ノーベル文学賞を受賞したイギリスの小説家、カズオ・イシグロ。

日裔英国作家石黑一雄斩获诺贝尔文学奖。

「でも文学作品ってお難しいんでしょ?」と敬遠されがちですが、実は普通に読みやすいしストーリーもすっごく面白いんですよ!

虽然人们容易觉得“文学作品很晦涩艰深吧”而敬而远之,实际上却是轻松易读,故事有趣的。

代表作をまとめちゃいました!

为大家总结了其代表作。

『わたしを離さないで』

《别让我走》

あのですね「切ねえ」の一言につきるんですよ…。

可以用“难受苦闷”来表达…。

日本のドラマだけではなく、映画化もされているからこの作品を知ってる人も多いかもしれませんが。主人公のキャシーは介護人という謎職業についていて、かつては「ヘールシャム」という謎寄宿学校に通っており、そこで「生徒諸君はいつか提供をしなければならない特別な人種なんです」的な謎コメントをかまされたり。

不仅是日剧,还被改编为电影的这部作品大家应该有所耳闻。主人公凯西从事看护人这一神秘的职业,以前生活在充满谜题的寄宿学校海尔森,在那里始终被教育“每位学生将来都必须提供(某样东西)的特殊人种”。

とにかく設定が謎すぎて&気になり過ぎてページをすいすいめくっちゃうんですけど、それだけじゃないんですよ!!

总而言之,背景设定成谜&顺利地翻篇了过于让人在意的场景,事实上远不止于此!!

とにかく子ども時代の描写が繊細すぎて、共感するしかないんです…。

总而言之对孩提时代的描写极其细腻,除了共鸣再无其他…。

なのに、この人たちは○○○○人間だから将来の夢とか関係なしに、ある大切なものを提供しなくちゃならなくって…。

但是,这些人是○○○○,所以和将来的梦想无关,必须提供某些重要的东西…。

『忘れられた巨人』

《被掩埋的巨人》

みんなね、カズオ先生がファンタジーを書けちゃうなんて死ぬほど驚いたし、カズオ先生の繊細な心理描写がファンタジーで楽しめちゃうなんて完全にご褒美でしかなかったわけですよ!!

大家被一雄先生写幻想小说这件事惊掉下巴,用一雄先生擅长的细腻心理描写幻想小说,对于读者来说完全就是奖赏!

それに、この世界って普通に鬼とか妖精とかドラゴンとかが出てきちゃうんです。

并且,在这本书的世界里还会出现鬼怪、妖精、龙等等。

しかもアーサー王とか魔法使いマーリンも登場するんですよね。

亚瑟王、会魔法的梅林也会登场。

どんなテーマかといえば「つらいことは全部忘れたらハッピーじゃね」組と、「つらいことも乗り越えないと本当のハッピーっていえなくね」組、お前らどっち選ぶ? っていうことなんですよ。

要说小说的主题是什么,分为“只要忘掉艰辛的事情就会快乐”组和“如果不克服艰辛的事情就不能算是真正的快乐”组。

『日の名残り』

《长日留痕》

主人公はスティーブンスっていう執事なんですが、「名家に仕える執事」ってことが彼のアイデンティティーの全てなんです。

主人公是一位名叫史蒂芬斯的管家,“服侍名门的管家”是他人生的全部。

同じ職場で副執事として働いてる実の父親が死にかけて「俺っていい親できてたかな…」的な台詞を言ってるときにも「ハア~? いま忙しいから仕事戻りたいんだけどオーラ」全開で対応したり、とにかく完全に自分の仕事のことにしか興味がないんです。人間的にはちょっとつまらない人っぽいですよね。恋心を寄せられても受け付けなかったりするしね…。

即使作为副管家一起工作的父亲在临死之前问“我是个好父亲吗…”,史蒂芬斯也一副“哈~?现在很忙我想回去工作”气场全开的样子,反正就是一心扑在工作上。是有点无聊的人。还拒绝了别人的爱慕之情。

そんな調子で何十年という年月を名家の執事として過ごすんですが、その主人は最後は「ナチスの協力者である」という噂を打ち消せないまま亡くなり、お家自体もその歴史を終えてしまうんです…。

就这样过了几十年,始终过着服侍贵族的生活,他的主人没能澄清“纳粹帮凶”的传闻就死去了,家门也就这么衰败终焉。

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