吉高由里子饰女性解放运动家伊藤野枝:“我的使命是将它留在令和!”
作者:Paz译
来源:雅虎日本
2022-02-03 06:20
俳優の吉高由里子さんが、2022年3月下旬にNHK BS8Kなどで放送予定の特集ドラマ『風よ あらしよ』で、主演を務めることが発表された。大正時代の女性解放運動家、伊藤野枝を演じる。
特辑电视剧《风啊 暴风雨啊》将于2022年3月下旬在NHK的BS8K频道播出,由演员吉高由里子担任主演,饰演大正时期女性解放运动家伊藤野枝。
ドラマは、吉川英治文学賞を受賞した村山由佳さんの評伝小説が原作。向田邦子賞受賞の矢島弘一さんが脚本を担当する。
该剧改编自吉川英治文学奖获奖者村山由佳的评传小说,由向田邦子奖获奖者矢岛弘一担任编剧。
伊藤野枝のパートナーで思想家の大杉栄役を永山瑛太さんが務める。「元始、女性は太陽であった」という言葉で知られる女性解放運動家・平塚らいてう役を松下奈緒さん、辻潤役を稲垣吾郎さんが演じる。
由永山瑛太饰演伊藤野枝的搭档思想家大杉荣。由松下奈绪饰演以“原始,女性是太阳”这句话闻名的女性解放运动家平塚雷鸟,稻垣吾郎饰演辻润。
奔放に生きた女性運動家、伊藤野枝とはどんな人なのか?
自由奔放的女性运动家伊藤野枝是个什么样的人?
伊藤野枝は1895年、福岡県今宿村に生まれた。
1895年,伊藤野枝出生于福冈县今宿村。
平塚らいてうが創刊した“女性による女性のため”の文芸誌「青鞜(せいとう)」の2代目編集長を務めた。男尊女卑の色濃い時代に対抗して、女性の地位向上や自立、解放を求める文筆活動を行った。
在平塚雷鸟创刊的“由女性创办为了女性”的文艺杂志《青鞜》内担任第二任主编。与男尊女卑的时代抗争,为提升女性地位,促使女性独立解放而从事写作。
辻潤と離別後、無政府主義者の大杉栄と思想と行動を共にしたが、1923年に発生した関東大震災の混乱に乗じて、憲兵隊に大杉とともに虐殺された。その時、わずか28歳だった。
与辻润离婚后,伊藤野枝与无政府主义者大杉荣灵肉合一,但1953年发生关东大地震,宪兵队趁混乱之时虐杀了伊藤与大杉。当时,伊藤野枝仅仅28岁。
朝日新聞デジタルは、「国に盾突いたとして死後も冷遇され、業績に比べ複数の男性と離縁したことなどが注目されがちだった」と伝えている。
朝日新闻数字版称,“比起她与国家抗争、死后也遭受冷遇的履历来说,大家往往更关注她与几位男性离婚”。
大役に吉高さんは、「台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした」とコメント。「伊藤野枝という1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張ります」と意気込みをつづった。
被委以重任的吉高这样评价说,“看到剧本的那一瞬,我惊讶它的厚度,当我读完它,几倍厚度的重量笼罩着我的心,我不断地梳理吸收信息,但一时动弹不得。”她干劲满满地说,“这是一位叫伊藤野枝的女性在与危险和恐怖作斗争时拼命留下的呐喊,将这种声音留在令和是我的使命,虽然胆怯但会尽力而为”。
原作村山由佳さんのコメント全文
原作村山由佳的完整评论
モニターに映し出された吉高由里子さんのうなじをひと目見るなり、鳥肌が立った。野枝だ、野枝がそこにいる…! 圧倒的な存在感と映像の持つ威力に息を呑んだ。
当看到监视器内吉高由里子的脖子,我鸡皮疙瘩都起来了。那就是野枝,野枝就在那里!我惊讶于这种强烈的存在感和影像的震慑力。
史実といえど百年も昔のこと、いささか遠い話かと書く前は思っていた。
虽说是史实,但是一百年前的事情了,在写之前我还以为只是个稍微有年代的故事。
そうではなかった。野枝や大杉たちが闘い、そして破れた相手は、今なお我々を脅かしている。
但其实不是的。野枝和大杉所都斗争的东西,如今依旧威胁着我们。
命を賭してでも「NO!」と声をあげることをやめなかった彼らが、現代を生きる私たちに何を突きつけてくるのか──ドラマ化を機にもう一度見きわめ、肚をくくり直したい。
他们即使赌上性命也要不停高呼“不!”,这能给生活在现代的我们何种启示?我想借影视化这个机会重新审视,再下定决心。
吉高由里子さんのコメント全文
吉高由里子的完整评论
台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした。
看到剧本的那一瞬,我惊讶它的厚度,当我读完它,几倍厚度的重量笼罩着我的心,我不断地梳理吸收信息,但一时动弹不得。
文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました。
每一个字都有透露着坚决,我觉得有必要做好拍摄时震撼与日俱增的思想准备。
大正時代、伊藤野枝という1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張りますので見届けて頂けたら幸いです。
大正时期,一位叫伊藤野枝的女性在与危险和恐怖作斗争时拼命留下呐喊,将这种声音留在令和是我的使命,虽然胆怯但会尽力而为,希望大家共同见证。
本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。