安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検された無職・山上徹也容疑者(41)。次第に、事件直前の孤独な生活ぶりが見えてきた。

日本前首相安倍晋三枪击事件当中,无业嫌疑人山上彻也(41岁)因涉嫌杀人被送检。随之而来的,我们看到了事件发生前嫌疑人孤独的生活全貌。

警察の取り調べに、山上容疑者は「母親が宗教団体にのめりこんで破産した。家庭をめちゃくちゃにした団体を、安倍氏が国内に広めたと思って狙った」と語っているという。

面对警察的讯问,山上嫌疑人回答“母亲因沉迷宗教团体导致破产。我认为安倍一直在国内宣传这个破坏家庭的教会,所以才以他为目标的”。

実際に、山上容疑者の母親は宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一 教会)」へ総額1億円にのぼる献金をおこない、2002年に破産したと報道されている。

报道称,实际上山上嫌疑人的母亲为宗教团体“世界和平统一家庭联合会(旧统一教会)”捐款总额达到1亿日元,2002年因此而破产。

複雑な家庭環境で育った山上容疑者だが、実際の犯行に至るまで、どのような経緯があったのか。

在如此复杂的家庭环境中成长的山上,在实施犯罪前都经历了些什么呢?

「山上容疑者は『襲撃を決意したのは7月』と供述しています。2020年から工場の派遣社員として働いていましたが、今年2月から体調不良で休み、5月中旬には退職している。銃は2021年春頃から製造していたといいます。

据本人供述,山上嫌疑人“是在7月决定袭击安倍的”。2020年之前,他一直在一家工场做派遣员工,今年2月因身体原因开始休息,5月中旬离职。枪支是在2021年春季制造的。

山上容疑者には借金もあり、60万円の負債があったこともわかってきました。退職後は収入もなく、3万5000円ほどの1Kマンションの家賃や生活費、銃の製造費用などものしかかっていた。奈良県警は、経済的困窮が最後の引き金になった可能性もあると見ています。(政治部記者)

山上嫌疑人对外也有60万日元的欠款。离职后,他没有收入来源,除了3.5万日元左右的一居室房租,他还需要生活费、枪支制造费用等等。奈良县警认为,经济上的困难也有可能是他最后走向犯罪的导火索。

また、7月17日付の『読売新聞』によれば、犯行前、旧統一 教会の信者の子供問題についてブログで取り上げていた男性のもとに、手紙を送っていたという。

另外,据7月17日的《读卖新闻》报道,山上曾在犯罪前向在博客中提到旧统一教会教徒子女问题的男性寄信。

男性は山上容疑者と面識はなかったが、手紙には旧統一 教会への強い恨みと、家族の崩壊の様子が記されていた。「母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」とつづられていたという。

该男性并不认识山上,他收到的信中,表达了对旧统一教会强烈的憎恨以及自己的家庭破裂的过程。里面写道:“自母亲入教后花费了超过一亿日元,最终家庭破裂、破产......。我的十多岁童年时光就是在这种环境下长大的”。

安倍元首相についても、「本来の敵ではないのです」「最も影響力のある統一 教会シンパの一人に過ぎません」と言及。「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、 最早(もはや)それを考える余裕は私にはありません」と、殺害を示唆していた。手紙が男性の自宅に届いたのは、事件から5日後のことだった。犯行前に投函したとみられる。

对前首相安倍,他也称“他原本不是我的敌人”“他只不过是拥护统一教会的人中最有影响力的罢了”。此外,他还说“我已经无心去思考安倍的死会有怎样的政治意义或者结果”,暗示了他的杀人意图。该男性是在枪击事件发生的五天后在家中收到这封信的,可以看出嫌疑人是在作案前寄出的。

「山上容疑者は、子供の頃に父が亡くなり、その後母親が統一 教会に入信。一家破産に自宅売却と、苦しい生活を送っていたようです。

“山上嫌疑人幼年丧父,之后母亲加入统一教会,家庭破产后母亲卖掉房产,生活十分艰苦”。

報道によれば、山上容疑者の相談相手でもあった兄は、約7年前に死去し、葬儀では『どうして兄ちゃん死んだんや』と涙を流していたといいます。安倍元首相の銃撃事件は決して許されない蛮行ですが、山上容疑者が壮絶な半生を送ってきたことは事実でしょう」

“报道称,山上嫌疑人曾经有一个哥哥是他的倾诉对象,7年前离世。在葬礼上,山上哭着说‘哥哥怎么会死啊’。虽然枪杀前首相安倍是一件绝对不可原谅的事情,但山上嫌疑人的前半生的确是十分悲壮的”。

ネット上では、山上容疑者の半生を知り、「相談相手がいれば」といった声もあがっている。

了解到山上嫌疑人的前半生后,网络上的很多人感慨“要是他能有个倾诉对象的话可能就不至于如此”。

《山上がやったことは絶対許さんけどそれはそれとして家庭環境が可哀想すぎる 相談できる人がいればこうならなかったんだろうか…》

“虽然山上做的事情是不可原谅的,但他成长的家庭环境真的太可怜了。要是能有个倾诉对象的话可能就不至于如此......”

《相談相手もいなく、段々とね、コイツが深みに嵌って行った心境も分からなくもない気がする …》

“没有了倾诉对象,慢慢地就......这家伙深陷其中的心情也不是不能理解了......”

《山上容疑者がやった事は理解は出来ても肯定は出来るものではないけど同情する点が多過ぎるな…でもこういう時に手を差し伸べたり助けれる制度が公だと思うし、政治がするべき事》

“山上做的事情可以理解但无法认同,不过他值得同情的地方太多了......但这时候国家应该有伸出援手的援助制度,这才是政治该做的事情”

《父・兄の死と破綻した暮らし、相談できる人もいなかったんだろうな。複数な思いは増すばかりだ》

“父兄离世、过着分崩离析的生活,还没有可以倾诉的人。这些种种只会增加他的仇恨吧”

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