万葉恋歌 「-桜の章-」(神谷浩史)16 变心
『梓弓弦緒とりはけ引く人は後のこころを知る人そ引く』 永遠の愛を誓う言葉は、私のように簡単に心変わりのしない人が言うべきものだ。 俺は絶対に…心変わりなんてしない。だからもっと、俺のことを信じてくれないか。 「なぁ~さっき見た映画どう思った?最後のシーン感動したって?俺はあんまり好きな映画じゃなかったなぁ~え?何でかって?うん~主人公の男が最後ヒロインに結婚してほしいって言うシーン、あそこが納得いかなかった。へぇ?あそこが一番泣けるシーンだって?ええ~俺は主人公の男がさらりと結婚してほしいって言うのがいやだったなぁ~よく考えてみろよ。そんなにすぐ結婚してほしいって言えるものなのか?俺だったら、結婚してほしいって簡単には言えないなぁ~それが、好きな相手ならなおさらに…でも、軽くその言葉を使わない代わりに、俺は結婚する人を絶対大切にできる自信がある。世界で一番大切にする。」 「なんだよ~人の顔じっと見て…お前、俺のいま言ったこと信じてないだろう?でもいつか言ってやるから覚悟しとけよ~その時はどんな映画よりもドラマよりも感動させる!だから待っててくれよな~」 『檀弓弦,有意始挽;如今挽弓者,自是情志坚。』
——永远的爱的誓言,应该是我这样的不会变心的人说的话。 我绝对不会做出变心这样的事。所以,能更加信任我吗? “哪~刚才看的电影,你觉得怎样?” “最后的一幕,很令人感动?倒不是我很喜欢的啊!” “哎?为什么说?嗯……男主角最后说想要和女主角结婚的那一幕,那里我不太能理解。” “哎?你说那儿是最催人泪下的一幕?诶,我不喜欢男主角太快说出想要结婚。好好想想嘛,这是能够那么快就说出来的事情么?如果是我的话,想要结婚这种话可不会那么简单就说出口的。而且,如果是喜欢的对象就更是如此。不过呢,虽然是不会轻易说出那样的话,但对于结婚对象,我自信绝对会很珍惜她。在世界上最珍惜的人就是她。” “干嘛啊,这样一直看着人家。你,不相信我刚才说的话是吧?但总有一天,我也会说那些话的。你要做好准备哦。到那时候,一定比任何一部电影,任何一部电视剧都让你感动。所以,你会等的吧?”