知り合いの東大生の何気ない話で「東大生には『東大』という肩書きを持ってしまったがために生じる劣等感や引け目もある」という話になりました。東大生が感じる東大コンプレックスとはどのようなものなのでしょうか。

和认识的东大生无意间聊到“东大学生因为有‘东大’的头衔所以产生了自卑感”。东大学生的东大自卑感到底是什么呢?

●頭が堅くてつまらなそう

●死脑筋很无趣

頭が良い、勉強ができるというのは東大生への代表的イメージというのは言うまでもないことですが、そこから転じて「勉強しかしていないから、それ以外のところで融通が利かない、という見方をされている」と文科二類のHさんは言います。

东大生的典型形象就是聪明、会读书,这是不用说的。然后就转变为“被看作只会读书,除此之外都不会应付,死脑筋。”文科二类的H这么说道。

「みんな東大に入るために勉強を頑張ってきたのは事実。勉強以外のことをしてこなかったがゆえに、イメージどおりの堅物な人も確かにいますけどね。僕みたいに楽しくわいわい遊びたい人にとっては、ガリ勉のイメージって学外で友達を作るうえですごくネックになるんです。他大の人に自己紹介するとき、あえて東大と言わないことも多いですよ」

“为了进东大,大家都很努力学习是事实。除了学习之外也不做什么,所以被大家认为是死脑筋的人也确实存在。但是对于我这种想要好好玩耍的人来说,书呆子这样的印象实在是有碍校外交友。对别的大学的人介绍自己的时候,经常不愿意说自己是东大的”

Hさんの見た目は、堂本光一似のさわやかなイケメン。ガリ勉のイメージからは程遠い、茶髪で今風の青年です。

外表看上去H是像堂本光一那样的清新帅哥。离书呆子的形象差远了,是头发染成棕色的现代青年。

「容姿だけで東大生ってわかっちゃう人もいるじゃないですか。僕としては、いかにも東大生っていう見た目になりたくないなというこだわりはあります。」

“不是也有光从外表看就能知道是东大学生的人嘛。我实在是不想外表看上去就是东大学生。”

●キラキラしたキャンパスライフへの憧れ

●憧憬闪闪发光的校园生活

ドラマやマンガで見るような、男女が仲良く学食でたわむれ、流行のブランドを着たおしゃれな学生がキャンパスを闊歩している……。そんなオレンジデイズのような、絵に描いた大学生活はないものと割り切ってきたと語るのは、こちらも文科二類のMさん。

像电视剧和漫画里看的那样,男女生关系很好,在食堂打闹,学生们穿着流行的牌子,很时尚地走在校园里……那种橙色岁月一样绘画里描述的大学生活是不存在的,文科二类的M干脆这么说。

「慶応に、立教、青学……赤文字系のかわいい女の子がいて、サークルごとに人の輪ができる。そんな風景は東大にはまずありません。そもそも、東大に入るってことは、そういう華やかな大学生活を諦めることだと割り切ったほうがいいんです」

“庆应、立教、青学……有着赤文字系的可爱女生,以社团为单位组成小圈子。这样的情况在东大是没有的。本来嘛,进入东大就是放弃了这种华丽的大学生活”

Mさんは軽音サークルに所属し、ギターとボーカルを担当。カジュアル系バンド男子。

M属于轻音部,担任吉他手和主唱,是休闲型乐队男生。

「憧れからくる『リア充』コンプレックスというか、うらやましさは感じます。けれど、そもそも他大の情報がそんなに入ってこないので、知らなければ引け目を感じずに済むのも事実です。びっくりしたのは立教のフリーペーパーで見たファッションスナップ。世の中にはおしゃれな学生がこんなにいるんだって、カルチャーショックを受けましたよ! 東大で同じ企画をやったら、モデルを見つけるのに何年かかることやら。」

“说是憧憬‘生活充实’情结,不如说是羡慕。事实上,本来不了解其他大学的消息,不知道就不会有自卑感。让我惊讶的是在立教大学宣传单上看到的时尚照片。世上竟还有这样时尚的学生,感受到了文化冲击!如果在东大做同样的企划的话,光找模特就要花好几年。”

大学のイメージが先行して、なかなか本当の自分を見てもらえないということがあるのかもしれません。お互いに勉強や肩書抜きに友達付き合いをするほうが、交友関係にももっと幅が出そうですね。

由于大学的印象先入为主,所以也可能没办法让别人认识到真正的自己。互相抛弃学习和头衔交友的话应该会更促进友谊的吧。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江网原创内容,为上海互加文化传播有限公司所有,禁止转载。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

相关推荐:

东京大学高材生最想去的大学

东京大学的秘密笔记法

最新活动→