鉄道や料理、、さらには国まで……身の回りのありとあらゆるものを美少女やイケメンキャラクター化してしまう、いわゆる“擬人化”コンテンツが注目を集めている。最近では、日本の艦隊を“艦娘(かんむす)”として美少女キャラクター化した『艦隊これくしょん -艦これ-』などゲームやアニメ作品のヒットに加えて、企業も自社商品を擬人化しプロモーションブランディングに活用する事例が増えるなど、対象となったモノを挙げるとキリがないほどだ。では、なぜ日本にはこんなにも擬人化コンテンツが溢れているのだろうか? その歴史をひも解きながら探っていきたい。

从铁道到料理和枪械乃至于国家……我们身边的所有东西都在被做成美少女或者美少年的角色,这种所谓的“拟人化”风潮吸引了许多目光。最近,将日本舰队拟人为美少女角色的《舰队Collection》系列游戏以及动画作品处于大热,企业等也将公司产品拟人化为自己做宣传,塑造品牌的例子也日益增多,类似的例子不胜枚举。为什么日本的拟人化风潮来的这么猛呢?我们将深层探究其历史来源。

ヒットコンテンツが出てきたことで話題になっているが、ことアニメやゲーム分野に関しては、擬人化は今に始まったことではない。同人などでは古くから取り扱われているジャンルだった。諸説あるが、現在の擬人化ムーブメントの元祖は、2003年より漫画連載が開始し、その後TVアニメ化もされた『びんちょうタン』という作品であるとされている。タイトル通り、主人公は“備長炭”を萌えキャラクター化した「びんちょうタン」で、主人公を取り囲む個性豊かなキャラクターも、様々な炭を可愛らしく擬人化したもの。内容自体は彼女たちの日々を描いた日常系作品だが、その発想のユニークさからアニメファンの間で注目を集め、今もなお根強いファンを持つ。

最近因为拟人化大热而走上话题巅峰,但是在动漫游戏领域,拟人化早已不再新鲜。在同人领域甚至是早就被用过的话题。诸说之中有人认为,现在的拟人化运动的元祖是从2003年漫画连载开设,之后动画化的《备长炭》,其中围绕主人公的各种个性丰富的角色,都是各种煤炭的拟人化角色。内容上来说,不过是描述他们的日常生活,但是因为其独特的想法而在动漫迷间获得关注,至今依然有诸多漫迷存在。

こうして一部のコミュニティで盛り上がっていた擬人化作品が幅広い層まで知られるようになったのは、2000年代後半からのアニメブームが関係しているように思う。アニメが大衆的な人気を得ていくなかで、豊富な“あるあるネタ”を取り扱った擬人化アニメは、様々なメディアで盛んに取り上げられた。世界の国をキャラクター化した『ヘタリア』シリーズ、大江戸線や中央線の駅をイケメン擬人化した『ミラクル☆トレイン』などのタイトルは目にしたことがある人も多いのではないだろうか。

在部分领域大热的拟人化作品被更广阔的人群所熟知,我想与2000年后半年的动画热潮有所关系。动漫在获得大众人气的同时,采用了各种“桥段”的拟人化动漫,也在各个领域大获成功。《黑塔利亚》将世界各国角色化,《奇迹列车》则将大江户线和中阳线等车站拟人为男性角色,类似的作品相信大家也都耳熟能详了。

もともと日本人は“キャラクター好き”。動物はもちろん、ありとあらゆるものがキャラクター化され、感情を持って動いてきた。この背景には、古くから日本で『自然に存在するすべてものに神が宿る』と考えられてきたことがあると言われている。例えば今熱心に画面を見ているPCやスマートフォン、かけているメガネ、外の木々や花…万物には“魂”が宿っている。長く使っていれば愛着が湧いて、「このPCちゃん、ツンデレだな……」なんて思ったことがある人も多いはず。そうした日常の些細な発想がより具体的になり、ビジュアル要素が加わったものが“キャラクター化”や“擬人化”なのだ。

日本人本来就“喜欢角色”。动物,乃至所有的物品,日本人都将之角色化开来。这样的行为背后,隐藏着日本人“万物有灵”的古老自然观的存在。比如你现在用的电脑、手机,佩戴的眼镜,外界的花草树木……万物之中都存在着“灵魂”。长期使用而爱意大增之时,有着“这电脑好傲娇啊……”想法的人也不少吧。将这些日常的琐碎的想法变得更加具体,再加之视觉要素,就成了“角色化”“拟人化”了。

たとえ無機質なモノでも、キャラクターとして肉付けされると、途端に対象に対して様々な感情が湧きあがってくる。特に日常で触れているものや、知識として触れてきたものならなおさらだ。そういう意味では、『艦これ』がゲームやアニメファンのみならず、ミリタリーファンからも擬人化が支持を受けているという部分も頷ける。刀を擬人化した『刀剣乱舞』など、斬新な擬人化はまだまだ続いている。日本人の特性を巧みに表現する擬人化ムーブメントは今後さらに加速していきそうだ。

即使是无机质的东西,角色化之后,瞬间就会使人产生诸多的感情。尤其是日常生活所碰到的东西和作为知识接触到的东西就更是如此了。如此想来,《舰队Collection》不仅受到动漫迷游戏迷,还受到军事迷对“拟人化”的支持也变得可以理解了。像把刀剑拟人化的《刀剑乱舞》,崭新的拟人化想法还会不断出现。巧妙地展现日本人特性的拟人化活动今后会更加加速发展吧。

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