フィギュアスケートの羽生結弦が14日、北京市内で、記者会見形式の取材に応じた。自身が挑んだ4回転半(クワッドアクセル)について「最高のアクセル」と表現するなど、今の思いを明かした。

14日,花样滑冰选手羽生结弦在北京市内召开了记者见面会接受各国媒体采访。并坦言在比赛中尝试的四周半旋转(阿克塞尔四周跳)已经是“我最好的阿克塞尔跳”了。

冒頭で自ら挙手をして、金メダルを獲得したネーサン・チェン(米国)についてたたえた。「本当にすばらしい演技だったと思いますし、やっぱりオリンピックの金メダルって本当にすごいことなんです。僕もそのオリンピックの金メダルを目ざしてずっと頑張ってきましたし、そのためにたくさん努力をしたんだと思います。彼には4年前の悔しさがあって。それを克服した今があって、本当に素晴らしいことだと思っています」。会場についても尽力してくれた人に感謝を示し「本当に滑りやすくて、跳びやすくて、気持ちのいい会場で、気持ちのいいリンクでした。本当にこの場を借りて感謝したいと思います」と語った。

在见面会一开始,羽生自己举手恭喜美国选手陈巍获得男单金牌。他说:“我认为他的表演非常精彩,能够在奥运会上摘金是一件很厉害的事情。我自己也一直以奥运冠军为目标努力着,也付出了很多的努力。四年前,他因没能夺得金牌而十分不甘心,而正是因为他克服了这份不甘心,才有了今天这份荣耀,我觉是这是一件很棒的事。”之后还对为赛场尽心竭力的工作人员表达了感谢:“(北京的)冰面真的很好滑,跳起来也很轻松,是很舒适的冰场和赛场,借此机会我想向所有工作人员表达感谢”。

また、今回挑んだ4回転半について今後の挑戦については「どうなんでしょうね。まだ、自分の中でまとまってはないです」とした。その上で、「これを言うことが正しいのか分からない」とした上で、「前日の練習で足を痛めて、4回転半で思い切り…自分の中でも一番に(回転を)締めて、片足で降りにいってその時に捻挫しました。その捻挫の程度も思ったよりもひどくて。本来だったら、普通の試合だったら完全に棄権してただろうなと思いました」と振り返った。

在被问到本次挑战的四周半和今后是否会继续挑战时,羽生回答“会不会呢,我自己还没有想好”。之后他还回顾道:“我不知道该不该说这件事”,“赛前几天的练习中我的脚受了伤,拼一股劲跳了我心中的最好四周半,单脚落冰后扭到了脚。扭伤也比想象中要严重,原本要是普通的比赛的话就会选择弃权了”。

今も「ドクターの方からはもう10日は安静にしてねと言われている」という状態だと明かし、「当日の朝の公式練習、あまりにも痛かったので、どうしようかなって思ったんですけど。その後、注射を打ってもらって、6分間練習の直前に、10分前ぐらいですかね。注射を打ってもらって出場することを決めました」と内幕を明かした。

之后他还阐述了目前的身体状态:“医生也说我需要静养10天”,还公开了比赛内幕:“比赛当天早上的练习时脚也很痛,当时就担心这下怎么办。之后打了止痛药,是六分钟练习之前,也就是比赛十分钟之前吧。我决定打止痛药上场”。

ただ、その注射や、4回転サルコーを跳べなかったショートプログラムの悔しさなど、様々な思いがこみ上げてきたという。それが「うずまいた結果」として、「アドレナリンがすごく出て、自分の中でも最高のアクセルができたと思っています」と今回披露した4回転半のジャンプを表現した。

然而,打止痛药、短节目中没能跳出后内结环四周跳(4S)的遗憾,这些猛然涌上他的心头。“绝境重生的结果”,羽生在赛场上展现出了他的四周半跳跃,对此他说“比赛时肾上腺素飙升,跳出了我心中自认为最好的阿克塞尔跳”。

中国メディアからは「このオリンピックが最後か」との質問も出た。「ちょっと分からないです」と少し困ったように笑いながら「やっぱりオリンピックをやってみて、オリンピックって特別だなと思いましたし、何より、けがして、けがをしていても立ち上がって挑戦すべき舞台って、フィギュアスケートとしてはそんなところ、他にはないので、すごく幸せな気持ちになっていたので、また滑ってみたいなという気持ちはもちろんあります」と胸中を明かした。

接下来中国媒体问道“这会是您参加的最后一场奥运会吗?”。对此羽生有些犹豫地笑了笑,说“现在还不知道。参加奥运会才能让我体会到奥运会是十分特别的。最重要的是,这是一个即使受了伤还需要站起来继续挑战的舞台,对于花滑运动员而言,只有在奥运会赛场才会这样去做,所以这对我来说是非常幸福的,当然也有再滑滑看的想法”。

報道各社の求めに応じる形で記者会見形式での応対が設定された。会場には日本メディアのみならず多くの中国メディア関係者が殺到。周囲にはボランティアスタッフも入り待ちをするかのように集まる注目ぶりだった。

羽生结弦的这次记者见面会是应各国媒体采访要求而设立的一场见面会。会上不仅有日本媒体,还有很多中国媒体参加。周围还有很多志愿者工作人员待场,可见羽生结弦收到了很多人的关注。

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