良きにつけ悪しきにつけ、日本が猫ほど多くのことわざや慣用句に登場する動物はない。遠い昔から我々の生活に深く入り込んでいたことの現れだろう。ことわざ・慣用句に見えかくれする古人の猫に対するイメージを探ってみよう。

无论是好是坏,在日本的谚语和惯用语中没有比猫出现的次数还多的动物了。这大概是因为自古以来(猫)就深入到了我们的生活当中吧。让我们来探究一下谚语、惯用句中隐藏着(日本)古人对猫有什么印象吧。

1猫に小判

貴重なものを与えても、本人にはその値うちがわからないことのたとえ。

比喻即使给了贵重的东西,本人并没认识到这东西的价值所在。

使い方:

用法:

弟の誕生日にものすごく大切な物をあげたが、猫に小判で、次の日にはゴミ箱に捨てた。

弟弟生日的时候给他送了份非常重要的东西,结果他不识货,第二天(把礼物)扔垃圾桶里了。

2猫の手も借りたい

非常に忙しく手不足で、どんな手伝いでもほしいことのたとえ。

比喻非常的忙碌,希望别人能帮忙,无论什么忙都可以。

使い方:

用法:

忙しくて、猫の手も借りたいくらいです。

忙得不可开交,连猫的手都想借来用。

3猫の額

場所の狭いことのたとえ。

比喻地方狭小。

使い方:

用法:

うちの庭は猫の額ほどの狭さなんですよ。

我家的院子很小。

4猫は虎(とら)の心を知らず

猫のような小さい動物には、虎のよう な大きな動物の心は理解できない。 小人物には大人物の考える事はわからない事を たとえていう。

像猫这般小动物,是无法理解老虎这样大的动物的心。比喻小人物不理解大人物的想法。

使い方:

用法:

猫は虎の心を知らずで、田中がしたことが周りの人は一人でも支持してくれない。

燕雀安知鸿鹄之志,周围没有一个人支持田中所做的事。

5猫(ねこ)に鰹節(かつおぶし)

猫のそばに、その好物の鰹節を置くこと。油断できないこと、危険であることのたとえ。

在猫的旁边放置其喜欢的鲣鱼干。喻指不能疏忽,有危险的事。

使い方:

用法:

テーブルの上にケーキを置いたまま小さな子供に留守番をさせるなんて、猫に鰹節というものだよ。

桌上放着蛋糕就让小孩子看家,那还真是疏忽了。

6猫(ねこ)に木天蓼(またたび),お女郎(じょろう)に小判(こばん)。

大好物のたとえ。また、非常に効き目があることのたとえ。

比喻最爱的东西。另外还比喻非常有效果。

使い方:

用法:

この薬はやっぱりいいなあ、猫に木天蓼で、体がすぐよくなった。

这药果然好,立竿见影,身体马上就好起来了。

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