朝ご飯の定番として食卓に並ぶことの多い食パン。“6枚切り”や“5枚切り”など様々な厚さにスライス されて販売されていますが、“好みの厚さ”は地域によって差があるようです。

作为常备的早饭而常摆在饭桌上的就是长面包。(长面包)有“6片切片”或“5片切片”等等不同厚度的在售卖,但“喜欢的厚度”根据地域不同有所差别。

地域ごとの“食パンの厚さ”をアンケート調査

对地域不同的“长面包的厚度”进行了问卷调查

「Jタウン研究所」が、全国の読者を対象に「食パン、何枚切りが好き?」というアンケートを実施。集計結果を見てみると、食パンの“厚さ”は東西ではっきりとわかれているようでした。

“Jtown研究所”以全国的读者为对象实施了“长面包喜欢有几片切片的?”的问卷。根据统计的结果,关于长面包的“厚度”,东西差距很大。

まず全体の投票数を見てみると、「4枚切り19.4%」「5枚切り28.7%」「6枚切り26.3%」「8枚切り12.8%」「10枚切り12.5%」という結果に。「5枚切り」が一番多く票を集め、その後に「6枚切り」が続いています。

首先看下整体的投票数,“4片切片19.4%”“5片切片28.7%”“6片切片26.3%”“8片切片12.8%”“10片切片12.5%”这样的结果。“5片切片”是获得最多票数的,之后是“6片切片”。

しかし各県の最多投票数は、各県によって明確な違いが。例えば東京都の場合は「6枚切り」が25.1%と最多だったのですが、大阪府は「5枚切り」が35.4%で一位を獲得。

但是各个县的最多投票数根据各县不同有了明确的差别。比如,东京最多的是“6片切片”占25.1%,大阪府是“5片切片”,占35.4%获得第一。

こうした各県での最多投票数をならべてみると、東西で「6枚切り」と「5枚切り」に分かれました。

像这样各个县中获得的最多票数放在一起比较,东西就分成了“6片切片”和“5片切片”两派。

境目 は、長野県と岐阜県の間あたり。しかし山梨県だけは例外で、東側にありながら「5枚切り」が最多投票数を集めています。

界线是长野县和岐阜县之间。但只有山梨县是例外的,虽然位于东边但是“5片切片”获得了最多的票数。

この結果にSNSなどでは「西に行くほど厚切りで東は薄切り派なのか…」「確かに関東に行ったら『5枚切り』が少なくて驚いた」「分厚い方が絶対美味しくない?」との声が上がっています。

这个结果发表在SNS,又有了“越往西切片越厚,东边是薄切片派...”“确实,去关东后发现‘5片切片’很少,对此感到惊讶”“绝对是厚切片比较美味吧?”这样的意见。

“関東”と“関西”の食パン文化    

“关东”和“关西”的长面包文化

関西と関東で食パンの厚さに差が出ることは、2014年に「日本経済新聞」でも取り上げられています。

关西和关东的长面包厚度有差别是2014的《日本经济报纸》提到的。

同記事がインタビューした神戸屋の経営企画室は、「関東は銀座木村屋のあんパンから親しんだため、やサンドイッチ用として普及。関西は当社が外国人に食事として提供したのを機にホテル、レストランを主な販売先として広がった」と回答。

该文章中采访的神户屋的经营企画室回答道,“关东人接触面包是从银座木村屋的红豆包开始,而长面包作为三明治的制作材料而普及。而关西,(长面包)是由神户屋提供给外国人的伙食,之后主要是在酒店、餐厅进行贩卖而广泛流传开来”。

東日本と西日本で“薄切り”と“厚切り”に分かれているのは、こうした関東と関西の食パン文化が広まっていったからなのかもしれませんね。

东日本和西日本分为“薄切片”和“厚切片”两派说不定是因为以上所说的关东和关西的饮食文化流传方式的不同。

本翻译为沪江日语原创,未经授权禁止转载。

精华文章推荐:

炸猪排从明治时代开始在日本的演变

关西人也困扰:章鱼小丸子是点心还是正餐?