大家知道吗?很多时候我们所用的口语表达方式在用法上没有什么错误,但也会出现小问题。重复说好多次,这好似是无心之举,其实在重复回应时会出现微妙的语感差异。这种语感差有时会缓和语气给人亲近感有时却又给人敷衍的感觉。今天一起来了解一下重叠表达语境的日语知识吧!

小孩子用“はいはい(是是)”去回应父母或老师的话时,总是会被这样批评:“ハイは1回でよろしい(回答一次就够了)!”。

重复表达有时可以缓和语气

いえいえ、そんなことありませんよ。

不不不,没这回事。

いえいえ、どういたしまして。

哪里哪里。

なんで「いえ、そんなことありませんよ」ではないのでしょう?「いえ、どういたしまして」ではないのでしょう?語感を考えると、確かに重ねたほうがリズムが良いです。それに、「いえ」1回だけだと、ちょっと突っぱねたような、毅然とした、冷たい感じになってしまいます。「いえいえ」にすると、それが少し和らいでくるような気もします。

为什么不说“いえ、そんなことありませんよ”?也不说“いえ、どういたしまして”呢?从语感角度考虑,重复回应听起来确实比较有节奏感。而且,“いえ”只说一遍的话,会给人有点严厉拒绝的感觉,听起来冰冷而坚决,若换成“いえいえ”, 总觉得语气多少会平和些。

「いえ、結構です」の後には「もう二度とこういうことするのはやめてください」が続きそうなのに対して、「いえいえ、結構でございますよ」の後には「どうぞご自由になさってください」が続きそうな、そんな感じです。

“いえ、結構です(不用了,够了)”给人感觉后面会接这样的话,即“もう二度とこういうことするのはやめてください(请不要再有下次了)”,相比之下,“いえいえ、結構でございますよ(不用不用)”则让人觉得后面会接“どうぞご自由になさってください(请您自便)”。

那些不好的使用例

ただ、全ての(あるいは多くの)この手の繰り返し表現が口調を整え印象を和らげるためかと言えば、決してそんなことはありません。冒頭に挙げた「はいはい」もそうです。この繰り返しは全く別のニュアンスをつけ加えます。「はい」だと素直な感じがするのに、「はいはい」にすると急に「うるせえなあ、言われなくても分かってるよ」風になるのが不思議だと思いませんか?「あ、はいはい」にするともっと舐めた、と言うか、小馬鹿にした語感が出てくるのが面白いと思いませんか?

不过,你要说这种重复表达都是(或者大部分时候是)为了将语调表现的平和而协调,那就错了。文章开头提到的“はいはい”便是如此,它被赋予了完全不同的语感。“はい”给人感觉温顺而听话, “はいはい”则冷不丁地流露出“烦死了,你不说我也知道”的感觉,很不可思议不是么?要是换做“あ、はいはい”,就更透露出轻蔑、或者说是瞧不起的语气了,大家不觉得很有意思么?

それ以外に私がよく耳にするのは、「なるほどなるほど」、「確かに確かに」、「全然全然」、「ほんとにほんとに(ほんまにほんまに)」。これらは特に電話での会話で聞きます。「なるほどなるほど」と「確かに確かに」は繰り返すことによって自分の共感を伝えようとしている感じでしょうか。で、「全然全然」と「ほんとにほんとに」は相手に反論(敵対)する気がないことを念押ししてる感じでしょうか。

除此之外,我还经常听到“なるほどなるほど(哦这样这样)”“確かに確かに(确实确实)”“全然全然(不会不会)”“ほんとにほんとに(ほんまにほんまに)(真的真的)”,这些回应在讲电话的时候尤其会出现。“なるほどなるほど”及“確かに確かに”是说话人想通过重复回应向对方表达自己和他有同感吧。而“全然全然”和“ほんとにほんとに”则应该是强调自己没有反驳对方(和对方作对)的意思。

ほかには「やだやだ」。ちょっと幼稚っぽい表現ですが、これは「嫌だ嫌だ」の転じたもの。ただし、「やだやだ」は強い拒否や拒絶を表すために早口で言い、「嫌だ嫌だ」は独り言で、呆れた感じや厭世観を伴ってゆっくり言うのが合っているように思います。

另外还有“やだやだ(讨厌讨厌啦)”,这种表达显得有些不成熟,由“嫌だ嫌だ”转变而来。只是,“やだやだ”给人感觉适合用较快语速说出口,以表示强烈的否决和抗拒,而“嫌だ嫌だ”则适合自言自语,说时语速缓慢,表情发愣,或伴有厌世情绪。

「まだ」と言わずに「まだまだ」と重ね、「よし」と言わずに「よしよし」とかぶせるのも基本的には強調でしょう。ここまで見てくると、重ねることの最も一般的な効果は強調だと言ってよいでしょう。そうなると、元に戻って「はいはい」が「はい」を単に強調したものではなく、「うるせえなあ」のニュアンスが加わってくるところが、一連の繰り返し表現の中では独特であることに改めて気がつきます。

用“まだまだ”代替“まだ(还、尚)”、“よしよし”代替“よし(好)”一般则是为了强调吧。看到现在,我们可以这么说,“重复表达”产生的最普遍的作用就是“强调”。那么回到开头的话题,我再次意识到,用“はいはい”代替“はい”并非单纯起强调作用,更是加上了“真啰嗦”的语气,这是以上一系列重复表达中比较独特的一种。

まとめ

さっきから何をあてどのない分析をしているのかと思われるかもしれませんが、単に単語を重ねるという単純な技が、単語と言い方と場面によってこれだけのバリエーションを展開する日本語というものが、あるいはことばというものが、なんか不思議で奥深いもんだなあと改めて思ったのでした。

可能有人会说你分析了这么久到底想表达什么,其实说到现在我再次觉得,光重复单词这么一个简单的事儿,就能因为单词本身、说话方式以及场合不同而产生如此多的变化,日语这东西、或者说语言这东西,真是深奥,让人觉得不可思议。

あんまり書いているとほんとに「はいはい」と言われそうなので、今回はこの辺でやめておきます。バイバイ。

说多了恐怕真的要被读者说“はいはい”了,今天就到这吧。拜拜。

大家觉得这部分日语知识对你的学习产生帮助了吗?如果你在表述内容的时候也出现了文中类似的情景,请大家注意,毕竟叠词还是得慎用。还想学习哪些知识内容,都可以来这里跟着专业的老师一起学习,或者在这里找到适合自己学习的课程。