この30年に及ぶ高度成長の中で、中国も大変貌をとげ、海外から訪ねて来た友人、知人は、北京、上海の中心部では東京にいるのと同じようなものだよ、と言う人もいるくらいである。私のように計画経済期と市場原理導入期を経験してきた人間には、その変化の大きさに「隔世の感」がある。

中国在这30年来的高度成长中，也发生了翻天覆地的变化。甚至有从国外回来的朋友、熟人说：在北京、上海的市中心，和在东京没什么两样。像我这种经历了计划经济时期和市场原理导入时期的人，对变化之大“恍若隔世”。

私が特に「世の中も変わったものだなあ」と驚くのは若者たちの職業観の変化である。中国人が世の中の移り変わりの速いことを形容する言葉に「十年河東，十年河西。」というものがあるが、まさにその通りなのだから驚きである。

最让我惊叹道“世道变了”的是年轻人职业观的变化。中国人形容世道变化之快时会用到“十年河东十年河西”这句话。如今现实就是如此，真令人吃惊。

中国もどんどん変貌を遂げ、人気職業のランキングも変わってきているが、私はフリーターとかニートとかいう生き方にはどうも共感しかねる。もしかしたら、それは私の古さを曝け出しているだけなのかもしれない。
 

中国在发生着很大的变化，人气职业排行榜也在变，但我很难理解自由职业者和啃老族的生存方式。或许，这可能只是暴露出我的古板不入流吧。

今の若者はあくまで自分の感性に合った職業に就きたいという考え方の人が多いようだ。こうした世の中の動き、移り変わりを見ていると、職業観の変化を痛感するのである。

好像现在很多年轻人都想要从事合自己感觉的职业。看着世道如此的变动、变迁，让人深刻感受到职业观的变化。