2月9日付の官報により、紺綬褒章を受章したことがわかったのは中居正広(48)。全国紙の社会部記者は次のように解説してくれた。

2月9日政府公报中获悉,中居正广(48岁)被授以藏青绶带奖章。全国性报纸社会部记者解说如下:

「紺綬褒章は国や地方公共団体などに私財を500万円以上寄付した人を対象に、審査を経て授章が決定します。中居さんの場合は、さらに賞杯、漆塗りの木製の杯も授与されており、これは1500万円以上を寄付した人が対象となります。

“藏青绶带奖章是表彰向国家或地方公共团体捐赠500万日元以上私人财产的人,该奖章经审查后颁发。中居正广先生除了获得该奖章外,还被授予漆器木奖杯,这是授予捐赠金额在1500万日元以上的人”。

彼は昨年に『東京コロナ医療支援基金』に1000万円、また『新しい地図』と日本財団が共同で設立した“LOVE POCKET FUND(愛のポケット基金)”にも1000万円寄付したと報じられています」

据报道,去年中居正广向“东京新冠医疗支援基金”捐赠1000万日元,还向“新地图”与日本财团共同设立的“LOVE POCKET FUND(爱之口袋基金)”捐赠1000万日元。

ほかの寄付も含めれば1年間で2000万円以上!中居の“寄付歴”について、スポーツ紙のデスクはこう語る。

包括其他捐款在内,他一年的捐赠金额超过2000万日元。体育报评论员谈到中居正广的“捐赠史”:

「私が調べた限り、いちばん古い記録は26年前の'95年3月です。SMAP初期の名曲の1つである『がんばりましょう』が、この年の春の選抜高校野球の入場行進曲に採用されたこともあり、開会式を中継したラジオ番組に、中居さんが電話出演しました。

“就我调查所知,中居正广最早的捐赠记录是在26年前,也就是1995年的3月。SMAP初期的名曲之一《加油吧》被选为那一年春季高中棒球选拔赛的入场进行曲,中居先生电话出演了开幕式直播节目”。

阪神・淡路大震災から2カ月後のことです。中居さんは『被災地の人を勇気づけられるよう、一生懸命頑張ってください』と、高校球児たちにメッセージを送り、この日の出演料を全額、ラジオ局の義援金係に寄付したのです」

当时是阪神淡路大地震过后两个月。中居先生对高中棒球选手们说“为了给灾区的人们带去勇气,请拼尽全力参赛”,并将当天的出场费用全部作为广播台的救援善款捐赠。

■チャリティを巡ってジャニーさんに抗議したことも

■就慈善活动向Johnny喜多川先生抗议

実は阪神・淡路大震災のチャリティ活動については、中居にとって、ほろ苦い思い出もあるという。

实际上,中居正广有一段关于阪神淡路大地震慈善活动的酸涩回忆。

「ジャニーズ事務所によるチャリティ活動の一環として、'97年に関西出身メンバーがいるグループにより、J-FRIENDSが結成されました。当時、この活動に入れなかった中居さんはジャニー喜多川さんに猛抗議したと聞いています。後輩たちが必死に復興を呼びかけるなか、自分たちが携われないことに忸怩たる思いを抱いたからだそうです」(音楽関係者)

“1997年有关西出身成员的(三个)组合结成J-FRIENDS开始活动,这是杰尼斯事务所慈善活动的一部分。听说当时没能参加该活动的中居先生曾向Johnny喜多川先生提出强烈抗议。据说是看到后辈们非常努力在支持灾区复兴,自己未能参与其中感到愧疚。”(音乐业界相关人士)

そんな思いもあったからか、'11年3月に東日本大震災が発生すると、中居は迷わずに行動を起こしたという。

或许正因为有过这样的过去,2011年3月东日本大地震发生后,中居毫不犹豫地采取了行动。

「10日後には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生放送を実施し、ライブコーナーでは『がんばりましょう』を披露、そして復興支援のための寄付を呼びかけたのです。

灾后10天,《SMAP×SMAP》(富士电视台)进行了直播,现在表演环节中演唱了歌曲《加油吧》,并呼吁大家为支援复兴进行捐款。

特に中居さんはオフに、友人たちと福島に入って、がれきの撤去や炊き出しに力を注ぎました。当時の彼は、『偽善と言われることに不安もあったけれど、今はそんなことを言っている場合じゃない』と、語っていました。

特别是中居私下还和朋友一起去了福岛,倾力为灾区人民清理废墟,烧火煮饭。当时他说:“虽然也担心被人说是伪善,但现在不是考虑这些的时候”。

継続的に義援金を呼びかけていた『SMAP×SMAP』が終了した後は、スタッフと相談し、自身のラジオ番組で呼びかけを続けることにしたのです」(前出・スポーツ紙デスク)

支援东日本大地震的捐款呼吁一直持续到《SMAP×SMAP》结束,之后他又和工作人员商讨,决定在自己的广播节目中继续呼吁捐款。(同上 体育报评论员)

■2人の父から学んだのは倹約とチャリティ精神

■从两位父亲身上习得的节俭和慈善精神

東日本大震災発生後の3カ月で、SMAPメンバー5人が日本赤十字社に寄付した義援金は少なくとも総額4億円以上。

东日本大地震发生后的3个月中,SMAP5位成员向日本红十字会捐赠的救援金至少在4亿日元以上。

なぜ中居はそこまで寄付に尽力するのか?その陰には“2人の父”の存在があるという。まず前出のスポーツ紙デスクによれば、

为何中居如此投入在做慈善捐赠呢?是因为有“两位父亲”的影响。据前文体育报评论员称:

「彼は10代のときに雑誌のインタビューで“貧しいなか3人の子供を育て、野球までさせてくれた両親を尊敬している。恩返しがしたくて芸能活動を頑張っている”などと語っています。'15年2月19日に逝去した実父・正志さんは経済的に恵まれない時期でも、明るさや人への思いやりを忘れない男性だったそうです。

“他十几岁接受杂志采访时曾说‘他很尊敬自己的父母,在经济困难的情况下把三个孩子拉扯大,还供孩子去打棒球。我想要报答他们的养育之恩所以非常努力地进行演艺活动’。2015年2月19日离世的亲生父亲正志先生是一位在经济不富裕的情况下,依旧积极向上,体谅他人的男性。”

“ガムテープで補強された椅子を使い続けている”“セロハンテープで蓋を閉めた炊飯器を愛用していた”といった質素倹約エピソードも多い中居さんですが、お父さんも物欲がまったくない人だったとか。

中居有不少朴素节俭的轶事“一直用着拿胶带加固的椅子”、“很爱用用透明胶带固定锅盖的电饭煲”,而他的父亲也是一位没有物欲的人。

芸能界でブレークした後、父の日にプレゼントをしようとしたら、“俺を父親にしてくれた子供たちに感謝する日なんだから、お祝いはいらない”と、断られたと明かしたこともあります。自分のためよりも、困っている人のためにお金を使うという中居さんの姿勢も、正志さんの影響を受けているのだと思います」

“中居正广走红后,曾想要在父亲节那天送父亲礼物,却父亲拒绝‘父亲节是我感谢孩子们让我成为父亲的日子,所以不需要孩子们给我礼物’。中居先生更愿意把钱用在需要帮助的人身上,而非自己身上,想来也深受正志先生的影响。”

影響を受けたもう一人の“父”は、故・ジャニー喜多川さんだ。

另一位影响他的“父亲”就是已故的Johnny喜多川先生。

「ジャニーさんの遺志により、日本赤十字社に対し、ジャニーズ事務所から5億円が贈られたことも記憶に新しいところです。

“杰尼斯事务所继承Johnny先生遗愿,向日本红十字会捐赠5亿日元的事还历历在目”

事務所設立当初から、チャリティ精神の大切さをタレントたちに教えてきました。」(前出・音楽関係者)

“从事务所创立之初,Johnny先生就向艺人们传达慈善精神的重要性。”(同上文 音乐业界相关人士)

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