内閣告示にある常用漢字表はあくまで「漢字使用の目安」であり、個々人に対してその使用を強制するものではありません。これは告示の中にも明記されています。したがって、常用漢字表にない文字であっても文化・慣習・専門分野等の理由から使用することは何ら問題はないはずです。

内阁告示中明文规定:告示中的常用汉字表仅是“汉字使用规范”,并非要求个人强制使用。因此,出于文化、习惯、专业领域等原因,即便是常用汉字表以外的文字,理论上在使用时无任何问题。

ただし常用漢字の使用が政府から推奨されている以上、新聞・雑誌などの公共性の高いものに関しては、特別な理由のない限り常用漢字表にない文字を使用するのはためらわれるところであると思われます。行政機関では公用文の表記において「漏洩する」など常用漢字表にないものは「漏れる」などで代替するようになっているようです。しかし、この種の「書き換え」もやはり限界はあると思われ、新聞などで目にする「漏えい」といった表記は苦肉の策であろうと想像されます。

然而,由于政府推荐使用常用汉字,在报纸、杂志等公共性较高的刊物上,只要没有特殊理由,人们常常会犹豫是否要使用常用汉字表以外的汉字。在行政机关中,就公文书写这一方面,举个例子,人们会以“漏れる”代替“漏洩する”这种常用汉字表以外的文字。然而,这种“替换”方式也是有限的,我们可以想像得出,报纸等纸面刊物上看到“漏えい”这种写法就如同苦肉计一般。

いずれにせよ、常用漢字表の漢字のみを用いるか否かは法律ではなく、それぞれの判断に委ねられているというのが現状です。

不管怎样,法律并没有规定是否只能使用常用汉字表中的汉字,当前的情况就是根据不同的判断自行决定。

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