「お膳立て」の意味

「お膳立て」的含义

「お膳立て」は「食膳(しょくぜん)をとりそろえること」「すぐにとりかかれるように準備をすること」という意味です。

「お膳立て」意为“准备饭菜”“做好准备,马上开始”。

「おぜんだて」と読みます。

发音为「おぜんだて」。

「お膳」という言葉が入っていますが、その通り食事のお膳を並べたり、お膳の上に食器や料理を並べたりして準備をするという意味ですね。

因为包含了「お膳」,正如字面的意思,是准备用餐,提前把餐具、饭菜摆放好。

ですが、私たちが普段使う「お膳立て」は、そこから派生した意味で、「すぐに取りかかれるよう準備する」の方になります。

但一般来讲,我们通常使用的是「お膳立て」的引申义,即“提前做好准备”。

「お膳立て」の使い方

「お膳立て」的使用

「お膳立て」は、陰で先回りして準備を行うといった意味の言葉です。

「お膳立て」指的是在幕后提前做好准备。

ですので、自分が相手のために「お膳立て」してあげるという使い方をすると、相手が力不足なので自分が裏で準備してあげたよ、というニュアンスで受け取られてしまいかねません。

所以,在自己为他人做某事的情况下使用「お膳立て」,就有对方能力不够,所以需要你在幕后提前准备的微妙意味。

そこで、

因此要注意

自分が準備することを「お膳立て」とは言わない

自己提前做准备,不说是「お膳立て」

目上の人に対して「お膳立てしました」とは言わない

不能对上级说「お膳立てしました」(已准备妥善)

人に準備して欲しい時に「お膳立てしてください」とは言わない

请求他人帮忙准备时,不要说「お膳立てしてください」(请帮忙准备一下)

お葬式など、望ましくないイベントには「お膳立て」とは言わない

葬礼等无可奈何的场合下,不要用「お膳立て」

【例文】

【例句】

そういうことは先方がお膳立てしておいてくれるだろう。

对方会帮你提前准备好这种事情的。

A選手は素晴らしいパスでゴールのお膳立てをした。

A选手凭借一记漂亮的传球,助攻得分。

嫌味で使う場合もある?

「お膳立て」也可以用来嘲讽内涵?

例えば、「○○さんが成功したのは××さんのお膳立てのおかげだ」などと言うことで、成功は○○さんの実力によるものではないという意味を表すこともできます。

比如说,“多亏了XX桑的未雨绸缪,OO桑才能取得成功呢”意在内涵OO桑的成功并不是通过自己的本事取得的。

このように、「お膳立て」は他の人がうまくやれるように準備するという意味なので、嫌味で使われることもあります。

像这样「お膳立て」的本意是为别人顺利完成某事提前做好准备,因此可以用以讽刺坐享其成之人。

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