天声人语(071205)消失的方言
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関西に住む知り合いの詩人から、「生活語」でつづった詩集を送ってもらった。生活語とは耳慣れないが、土地土地の方言をはじめ、俗語や職業語など、暮らしの中で使われる言葉をさすそうだ。北から南まで、121人の詩人の作品を載せている
我要求一位住在关西的诗人朋友送了我一本用生活语写作的诗集。称之为生活语可能听起来并不顺耳,但它所指的似乎正是各地的方言、俚语,职业术语等等,是在日常生活中所使用的语言。从南至北,共刊登了121名诗人的作品。
〈此の家に嫁いで来んしたとき/まずは 玄関先で/一升ますの湯呑の水を飲めんした/此の家の水の飲み始めですんにゃ/一生飲みますという/花嫁の誓いでごぜんす……〉(「敷居またぎ」岡崎純)。北陸は敦賀の言葉だという。共通語に言い換えれば消える、彫りの深い言葉が連なっている。
“嫁到此家时,先入玄关门,饮上茶碗一斗水,既饮此家水,此水饮终生,嫁娘立此誓”(意)(《跨过门槛》冈崎纯)。据说北陆地区有一种敦贺方言。如果其被普通话所替代,就会牵涉到那些将要消失的轮廓分明的语言。
「(宮崎を)どげんかせんといかん」。宮崎県の東国原知事が叫び続けたお国言葉も、共通語にない魅力を宿していたのだろう。あれよあれよと人口に膾炙し、今年の「新語·流行語大賞」に選ばれた。
“(宮崎を)どげんかせんといかん”。宫崎县原东国知事一直使用的故乡方言,似乎也包含着普通话所没有的魅力。“あれよあれよ”这句脍炙人口的话获选了今年的“新词汇·流行语大奖”。
24回目になるが、方言が選ばれるのは珍しい。危機感にかられた窮余の言葉が、思いがけず羽ばたいた格好だ。ともあれ、「選ばれたのは地方からの魂の叫びが届いたから」と知事はご満悦だ。
虽然已经是第24届「新词汇·流行语选拔」活动了,但方言能够获奖十分难得。被危机感所牵动的濒危语言似乎令人意料不到地展翅高飞了。不管怎么说,知事先生相当愉悦倍感满足,“能够获选是因为来自地方的精魂的呼喊传递到了”。
だが悲しいかな、手持ちのパソコンで変換すると「度源河川(どげんかせん)と移管(いかん)」となる。共通語なら「どうにかしないと行けない」と、ほぼ正しく表示される。機械の中にも、中央と地方の“格差”があるらしい。
但是,令人略感悲哀,如果用手提电脑进行转换的话,就变成了“度源河川与移管”。按照普通话的话,其正确表示应该是“不干点什么的话不行”。在机械设备中似乎也存在着中央与地方的“落差”呀。
国語学の金田一春彦氏によれば、新来者にも分かるように努めて陰影を消したのが東京語、つまり共通語なのだという。それに収まらない豊かな一語一句を、冒頭の『続現代日本生活語詩集』でしみじみ味わわせてもらった。
国语学研究者金田一春彦有这样一种观点,为了能使新来者也能明白,努力淡化晦涩成分的就是东京语,即普通话。此外,《续现代日本生活语》开头部分,这些未被收录却意味深长的一言一句令我再三玩味。