排行榜:日本人最爱的历史小说
作者:forevereva译
来源:PHP研究所
2018-02-21 06:30
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今回のお題は、好きな歴史小説・時代小説です。文句なしに納得の名作から、最近の気鋭作家の作品までがずらりと勢揃いし、いずれも読んでみたいものばかり。
本次的主题是:你喜欢的历史小说、时代小说。大家投票选出了众多作品,从一致公认的名作到最近新锐作家的作品,无论哪一部都带给人阅读的欲望。
若い世代の方は最近の作品を挙げておられますが、幅広い世代で支持を得たのはやはり司馬遼太郎、吉川英治、池波正太郎の複数の作品。多くの読者を獲得した不朽の名作の力を実感しました。
从投票可以看到,年轻一代举出的都是最近的作品,而在各个年龄阶段都获得广泛支持的还是司马辽太郎、吉川英治、池波正太郎的诸多作品。这再次让人感受到曾吸引了众多读者的不朽名作的魅力。
以下、ご紹介いたします。
以下就一一做介绍。
第1位 『竜馬がゆく』(司馬遼太郎) 得票率 11.1 %
第2位 『坂の上の雲』(司馬遼太郎) 得票率 9.0 %
第3位 『利休にたずねよ』(山本兼-) 得票率 5.2 %
第4位 『燃えよ剣』(司馬遼太郎) 得票率 4.0 %
第5位 『三国志』(吉川英治) 得票率 3.5 %
第6位 『鬼平犯科帳』(池波正太郎)) 得票率 3.0 %
第7位 『徳川家康』(山岡荘八) 得票率 2.4 %
第8位 『のぼうの城』(和田竜) 得票率 2.2 %
第9位 『剣客商亮』(池波正太郎) 得票率 1.9 %
第10位 『宮本武蔵』(吉川英治) 得票率 1.9 %
読者を虜にした若者の青春像
吸引读者的年轻人的身影
堂々の第1位に輝いたのは、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』。それまで有名ではなかった坂本竜馬を、一躍日本人のヒーローにしたと言われるほど、竜馬の青春を魅力的に描いた作品です。幅広い層の竜馬ファンのバイブル的な存在として、絶大な支持を集めました。
夺得魁首的作品是司马辽太郎的《龙马在行进》。作品生动展现坂本龙马的青春,此前龙马还不甚出名,而因为这部小说,他一跃成为日本人的英雄。在广泛阶层中都有龙马粉丝的存在,这部小说被他们奉为经典,获得了极大的支持。
寄せられたご意見には、「型破りな竜馬の生き方に憧れる」「新時代を切り拓いた姿に惚れた」など、時代の扉を押し開けるべく、幕末を闊達に生きた竜馬への憧憬が多く見受けられました。多くの経営者や指導者の立場にある方も、座右の書として挙げておられます。混迷の時代を自分の力で切り拓いていく姿には勇気づけられますね。納得の1位です。
投稿的意见中写道,“我很憧憬龙马不拘常规的生活方式”、“龙马开拓新时代的身影让我着迷”等等。看来推开新时代之窗,在幕末潇洒奔走的龙马得到许多人的憧憬。许多经营者和管理人员也表示,这本书是自己的“座右之书”。在混沌的时代用自己双手开创历史的龙马,给了大家带来了勇气。《龙马在行进》,当之无愧的是第一名。
第2位も同じく司馬遼太郎作品の、『坂の上の雲』。明治の近代国家建設の中で直面した日清・日露戦争。それに立ち向かっていく秋山好古・真之兄弟や正岡子規ら明治の青年の溌溂とした姿を描いた群像劇です。
第二名同样也是司马辽太郎的作品《坂上之云》。明治近代国家建设的道路上,遭遇了日清、日俄战争两大难题。迎着激流而上的是秋山好古、秋山真之兄弟和正冈子规这些明治的青年,小说描写的正是他们潮气蓬勃的奋斗历程。
「激動の時代の壮大なドラマに胸が躍る」「前向きに生きた明治の人々の姿に感動した」「日本人の誇りを考えさせられる」と、新しい時代に躍動する日本人のひたむきな姿が、多くの読者の心を掴みました。
“动荡时代的恢弘史诗让我内心澎湃不已”,“看到明治人积极进取的精神面貌,我很是感动”,“让我思考什么是日本人的骄傲”,在新时代里奔走的日本人充满了一往无前的激情,他们的故事抓住了众多读者的心。
「テレビドラマを観て興味を持った」というご意見もあり、映像化されたことでさらに人気が広がったと思われます。
也有读者表示“看了电视剧后对小说产生了兴趣”,看来作品被拍成电视还会带来更大的人气。
第3位は、山本兼一の『利休にたずねよ』。茶の道を志し、独自の美の世界を拓いた千利休の美学と淡い恋を描いた作品です。「利休が好きだから」「わびさびの世界がとてもよくわかる」というご意見が多く、なかには「茶道を嗜んでいて興味を持った」という方もいらっしゃいました。昨年12月に公開された映画を観て原作を読んだという方も多く、映画だけでは飽き足らず、一味違う原作の世界を堪能したいという向きも多いようです。
第三名是山本兼一的《探访利休》。千利休是位终身致力茶道,开拓出一个独特审美世界的茶人,这部作品描写的正是利休的美学,以及他淡淡的恋情。许多意见表示,“因为喜欢利休才投的票”、“我非常了解闲寂枯寂的世界”,而其中也还有读者透露“自己是因为喜好茶道,而对小说感兴趣”。另外也有不少人是观看了去年12月公映的电影后对原作产生了兴趣。许多读者都觉得,仅看一场电影还意犹未尽,还得进一步去体味与电影截然不同的原作世界。
人間ドラマから生き方を学ぶ
从人情味十足的故事中学到生活之道
第4位は、またまた司馬遼太郎作品で、『燃えよ剣』。新選組の「鬼の副長」土方歳三の生き様を描いた作品です。竜馬と同様に、土方歳三といえば『燃えよ剣』と言われるほど、魅力溢れる土方像を描き出しています。
第四名依旧是司马辽太郎的名作:《燃烧吧,剑》。这部小说讲述的是新撰组“鬼副长”土方岁三的一生。土方充满魅力的个性在小说中得到了完美体现,所以和龙马同样,一般说到土方岁三,大家都会提及《燃烧吧,剑》。
「時代に逆行しても己の節義を貫く姿がかっこいい」「学生の時に読んで土方の生き方に憧れた」「これまで何度も読み返している」など、熱く男らしい土方に魅了されたご意見が多く寄せられました。「誠」の旗を掲げて剣に生きた土方は、竜馬とはまた違うタイプですが、どちらも魅力的で、男が惚れる男ですね。
“即便与时代相悖,却始终坚持着自己的信念,副长让我很是钦佩”,“学生时代就对副长的传奇一生十分憧憬”,“这本书我反反复复读了许多遍”,许多读者都对热血男儿土方岁三倾倒不已。揭起“诚”字大旗、为剑而生的土方岁三,与龙马是两种不同的类型,然而无论哪一位都极富魅力,甚至让男人也为之神往。
第5位は、吉川英治の『三国志』。『三国志演義』に基づき、独自の創意を加えて人物たちを活き活きと描いています。特に、敵役の曹操の人間的な魅力を引き出し、日本人のファンを増やしました。
第五名是吉川英治的《三国志》。小说根据的是《三国演义》,另又添加了自己独特的创意,把三国人物描写得活灵活现。特别是挖掘出反派曹操的人性魅力,使得日本粉丝迅速增加。
「人間模様や戦い、政治の駆け引きなどが面白い」「おなじみの登場人物と舞台だが、何度読み返しても新しい発見がある」など、個性豊かな人物たちが織りなす三国志ならではのドラマから、人生の多くのことを学べる名作です。
读者纷纷表示,“既描写了人物的风貌,也有战争场面、政治的策略等,这些都十分有趣”、“尽管是已经熟悉的登场人物和故事,但每次重读都会有新发现。”众多个性丰满的人物共同勾勒出三国志的恢弘画卷,从这部名作中,你能领悟到许多人生的至理。
その他、寄せられた多くの作品は、いずれも作家独自の世界観、人間観が描かれており、面白いことはもちろんですが、作品を通じて生き方を学べるものばかりでした。
读者的投稿中还有其它许多作品,不论哪一部,都反映了作家自己独特的世界观、人情观,不但充满了趣味,还能通过作品学到许多处世之道。
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