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『十二国記』(じゅうにこくき)は、小野不由美の小説シリーズ。中国風異世界を舞台にしたファンタジー小説である 。
《十二国记》是由作家小野不由美创作的以中国风架空世界为舞台的系列奇幻小说。
『十二国記』は同名小説を原作に、2002年から2003年の間nhkで放送されていたアニメ作品です。原作に忠実以上に表現し、映像化しています。主要キャラクターに豪華な声優さんが起用されています。
改编自同名小说的动漫《十二国记》于2002年至2003年在NHK电视台播出,动漫化的作品忠于原作,声优阵容也相当豪华。
声调、敬语、动词变形:7门免费课程助你语法难点
日文书名:十二国記
中文书名:十二国记
作者:小野不由美
类型:奇幻;传奇
本书简介:
我々の棲む世界と、地図上にない異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ、行き来することができる。〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王が国を治め、麒麟がそれを輔佐する。しかし、〈道〉を誤れば、その命は失われる。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国を舞台に、壮大な物語である。
不同于我们所生活的世界,有十二个国家架空于地图之上。作者以此十二国度为故事舞台,谱写一部壮大的奇幻史诗。异世界与现实世界之间仅能通过一种称为“蚀”的天象进行空间上的连接。在“十二国”中,各国的王都是由接受天命的灵兽—麒麟选出的,成为国王的人需要在宝座上与麒麟互结盟约。各国由被选中的国王进行治理,麒麟在旁辅佐。但是,如果国王的所作所为违背了“天道”的话,麒麟就会死去。以气候、习俗、政治体制等各不相同的十二个国家为舞台,讲述了一个宏大的史诗故事。
シリーズ出版順
魔性の子(1991年/ Episode 0)
月の影 影の海(1992年/シリーズ第1作目)
風の海 迷宮の岸(1993年)
東の海神 西の滄海(1994年)
風の万里 黎明の空(1994年)
図南の翼(1996年)
黄昏の岸 曉の天(2001年)
華胥の幽夢<短編集>(2001年)
丕緒の鳥<短編集>(2013年)
白銀の墟 玄の月(2019年)
系列出版顺序
魔性之子(1991年/此系列前传)
月之影 影之海(1992年/此系列第一部作品)
风之海 迷宫之岸(1993年)
冬之海神 西之沧海(1994年)
风之万里 黎明之空(1994年)
图南之翼(1996年)
黄昏之岸 晓之天(2001年)
华胥之幽梦(短篇集)(2001年)
丕绪之鸟(短篇集)(2013年)
白银之墟 玄之月(2019年)
·魔性の子
教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐めた者が不慮の事故に遭うため、彼を取り巻く謎は、"神隠し"を体験したことに関わっているのか……。「十二国記」戦慄の序章。
·魔性之子
广濑为了实习重回母校,一位名为高里的学生引起了他的关注。高里对周围一切漠然的态度让广濑仿佛看到了曾经的自己。欺负高里的人都遭遇了不测,围绕在他身上的疑团与“神隐”有关吗?本作可以看作是《十二国记》战栗的前传。
·月の影 影の海
女子高生の陽子の許に男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会うものに裏切られ異形の獣には襲われる。怒涛のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。
·月之影 影之海
某日,一位神秘男子突然跪在女子高中生阳子的面前。随后带领着阳子穿过大海,来到一个不存在于地图上的架空世界。然而初来乍到阳子便与男子走散,随后又被他人背叛遭遇怪兽袭击。种种千难万险,激发了少女对“生”的执念,发誓要重返故国。本作是该奇幻系列的第一部。
·風の海 迷宮の岸
戴国の麒麟・泰麒が王を選ぶまでを描いた物語だ。泰麒は蓬莱(現実世界における日本。十二国世界では虚海の果てにあるとされる伝説の地。)で、人間として育った。そのため幼い頃に身につけるはずの本来の姿に戻る"天変の術"や、妖魔と契約を交わすことなど、麒麟ができるはずの能力を使うことができず葛藤の日々を過ごしていた。やがて十二国の中央、蓬山をのぼる人々の中から戴国の王を選ばなくてはならない日が近づいてきたが──。時系列でいえば、『月の影 影の海』より過去の物語となっている。
·风之海 迷宫之岸
该作讲述了戴国麒麟·泰麒任命国王前的故事。泰麒从小便在蓬莱(现实世界中的日本。十二国世界中的虚空之海尽头的传说地。)长大,以人类的身份成长。正因如此,他未能具备本该在麒麟幼年时就应掌握的能力,如用以恢复真身的“天变之术”,与妖魔签订契约等等,这些本应该是身为麒麟的使命但他却无能为力。需要泰麒在登上十二国的中央・蓬山的人们中选定戴国的王的日子终于来临了——。从时间轴上来看,该作早于《月之影 影之海》。
·東の海神 西の滄海
廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒を描いた物語だ。尚隆と延麒は共に胎果であり、蓬莱(日本)で生まれ育った。胎果を簡単に説明すると、本来は十二国の世界に生まれるはずだったが、蝕などによって蓬莱(日本)に流されてしまった人である。つまり時系列でいうと『月の影 影の海』などの話より500年ほど前の話となる。
·冬之海神 西之沧海
该作讲述了延王・尚隆和麒麟延麒致力于重建百废待兴的雁国的故事。尚隆和延麒都是卵果,生育在蓬莱(日本)。在该系列中卵果指本应生长在十二国的世界却因为蚀被冲到蓬莱并在那里出生的人。从时间轴上来看,本作故事发生在《月之影 影之海》等作的500年之前。
·風の万里 黎明の空
『風の万里 黎明の空』は、『月の影 影の海』の主人公・陽子が再び登場する。天命により慶の国の、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。目前で両親を殺され芳国公主の座を奪われた祥瓊は、父国の非道を知り自らを恥じていた。蓬莱から才国に流されてきた鈴は華軒に轢き殺された友・清秀の仇討ちを誓った。それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅の時を迎える──。
·风之万里 黎明之空
在本作中《月之影 影之海》的主人公・阳子再次登场。接受天命成为庆国景王的阳子为了体恤民情微服私访。芳国的国主残暴无道,国主与王后双双死于非命,流落民间的公主祥琼为此极度羞愧。从蓬莱流放到才国的少女铃发誓要为被华轩轧死的朋友清秀报仇。各自心怀难言之隐的三位少女终于迎来了命运的邂逅——。
·図南の翼
12歳の少女・珠晶(しゅしょう)が荒廃を辿る一方の恭国を救うため玉座を目指す物語だ。何不自由なく豪商の娘として育った少女珠晶は先王の歿後、荒廃した恭国を憂い自ら王になるため蓬山を目指す。
·图南之翼
该作讲述了12岁少女・珠晶以登上国君宝座为目标来拯救已经穷途末路的恭国的故事。自出生便顺风顺水的富商之女珠晶每日忧心忡忡于大势已去的恭国,为了成为自己国家的君主而向蓬山进发。
·黄昏の岸 曉の天
登極から半年、戴国再興に燃える泰王驍宗。反乱鎮圧のため自ら文州に赴いた王の悲報に、留守を預かる幼い泰麒は衝撃をうけ、大鳴動とともに忽然と姿を消した。王と麒麟を突然失い、偽王の圧政が始まった戴──。その行く末を案じ将軍李斎は命をかけて景王陽子に会うため空を翔けるが……。
·黄昏之岸 晓之天
登基半年后,戴国泰王骁宗决心复兴国家。泰王前往文州亲自镇压叛乱,然而却不幸失踪,留守在国都的幼年泰麒备受打击,随着一声巨响突然消失。国君与麒麟纷纷失踪,伪王夺权。担心国家命运的将军李斋以自己的性命为赌注请求景王阳子出手相助……。
·華胥の幽夢
『華胥の幽夢』は、5つの物語からなる、十二国記のストーリーの隙間を埋めてくれる短編集だ。戴国王驍宗の命で漣国へ赴いた泰麒を待っていたのは。才国の宝重華胥華朶に託された理想の王国への憧憬の行方は。そして、陽子、楽俊、十二国はいま──。
·华胥之幽梦
《华胥之幽梦》由5个故事组成。穿插在十二国记系列的短篇集。泰麒受戴国国王骁宗之命访问涟国,等待着他的是?相传才国有宝重名为华胥花朵,可以寄托此宝物建立自己的理想国。阳子、乐俊、十二国的故事仍在继续。
·丕緒の鳥
丕緒の鳥、落照の獄、青条の蘭、風信。『丕緒の鳥』は以上の4つからなる短編集だ。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか。
·丕绪之鸟
《丕绪之鸟》是由丕绪之鸟、落照之狱、青条之蘭、风信以上4篇构成的短篇集。庆国迎来了新国王。即位大典上需行“大射”之礼,即射鹊仪式。负责陶制鹊模型的丕绪为了制作这个象征国家理想的“鹊”而苦思焦虑。赋予众望的“鹊”究竟能够展翅翱翔吗。
·白銀の墟 玄の月
驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は御無事」と。驍宗は果たしてどこに消えてしまったのか?そして泰麒は、民のために大きな決断を下すのだが…!?
·白银之墟 玄之月
骁宗在登基半年后与泰麒纷纷失踪。君主不在的这六年中,百姓民不聊生。心系国家的将军李斋在庆国景王、雁国延王的帮助下,将泰麒带回了戴国。如今,已平安回到故土的麒麟祈祷着“国王安然无恙”。骁宗究竟消失在何方?泰麒为了百姓做出了怎样的重大决断…!?
推荐理由:
なんとシリーズ発行部数が累計1000万部を突破したそうです。骨太な異世界冒険ファンタジー傑作です。
全系列累计发行量突破1000万部。极具规模的异世界冒险奇幻杰作。
政治制度は古代中国風ですし、登場する国名や人名も中国風です。その世界を舞台に、様々な年代・国家・人物の様子が描かれていきます。といっても中国を舞台にした大河小説ではありません。たとえば、卵から人が生まれますし、人の言葉を話す獣も登場します。
《十二国记》中的政治制度参考了中国古代制度,故事中出现的国家和人名也偏向中国化。以异世界为舞台,讲述了不同年代、国家、人物的各种故事。但是这并不是一部以中国为背景的大河小说。比如,书中的人是卵生的,有的野兽能够说人类的语言。
本作の大きな魅力は複雑に構築された世界観と成長する登場人物の姿を見られることでしょう。本当の友との出会い、人の心の醜さと美しさ、出会いと裏切り…ファンタジーが苦手な人にもおすすめできる作品です。
此系列小说最吸引读者的是作者构筑了一个错综复杂的世界观,并且随着故事的进展读者能够感悟到登场人物的成长。结识挚友、人心的丑陋与美好、相遇与背叛…这是一部即使对奇幻题材不感兴趣的读者也会深陷其中的小说。