留学日本实用会话600句 随到随学

近年、日本には外国からの観光客が増えている。外国人が日本を礼賛する書籍やテレビ番組もよく見かける。しかし、それをもって「日本で働きたい外国人はたくさんいる」と考えるのは早計だ。なぜなら「観光で来る」日本と「住んで働く」日本を、彼らはまったく別物としてとらえているからだ。

近几年来日本旅游的外国游客增多。也经常能看到外国人赞扬日本的书籍和电视节目。然而，因此认为“想在日本工作的外国人有很多”的话就太过草率了。这是因为，他们把“来旅游”时的日本和“居住并工作”的日本当作不同的事物来看待。

スイスのビジネススクールであるIMD（国際経営開発研究所）が発行しているWorld Talent Reportの2016年の調査によると、日本の「働く国としての魅力」は、分析対象61カ国の内、なんと下から数えたほうが早い52位にとどまっている。なぜこれほど低いのか。

据瑞士的商学院IMD（国际经营开发研究所）发行的2016年World Talent Report调查说，日本“作为工作国的魅力”，在所分析的61个对象国中，竟然停留在52名，接近末尾。究竟为什么如此低呢？

日本国際化推進協会は2015年に、外国人819人を対象に日本の労働環境についてアンケートを実施した。その調査によると、日本で働きたくない理由として1番に挙げられたのが「長時間労働」だ。

日本国际化推进协会在2015年，就日本的工作环境向819名外国人做了问卷调查。根据调查结果得知，不愿在日本工作的第一大理由是“长时间的工作”。

また「評価システム（評価基準）」を問題視する外国人も多い。日本企業の人事評価体系は外国人にはわかりにくく、年功序列の文化によって昇進が遅いことが、外国人が日本企業で働くインセンティブを下げているのだ。

并且，认为“评价体系（评价标准）”存在问题的外国人也很多。外国人难以理解日企的人事评价体系，由于资历工资制导致晋升缓慢，降低了外国人在日本工作的积极性。

さらに、働き先を決める大きな要因となる給料も、アドバンテージがあるわけではない。OECD（経済協力開発機構）が調査した各国正社員給与水準の推移を見ると、日本の給与水準は上位の米国、スイス、オーストラリアの後塵を拝し、先進国の中では韓国と同程度の低位に位置している。また、野村総合研究所の分析では、日本の給与水準は「低水準＋低成長」に分類される。これは財政問題を抱えるイタリアと同程度である。

而且，在决定工作地点的要素之一的薪水方面，日本也不占优势。从OECD（经济合作与发展组织）对各国正式员工工资演变的调查来看，日本的工资水平在排名靠前的美国、瑞士、澳大利亚之后，在发达国家中与韩国一样位于低名次。同时，在野村综合研究所的分析中，日本被划入“低水平＋低增长”类。在这一点上与背负着财政问题的意大利相同。

先ほどの日本国際化推進協会の調査では、「日本で働くことが魅力的」と答えた外国人は2割しかいなかったが、「日本で住むことが魅力的」という回答は8割を超えた。しかし、労働力として彼らに定住してもらうためには、解決すべき問題が山積している。

据刚才的日本国际化推进协会的调查，回答“在日本工作这件事富有吸引力”的外国人仅占2成。可是，超过8成的人回答“在日本居住这件事富有吸引力”。然而，为了能让他们以职员的身份定居下来，还有堆积如山的问题需要解决。

経済産業省「内なる国際化研究会」の調査によると、外国人の多くが在留資格の手続きや永住許可の取得要件の厳しさに不満を抱いていることがわかる。また生活環境においても、外国人の子供が通えるインターナショナルスクールや、英語が通じる病院が少ないことに不満を感じている。こうした問題は外国人が「働く」うえで大きなマイナス要素だ。

据经济产业省“内部国际化研究会”的调查可知，很多外国人对于办理在留的手续和取得永久留日资格的条件过于苛刻而怀有不满。同时，在生活环境上，也对于可以供外国人子女上学的国际学校、能使用英文的医院太少等感到不满。这类问题是外国人留日工作时非常大的不利因素。

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小编的话：

看来为了引进外国的人力资源，日本方面做了很多调查和改变呢。工资暂且不提，光是现今日本企业中的按资排辈，下班后的酒局以及工作上的高压就让很多外国人望而却步，希望能有所改善吧。