働き方改革が声高に叫ばれるこのご時世、ブラック企業にまつわるニュースが大きなニュースとして取り上げられ、世間の耳目を集めてきた。キャリコネにもブラック企業に関する口コミ投稿は多いが、その一方でホワイト企業として広く認知されている企業に関する口コミも、多数寄せられている。今回取り上げるのは、工場の生産工程の自動化を図るFA（ファクトリー・オートメーション）用センサを主力に、電子部品の開発・販売を手がけるキーエンスだ。

对工作方式改革的呼声越来越高的这个时代，关于黑心企业的报道被当作大新闻进行刊登，吸引大家的注意。在careerconnection网站上关于黑心企业的评论也有很多，另一方面有关于被当作良心企业而广泛得到认可的企业的评论也有很多。这次报道的是，主要生产用于测量工厂的生产自动化的FA（factory automation）测量仪的电子配件开发、贩卖的日本KEYENCE公司。

同社は工場を持たず生産を委託するファブレス企業で、コンサルティング会社としての性質も併せ持つBtoB企業だが、「年収ランキング」「生涯給与ランキング」の常連として知る人も多いだろう。本社は大阪にあり、1985年のアメリカ現地法人設立を皮切りに、現在では45か国200拠点で事業を展開。連結従業員は5670人（2017年3月）となっている。業利益率が10％もあれば高収益とされる製造業で50％を超える高収益事業モデルで知られ、独特の企業カルチャーが経済系メディアなどで度々取り上げられてきた。（※参照元 キャリコネ キーエンス）

这家公司是没有工厂、将生产委托给别人的Fabless（SIC(半导体集成电路)行业中无生产线设计公司的简称）企业，并且还是兼具咨询公司性质的BtoB企业，作为“年收入排行榜”、“终身工资给予排行榜”的常客为人所知。总公司位于大阪，以1985年设立了美国现地法人为开端，现在在45个国家的200个据点开展事业。相关从业人员为5670人（2017年3月）。在盈利率为10%就被视为是高收益的制造业中，是盈利率超过50%的高收益事业的模范，独特的企业文化数次被经济相关媒体报道。

今年1月、東洋経済新報社の『会社四季報』の年収データを基にした「年収ランキング」でキーエンスは1861万円で3位に、「生涯給与ランキング」でも7億5631万円で3位にランクインした。実際に口コミでも「年に4回のボーナスがあり、尚且つ額がでかいのでかなり満足している。高給取りと言われる商社や広告の人に比べても倍近くもらっているので、日本一給料が高い会社は本当だと思う」（代理店営業 20代前半 男性 700万円）などの声があり、年収1000万超えの口コミ投稿者も数多く見受けられた。

在以今年1月的东洋经济新报社的《会社四季报》的年收入数据为基础的“年收入排行榜”当中，日本KEYENCE公司以1861万日元位于第3名，在“终身工资给予排行榜”当中也以7亿5631万日元排名第3。在实际的评论当中也有“一年有4次奖金，而且金额还很多，非常满足。与被称为高收入的商社和广告业的人比起来都能拿到近乎于他们两倍的年收入，因此我认为这是日本工资最高的公司。”（代理点营业 20代前半 男性 700万日元）等声音，评论说年收入超过1000万的回复者看起来也很多。

一方で仕事はやはりハードなようだ。特に営業職は「平日の日中は営業と、そのアポ取りTELに忙殺される」（ルートセールス 30代前半 男性 1200万円）など、大変そうだ。ただ平日は忙しい分、休日出勤についてはほとんどないらしく、「働いている分しっかりと給料がもらえるので特に不満はない」（代理店営業 20代前半 男性 800万円）など、オン／オフをしっかり分けて働ける環境に納得して働いているという人がほとんどのようだ。

另一方面他们的工作也真的很辛苦，特别是销售职位“平时白天为了销售工作，以及预约电话忙死”（渠道销售 30代前半 男性 1200万日元）等，似乎很辛苦。但似乎只是平时上班的时候很忙，周末基本上没有加班，所以“工作的那一部分工资能够很好地得到回报，没有什么特别不满的地方。”（代理店营业 20代前半 男性 800万日元）等，看来大多数人都认可工作 / 休息能够很好地分开的工作环境。

「残業は21時半までというのが恒常化していて、朝も7時30分までには出社する空気感。午後休みも事実上なく、平日は仕事以外のことはほとんどできない。しかし、休日は年2回の出勤土曜以外は出勤がなく、長期休暇もそれなりにあるため、ライフワークバランスとしては悪くない」（コンサルティング営業 20代前半 男性 1350万円）

“加班到21点半是很平常的，早上也是在7点30分之前上班的氛围。下午的休息实际上基本没有，工作日基本上没法做工作之外的事情。但是，周末一年只有两次会在周六加班，除此之外没有周末加班，也有恰如其分的长期休假，因此作为工作·休息的平衡来说没什么不好”（咨询营业 20代前半 男性 1350万日日元）

合理的な経営方針は労働環境にも 「ボーナスなどの評価も明確」

合理的经营方针和劳动方针 “奖金等评级也很明确”

新商品の約7割が「世界初」もしくは「業界初」という"企画開発力"と、顧客に密着した"コンサルティングセールス"が特徴であるキーエンスは、年収だけでなく株価も高い。先月24日には7万2400円と過去最高値を更新。「外国人持株比率」は49％に達するという。海外からも高い評価を受ける背景にある、最小の設備と人員で最大の生産性を上げるためという合理主義的な経営理念の徹底ぶりは、キーエンスのホームページに公開されている社員行動規範からも伺える。

新商品中约70%是“世界最先”或者说是“业界第一”的“企划开发力”，以及以与顾客亲密接触的“咨询销售”为特点的日本KEYENCE公司，不仅年收入高，股票价格也很高。上个月24日将自身历史最高值更新为7万2400日元。“外国人持股比率”达到了49%。在海外也取得了超高评价的背景下，用最少的设备和人员提升到最高生产率的这种合理主义的经营理念的贯彻情况，可以从KEYENCE公司的官网首页公开的社员行为规范当中了解。

「会社として接待を禁止している為、交際費を自費で賄うといったこともない。ボーナスなどの評価もある意味KPIが明確になっており、待遇に関しての大きな不満は出にくい」（法人営業 20代後半 男性 900万円）

“代表公司进行招待是禁止的，但也不会让员工自行支付应酬费。奖金等评级也算作KPI（关键绩效指标）一部分，所以是是明确的，因此不会对待遇产生很大的不满”（法人代表 20代后半 男性 900万日元）

今月1日発表された2017年4~12月期の連結決算は純利益1523億円。決算期変更で単純比較はできないが、前年の同期間と比べると40％増と大幅な増益となっており、今年もキーエンスの給料は高い水準を維持しそうだ。

在本月1日公布的2017年4月~12月期的总公司和各分社的整体决算当中净利润为1523亿日元。因决算期变更，所以不能进行单纯的比较，与前一年的同期间相比的话取得了40%的大幅增益，今年的KEYENCE公司的工资应该也会维持较高水准吧。

本翻译为沪江日语原创，未经授权禁止转载。

相关阅读推荐：日本企业的那些职称到底有何区别？