内閣府の男女共同参画局が主宰する「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」が“炎上”している。火元はメンバーのトンデモ発表資料だ。

内阁府男女共同参画局主持的“关于百岁人生时代的结婚与家庭研究会”正引起众人批判,其源头在于成员荒诞的发布资料。

同研究会は結婚や家族の変化に関し、課題整理の名目で昨年5月から11回の会合を重ねてきた。報告書の取りまとめを目指す中、今月7日に開催した会合でのプレゼン資料がマズすぎた。発表したのは、成蹊大文学部現代社会学科の小林盾教授。専門は不平等・貧困だ。

自去年5月来,该研究组针对结婚和家庭变化以整理问题的名义召开了11次会议。今年7月召开的会议旨在汇总报告书,会议上发布的资料太荒诞了。这些资料的发布者是成蹊大学文学部现代社会学科小林盾教授,专业是不平等、贫困。

資料の中で小林教授は、容姿や収入、教育環境によって「恋愛格差」が生じていると指摘。データ分析の結果として〈男女ともハンサム・美人ほど恋愛経験豊か〉などと断定した。

资料中小林教授指出“恋爱差距”是容貌、收入、教育环境造成。根据数据分析结果,断定“无论男女都是帅哥美女恋爱经验丰富”等。

「男は80キロ女は60キロ超えたら、恋愛の資格なし」

“男性超过80kg、女性超过60kg的话,没有恋爱资格”

さらに、自身の著書執筆のために実施したキャバクラ嬢へのインタビューの内容を引用し、「男性は(体重が)80キロ、女性なら60キロ超えたら、もう恋愛の資格ないでしょ」と紹介。〈ハンデを是正し、『恋愛弱者』にもチャンスを平等化するために『恋愛支援』が必要かも〉と結論づけ、「恋愛格差」の解決案を提案したが、その中身も「なんだかなぁ」だ。たとえば、漫画やドラマで目にする「壁ドン・告白」を〈教育に組み込む〉というのである。

另外,该教授引入了因撰稿著作采访陪酒女郎的内容,介绍称“男性体重超过80kg、女性超过60kg,就没有恋爱资格”,得出结论“为破除障碍、为‘恋爱弱者’提供平等机会,必须要进行‘恋爱支持’”,提出了“恋爱差距”解决方案,内容“荒诞”。例如,将漫画、电视剧中的“壁咚、告白”纳入教育。

まるでルッキズムや偏見を助長しかねない内容を巡り、ネット上は大荒れ。〈居酒屋で会議してるの?〉〈学校教育で、壁ドン・プロポーズの練習とか地獄かよ〉などの批判が噴出した。家族問題評論家の池内ひろ美氏がこう言う。

简直是助长外貌偏见内容,在网上引起轩然大波。众多批判纷涌而至“是在居酒屋开会的吗?”“学校教育里如果有壁咚、告白的练习简直是地域”等。家庭问题评论家池内广美这样说道。

「そもそも『恋愛支援』自体、大きなお世話です。『疑似恋愛』の場であるキャバクラを調査対象にしたり、教育の場に『壁ドン』を組み込もうとしたり、統計調査や研究として適切であるのか、疑問を禁じ得ません。国の政策提案の場で発表するのはいかがなものか、と思います。報告書に盛り込まれる可能性があるわけですから。『壁ドン』を教育に組み込むのは、アダルトビデオを性教育の教材にすることと大差ありません」

“本来‘恋爱支持’这种事就是多管闲事。将‘伪恋爱’场所夜总会当做调查对象,在教育环境内引入‘壁咚’等,这些统计调查和研究真的合适吗,我们不禁产生这种疑问。作为国家政策提案发布不合适吧。如果有可能按照报告书那样实施,那将‘壁咚’纳入教育体系与把AV当做性教育教材没有什么区别。”

本務多忙を理由に取材拒否

以工作繁忙为由拒接采访

成蹊大広報を通じて小林教授に批判への受け止めやプレゼン資料の真意を尋ねたが、「本務多忙のため時間が取れず今回は(取材を)お断りせざるを得ない」とのことだった。内閣府にも同様の質問を投げかけると、「(プレゼン内容は)教授の個人的見解であり、政府の公式見解ではありません。恋愛は個人の自由に基づくもので、特定の価値観の押し付けはあってはならないと認識しています」(男女共同参画局推進課)と繰り返した。

我们通过成蹊大广报向小林教授询问他对批判的理解以及发布资料的本意,但对方说“由于太忙不得不拒绝此次采访”。内阁府也同样遭到质问,并反复强调“(发布内容)是教授的个人见解,并非政府官方意愿。恋爱应基于个人自由,不应该强加特定价值观。”(男女共同参画局推进科)

一体、どんな報告書になるのだろうか。

究竟报告书会变成什么样呢?

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