「踊るんだよ」
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ何故踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。だから足を停めちゃいけない。どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」
「でも踊るしかないんだよ」
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」

跳舞吧
“音乐响起的时候总之要一直跳舞。不懂我说的是什么意思?跳舞,不停地跳舞。不要考虑为什么跳,不要考虑什么意义不意义,意义那玩意儿本来就是没有的,要是考虑这个,脚步势必停下来,一旦停下来,我就再也爱莫能助了。你的羁绊也就什么也没有了。永远的消失了。那样一来你就只能生存在这边的世界里了。逐渐的被这边的世界所拉拢。所以不能停下脚步。不管看上去如何荒谬,也不要在意这些。要踏着正确的舞步不停地跳下去。然后将凝固的东西哪怕一点点也好弄碎它。应该还有为时不晚的东西存在。只要能用的东西全部用上。要全力以赴。没什么好可怕的。你确实会疲惫。疲惫且恐惧。谁都会有那样的时候。感觉什么都是错了。所以就停止了脚步”
“但是只能跳舞啊!”
“而且要跳的更加纯熟更加出类拔萃。要跳到让人敬佩。那样的话我或许也还能帮得上你。所以要跳舞,只要音乐还在继续。”

以上句子出自于村上春树作品《舞!舞!舞!》。《舞!舞!舞!》其内容与《寻羊冒险记》相衔接,主人公“我”与《寻羊冒险记》中的主人公是同一个人。小说分两条线索,一条是“我”与老同学、电影明星五反田结识了两名应召女郎,五反田出于心理扭曲杀死了她们,自己也投海自杀。另一条是“我”结识了孤单的女孩“雪”、她的摄影家母亲“雨”与“雨”的男友笛克,但善良的笛克却死于车祸。“我”在死亡阴影下过了一段惊魂的日子,后与一个宾馆女服务员相恋并获得了安全感。

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