「尊い」

「尊い」

読み方は「とうとい」。「たっとい」と読まれていたこともありました。

读音为“とうとい”,一度也曾读作“たっとい”。

意味《広辞苑第七版より引用。》

释义参考《广辞苑第七版》

①立派で、あるいは美しく近寄り難い。崇高である。神々しい。古事記上「汝が命みことに益して―・き神ます」。

②大事にすべきである。うやまい重んずべきである。「―・い生命」「―・い犠牲」

③高い価値がある。すぐれている。万葉3「極まりて―・きものは酒にしあるらし」。

④地位が高い。「―・い身分の人」

①优秀且难以接近。崇高的,神圣的。“汝が命に益して貴き神ます|有比你更为高贵的神”出自《古事记·上卷》

②值得珍惜,值得敬畏的。“宝贵的生命”“可贵的牺牲”

③价值高。出色卓越的。“極まりて貴きものは酒にしあるらし|极贵之物,非酒莫属”出自《万叶集3》

④地位高。“身份尊贵的人”

尊敬の感じがこもる場合に「尊い」、貴重あるいは高貴の意味がこめられる場合に「貴い」を使うことが多い。

包含尊敬之意时多写为「尊い」,表达贵重或高贵之意时常写为「貴い」。

オタク用語としての「尊い」

御宅族用语中的「尊い」

アレンジや脳内補完などの手を加える気もなくなるような崇高さ。また、妄想とか興奮とかいったものをすっ飛ばして、ただずっと見ていたいと感じさせる高貴さ。要は「マジ素晴らしい」「ほぼ完璧」「最高すぎる」という意味である。

「尊い」是不需要任何加工及脑补的崇高。存在于幻想和兴奋之上,只是看着就能沉迷其中的高贵。总的来说,就是“实在太美好了”“近乎完美”“不能更好了”。

キャラクターや作品に対して「萌え」を通り越して信仰心に似た強い感情を抱いている状況を表すときに使われます。用例としては、キャラクター名や作品名と一緒に「○○尊い」と表現されることがほとんどです。このような使い方は2012年にはすでに散見され、2013年で女性オタクを中心に広まり、2014年にはかなり一般的に用いられるようになりました。「尊い」のほかにも「尊み」「尊さ」なども同様に使われています。また、アイドルやジャニーズといった三次元の人物に対しても使われることがあります。

是表达对角色或作品超出“萌え,即觉得可爱的喜爱之情”,如同信仰般的强烈感情。常用角色或作品名+「尊い」即「○○尊い」这样的形式表达。这种用法自2012年开始出现,2013年在女性御宅族群体中广泛使用,2014年演变为常用语。「尊い」之外,也有「尊み」「尊さ」这样的表达。另外,适用对象除二次元外也用于女性偶像、杰尼斯偶像等三次元人物。

ジャニヲタの中でも特にKinKi Kidsヲタに頻繁に活用されていたと記憶しているが、それは、堂本剛が発信する言葉の世界が、生きることの尊さを物語るものが多かった影響だろう。

J家粉丝中,KinKi Kids的粉丝更常使用「尊い」。这可能是因为堂本刚通过作品塑造的语言世界里总传达出活着可贵的价值观念,很多人受其影响。

原作およびメディアミックスにおける「この作者(監督)わかってる感」の高い描写や、キャラクター同士のカップリングに対して使われることが多い。

「尊い」也常用来表示原作粉丝认为改编作品的细节处理以及角色CP搭配符合原作精神,即“这个作者(或导演)很懂”。

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