光るベートーベンの目(眼睛发光的贝多芬)

小中学校の音楽室には、音楽家の肖像画が並べて張り出されているものです。昼間はバッハの髪型が見るからにカツラだと笑いの種になるのですが、夜になるとベートーベンの目が光ると言われている学校も多くあります。

一般中小学的音乐教室里,会挂上几张音乐家的肖像画。许多学校都流传着白天巴赫的头发看起来像假发的笑话,以及到了夜里贝多芬的眼睛会发光的传说。

夜鳴る楽器(夜间奏响的乐器)

音楽と言うものは感受性が必要とされるためか、七不思議にはもってこいの材料となることもあります。音楽室や特定の教室に置かれているピアノやオルガンは、「この世に未練を残した生徒が夜になると演奏する」と言った話が付きものです。

音乐这种东西感受是非常必要的,因此它便成为了七大不可思议事件的素材。“对这个世界还存有留恋的学生会在夜间演奏起”摆放在音乐教室或某个特定教室里的钢琴或风琴,乐器们往往会被附上这样的传说。

歩く二宮金次郎(行走的二宫金次郎)

二宮金次郎と言えば一昔前は勤勉勤労の鑑とされていて、子供たちが見習うようにと各学校の校庭に、芝を背負って読書する銅像があったものです。そんな二宮金次郎の像も七不思議の中では、夜な夜な校庭を駆け回る存在とされています。近年では、二宮金次郎像の撤去を行う学校も多いためかこの話は聞かれなくなってきています。

说起二宮金次郎,过去一直被人们奉为勤劳刻苦的榜样,为了让孩子们向他学习,各个学校的校园里都会有一个背着草捆看着书的铜像人。七个不可思议事件中的二宮金次郎铜像,据说会在夜深人静的校园里来回奔跑。最近几年,由于许多学校都撤去了二宮金次郎的铜像,这样的传言就渐渐淡去了。

踊る人体標本(跳舞的人体标本)

理科室は、七不思議をはじめとする学校の怖い話には欠かせない舞台であると言えます。様々な動物のホルマリン標本や大人が居ないと触れられないような薬品、人体の仕組みを勉強するための標本などなど、子供の心を刺激するものに溢れているからです。なかでも、骨格標本や人体標本は怖い話の中でも人気が高く「夜になると踊る」「人間になりたがっている」などなどの話が語り継がれています。

在以七大不可思议事件为首的校园恐怖故事中,理科实验室可谓是必不可少的舞台。各种动物的福尔马林标本、那些大人不在的情况下禁止触摸的药品,以及用来学习人体构造的标本等,理科实验室里充斥着这些能让孩子们觉得刺激不已的东西。其中,骨骼标本和人体标本室恐怖故事中最有人气的主角,“在夜晚降临后跳舞”、“想变成人类”,诸如此类的故事广为流传。

一段多い階段(多出一级的楼梯)

学校の階段にはケガなどの話が付きものです。また、階段の段数を13段にするのは絞首台に続く階段の段数と同じで不吉と言われています。そのためか、学校の七不思議の中には「夜に階段の段数を数えると13段になっている」と言った話があります。

学校的楼梯往往会和受伤联系在一起。除此之外还有一种说法,楼梯的级数如果是13级的话很不吉利,因为跟通往断头台的阶梯层数一样。因此,在校园七大不可思议事件中,有“如果在晚上数楼梯的级数的话就会出现第13级”的故事。

鏡にまつわる話(关于镜子的传说)

古来から鏡は魔除けとしての役割を持っていました。しかし、鏡にまつわる怖い話も様々に存在しています。例えば、「トイレの鏡をある時間に見に行けば自分の末期の顔が映る」「階段の鏡には時々霊が映る」「体育館の鏡の前で剣道部員の霊が未だに練習している」と言った鏡の持つ神秘性が反映した話が様々に伝わっています。

从古至今,镜子就拥有除魔的功效。但是,关于镜子,同样存在着各种各样的恐怖故事。比如,“在某个时刻去照厕所的镜子,就会浮现出自己临死前的脸庞”,“楼梯上的镜子有时会映出幽灵”,“体育馆的镜子前还有剑道部成员的亡灵在练习”。像这样体现出镜子的神秘性的故事流传了不少。

トイレの花子さん(厕所里的花子)

学校の七不思議として語られる話の中でも、もっとも有名なのが「トイレの花子さん」です。同年代の子供が集まる場所である学校においては、「トイレの花子さん」は親しみやすい怪異であるとも言えます。
 
校园七大不可思议事件中最有名的当属“厕所里的花子”。学校是把同年代的孩子汇聚在一起的地方,可以说,“厕所里的花子”是个容易让人喜欢上的鬼故事。
 

欠けた七不思議(空缺的第七个不可思议事件)

七不思議が伝えられている学校の中には、六つまでが知られていて「七つ目を知ると災いがある」とされている所もあります。この場合、七不思議の七つ目が存在していないこともしばしばありま
す。

有的学校流传有七大不可思议事件,而有的学校却只有六个,“一旦知道了第七个灾难就会降临”。这种时候,七大不可思议事件中不存在第七个的情况也是常有的。

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