出世作は『踊る大捜査線』 舞台で演技力の地盤に磨きをかけ、映像作品に再び返り咲き

凭借《跳跃大搜查线》一跃成名 舞台上磨炼演技基础 再次在影视作品中崭露头角

水野の経歴を振り返ると、『第2回 東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト』(1987年)での準優勝をきっかけに芸能活動を開始し、特撮戦隊ドラマ『地球戦隊ファイブマン』(テレビ朝日系)でデビュー。ブレイクのきっかけとなったのは、1997年より放送のヒットドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)での柏木(真下)雪乃役。正統派の美形女優である水野だが、同役の好演で類まれなる存在感を際立たせ、一躍スターダムを駆け上がった。

回顾水野的演艺经历,从获得“第二届 TOHATO All Raisan Princess 大赛”(1987年)亚军开始演艺活动后,凭借特摄战队剧《地球战队五人组》(朝日电视台)正式出道,之后在1997年播出的人气剧《跳跃大搜查线》(富士电视台)中饰演柏木(真下)雪乃而爆火。正统派美女演员水野在饰演该角色时的精湛演技彰显出少有的存在感,一跃成为名演员。

さらに、『恋人はスナイパー』(2001年/テレビ朝日系)では、アクションヒロインとしてのポジションを確立。その後、2007年に演劇ユニット『プロペラ犬』を作家·楠野一郎氏と共同主催した頃から、活躍の場を舞台にシフト。『劇団☆新感線』をはじめ、故·蜷川幸雄さんの作品など数多くの舞台で活躍する。映像作品とは異なる即興芝居や観客との生のやりとりも求められる舞台の世界において経験を積み重ね、着実に演技の地盤を磨きつつ、その幅を広げた。

之后,水野在2001年播出的《恋人狙击手》(朝日电视台)中,确立了自己打戏女主角的地位。自2007年和作家楠野一郎一起设立演剧组合“螺旋桨犬”后,她开始将演艺重心转至舞台,之后以《剧团☆新感线》为首,又与已故蜷川幸雄先生合作,在众多舞台作品中非常活跃。与影视作品不同,舞台剧的世界讲求即兴表演和与观众的现场互动,水野在过程中不断积累经验,扎实地磨炼自己的演技基础,拓宽了自己的戏路。

テレビや映画から一時期遠ざかっていた水野が、映像作品で再び注目を集めたのが、園子温監督映画『恋の罪』(2011年)だ。清純派の正統派女優としてのイメージが強かったが彼女が、激しい濡れ場を堂々と演じて話題になった。

暂别电视剧和电影的水野,凭借园子温执导的电影《恋之罪》(2011年)再次得到观众注目。原本给人留下深刻清纯派正统女演员印象的水野,在这部作品中大胆上演激情戏成为话题。

ここ5年ほどはメインストリームとして地上波ドラマを定位置とする活躍を見せている水野。その背景には、『踊る大捜査線』シリーズでの正統派婦人警官役から、アクション作品を含めた幅広いジャンルでのさまざまな役柄、さらに舞台での経験値の積み重ねなど、決して順風満帆に歩んできたわけではなく、紆余曲折を経て辛酸を舐めながら一歩ずつ地を踏みしめることで足跡を残してきたからこその“女優力”が、怪演にもつながっていると言えるだろう。

近五年,水野能够在主流的电视台电视剧中占据一席之地。这一路绝非顺风顺水,从《跳跃大搜查线》系列的正统女警官,到打斗作品中各式各样的角色,再通过舞台积累诸多经验,一路曲折饱尝艰辛一步一个脚印积累下来的“演技力”,也奠定了她“怪演”的基础。

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