大野:「今までの絵は、リアルになれば嬉しいっていう……それだけだった。でも、“タツノオトシゴ”に関しては、はじめて自由に描いたから。どうなっていくか自分でも分からなかったから、楽しかった。ひたすら自由に描いて……結果、ああいう絵になった。その時思ったことを全部描いてるから、その時の気持ちが全部入ってる。そういう意味では、はじめて深いものになったなと思った。そこはやっぱり、これまでの絵にない感じはあるよね」

大野:“至今为止画的画,如果能展现出真实感的话,我就很开心……仅此而已。但是,关于‘海马’这幅画,是第一次想要自由地去画,所以到底会变成什么样子,我自己也都不知道,因此我非常开心。一心自由地画着……结果,就变成了那样的画。因为那时候我所想到的全部画进去了,所以那时的心情也全都包含在内。从这种意义上来说,我想这是我第一次创作出富有深度的作品吧。在这幅作品中,果然有着我至今为止的画作所没有的感觉吧”。

↑左图:海马细密画,今年的大野智上海作品展“乐在其中”的海报背景用的也是此图;
右图:大野特地为2008年首次个展而制作的金色工艺品,中间的脸是大野自己的脸型。《FREESTYLE》作品集封面也有它。

そして金色のオブジェ。その中央にある、大野自身の顔型。これもまた、この作品集の撮影に合わせて完成した最新作。このインタビューの次ページに、その楽しげ(?)な過程が披露されているが、まだまだ“失敗”も続けている。

再来就是金色的作品。在那作品的中央,有大野自己的脸型。这个作品,也是为了配合这本作品集的拍摄而完成的最新作。在这篇专访的下一页,就展示了这个作品很欢乐(?)的创作过程,而“失败”也仍旧一直持续着。

大野:「最初、鼻に管を通して、仰向けで顔型とったんだけど。1回目は石膏流し込んだら、顔の横から洩れちゃって。友達と『早く!早く石膏足して!!』って頑張ったけど……ダメだった(笑)。で、2回目は上手くいったんだけど、俺……途中で寝ちゃってさ。なんかヒンヤリして気持ちいいなぁって。鼻の管だけで動かなくなった俺を見て、友達もすごい焦ったみたい(笑)。出来上がった型見たら……全然似てないし。っていうか、俺の型なのに、俺に似てない!ってなんだよ!(笑)で、今度は口に管通して、寝ないように注意して……それでやっと型がとれた」

大野:“最初,我是用管子给鼻子通气,以仰着头的姿势来取脸型。第一次倒石膏之后,石膏就从脸的侧面流掉了。虽然对朋友说‘快点! 快点加石膏!!’地努力了一番……结果还是不行(笑)。然后,第二次虽然进行地很顺利,但是我……中途睡着了啊。就觉得(石膏)凉飕飕的感觉挺好的。看到我在鼻子插着管子的状态下动都不动,朋友可是非常地焦急啊(笑)。看了做出来的模型之后……发现完全不像我。话说回来,明明是以我的脸型去做的,但却不像我!这是怎么回事嘛!(笑)。然后,下一次我是用管子给嘴通气,并且注意不睡着……这才终于做出了脸型”。

↑大野为2008年首次个展准备的大规模喷漆作品,正面为其名字“SATOSHI(智)”的涂鸦字。

まさに三度目の正直。あの顔型の少しとがったような口元は、その空気管のためだ。ノーブルレッドの布バックで撮影したこのオブジェの写真は、大野が「いい。シュールでいいね」と喜び、早速、彼の携帯電話の待ち受けになっていたことをお伝えしておく。そして今は「グラフィティが描きたい」と、この個展でお披露目予定である、かつてない大規模なスプレー作品に取りかかっているという。

真的是“事不过三”。那个脸型中稍微有些尖尖的嘴型,就是为了插入那个空气管而嘟起来的。以大红色的布景而拍摄的这个金色作品的照片,大野(看了之后)很高兴地表示“很好,超现实感很棒”,还告诉我说他马上就将它设成了自己手机的桌面。然后,现在他又表示“想要画涂鸦”,在这次的个展上预计也将展示出来,于是他现在正挑战着前所未有的大规模喷漆作品。

さらに今回、“自分の作品を自らの手で撮る”ことに挑戦(フィギュアのロケ写真は大野が撮影している)し、「楽しかった。もっと写真を極めたいな」と意欲満々。大野の「○○したい」興味は、まったく天井知らずだ。今後も、まだまだ“好き”を極めていくに違いない。

此外,这一次他还挑战了“用自己的手亲自去拍摄自己的作品”(※译注:作品集中的人像模型外景照片都是由大野自己拍摄的),他也干劲满满地表示“非常开心。我好想多加研究拍照啊”。大野这种“想要做○○”的兴趣,真的是无极限呐。今后,他绝对会继续将“喜欢”做到极致。

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精彩下一页:“欢乐”的作品制作过程照片>>>