俳優の伊藤健太郎が17日、都内で行われた主演映画「冬薔薇（ふゆそうび）」（6月3日公開）の完成披露上映会に出席した。本作で2年ぶりに映画出演となる伊藤。舞台あいさつに登壇するのも久々となった。

17日，演员伊藤健太郎主演的电影《冬蔷薇》（6月3日上映）在东京都内举行完成公开上映会，伊藤本人到场出席。这是他时隔两年再次出演电影，也是久违的登台致词。

黒のスーツを着用して登場した伊藤。満席の客席から大きな拍手を浴びると瞳を潤ませ、天を仰いだ。伊藤は「こうしてこうやって立てていること、この景色が見られていることが非常にうれしい」と喜んだ。

伊藤身穿黑色西装登场。在满座观众的热烈掌声中，他眼眶湿润，抬头忍泪。伊藤高兴地说：“我非常高兴能够再次站在这里，看到这样的光景。”

司会者から「2年ぶりです」と聞かれると、「非常にうれしかった。感謝以外のなにものでもない。スクリーンに戻れるんだと分かったときはすごくうれしかった。あのタイミングで手を上げてくれた監督には感謝の思いでいっぱい」としみじみ。「緊張しているか」と声をかけられると、「ちょっと味わったことのない感覚。この景色が見たかったとずっと思って過ごしていた……」と言葉を詰まらせ下を向き、涙を流した。

当主持人问到“这次已经时隔两年了呢”时，他说：“真的非常高兴，现在心中只有感谢之情。当我知道我能重新回到大荧幕上的时候，真的非常高兴。非常感谢那时候能拉我一把的导演”。当被问到“你紧张吗？”的时候，他回答道“这是一种从未有过的感觉。这段日子我一直想要看到这样的景色......”说着他便哽咽着低下头，流下了眼泪。

本作は阪本順治監督が伊藤のために書き下ろした、オリジナル脚本でのストーリー。人間の業を切なく儚く描いている。伊藤は、専門学校にも通わず不良仲間とつるみ、友人から金をせびってはダラダラと生きる主人公・渡口淳を演じた。

本作是阪本顺治导演专门为伊藤创作的原创故事。故事描述了世人罪恶的揪心与虚幻无常。伊藤饰演的主人公渡口淳与连专门学校都不去的不良伙伴结伴，过着向朋友讨钱浑浑噩噩的生活。

クランクイン初日は「いろんな思いがありましたけど、正直言うとめちゃくちゃ怖かった。1年お休みしていたので怖い気持ち」と素直に明かしたが、「現場に入ったら温かい雰囲気の中で撮影ができて、余計な不安要素は初日で取り除かれた」とほほ笑み。あらためて「現場は大好きですね。キャストさんスタッフさん、みなさんと話す中で刺激をもらう」と語った。

伊藤坦言，开拍第一天“有各种各样的想法，不过，说实话真的非常可怕。因为中间休息了一年，所以心里只觉得害怕”。不过他笑着说：“进入片场后，我一直在很温馨的气氛中拍摄，所以这些不安的情绪在第一天就已经消除了”。最后他还说自己“最喜欢片场氛围了。在与合作演员和工作人员交流的过程当中，我备受鼓舞”。

最後にファンに向けて「映画復帰させていただいて、賛否あることは覚悟している。公開するにあたって怖い部分もある。でもあのとき、あのタイミングで自分にできる最大の力を出した。自信を持ってみなさんにお届けできる」と胸を張った。

最后他还对粉丝说“我知道这次借由电影回归，大家的评价一定是毁誉参半的，对此我也做好了准备。电影上映时我心里也会有害怕的部分。但那个时候我可以说我已经尽了自己最大的努力在拍摄，能够充满信心地给大家交一份答卷”。

舞台あいさつには淳の両親を演じた小林薫、余貴美子、メガホンをとった阪本監督も参加した。

同时登台的还有影片中饰演主人公渡口淳父母的小林薰和余贵美子，以及阪本导演。

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