也都知道。所以有些家长也十分担心,不想让她再当班主任。但因为她深受学生们的喜欢,所以校方才既往不咎的,这么看来无视了这些担忧的校方在本次的事件当中也有很深刻的责任”。

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