「内閣府による『“おとう飯”始めよう』キャンペーンなるものを見かけたのだけど、なんだろうこの違和感は。。」。内閣府男女共同参画局による、男性の家事参加を促す「“おとう飯(はん)”始めよう」キャンペーンが、ネット上で議論を呼んでいる。このキャンペーンに込められた思いとはどういったものなのか。政府広報室に聞いた。

内阁府推出“开始‘爸爸饭’吧”的宣传,总觉得哪里不对……内阁府男女共同参与计划局为了促进男性参与家务而推出的“开始‘爸爸饭’吧”宣传,在网络上引发热议。这项推广到底包含了怎样的意义,我们采访了政府宣传部门。

ツイッター上で拡散した画像には、「これまで料理なんかできないと思っていたあなた、立派な料理を作らなければいけないと思っていたあなた。いいんです。“おとう飯”ならいいんです!」「簡単に、手間を掛けず、多少見た目が悪くても美味しければ、それが“おとう飯”」という「おとう飯」の定義の説明や、「おとう飯(はん)の心得」として「手早く」「簡単に」「後片付けは最後まで」などの項目とともに「おとう飯、見守っててね、おかあはん」というメッセージが並んでいる。

在推特上流传的图片,“觉得不会做饭的你,必须要做出色料理的你,没关系。其实做‘爸爸饭’就行!”“简单,方便,看起来不太美观,但只要好吃就行的‘爸爸饭’”成了“爸爸饭”的定义,以及作为“爸爸饭的心得”便是“快速”“简单”“好收拾”等,还呼吁“妈妈们,请守护爸爸饭吧。”

この投稿には「『女性は繊細で丁寧でなければならないが、男性はガサツでいい』みたいな極端さが女性差別」「『おとう飯“なら”いいんです』って言われると、おかあ飯だって許して~って言いたくなる」「料理に男も女もないし、このキャンペーン自体が時代遅れ」といった意見や「上の世代をターゲットにしてるならこれでいいんじゃないですか?」「対象の世代がどこかによっても変わってくる」といった声など、賛否両論が寄せられている。

不过,网络上对此不满的声音也有不少,“仿佛女性就必须仔细、讲究,男性就可以大大咧咧的意思,这是极端的歧视女性吧。”“被说‘只要’是爸爸饭就可以,那就忍不住想说妈妈饭不也可以被原谅嘛。”“料理不分男女,这种宣传本身就已经落后过时了。”还有意见指出,“如果是针对老一辈为目标群体的,这样也还算不错?”“根据不同世代对象应该有所变化。”

男女共同参画局の「“おとう飯(はん)”始めよう」キャンペーンホームページでは、全国のご当地食材を使用したレシピや、「母の日」「ゴールデンウイーク」「クリスマス」「お正月」といった季節のイベントにちなんだレシピなど、数々の「おとう飯レシピ」を紹介している。

在男女共同参与计划局的“开始爸爸饭吧”宣传主页上,介绍了各种使用了全国当地食材的菜谱,以及在“母亲节”“黄金周”“圣诞节”“正月”等季节性活动里所用的菜谱等。

政府がこのキャンペーンに込めた思いとはどういったものなのか。政府広報室の担当者は「キャンペーンが始まったのは2017年。2015年の『第4次男女共同参画基本計画』で、男性の家事・育児関連時間が欧米諸国と比べて短い状況にあり、家事や育児等に対する知識等の不足と男女間のギャップを埋める一環として始まりました。子育て世代に向けてのものだったと聞いています」と回答。

关于政府对于这项宣传是怎么想的,政府宣传部门的负责人表示,“这项宣传于2017年开始,在2015年第四次男女共同参与基本计划中,与欧美各国相比,我国男性花费在家务、育儿相关的时间较少,是作为对家务及育儿等认知不足和补充男女之间反差的一个环节而开始的,是一项面向养育孩子世代的策划。”

時代の変化や世代ごとでも、家事や育児に関する見方は異なるもの。キャンペーン開始から5年余りが過ぎ、「おとう飯」があらためて名づけるほど特別なものではなくなっているということなのかもしれない。

随着时代的变化与世代的变迁,关于家务及育儿的看法各有所不同。从宣传案开始已经五年有余,重新命名的所谓“爸爸饭”,可能也不算什么特别的事情了吧。

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