「~づらい」は必ず「づ」です。「す」ではいけません。許容ではなく誤りです。

说「~づらい」的时候必须用「づ」而不是「す」,这是不能犯的错误。

最近は「少しずつ」などの「ずつ」を誤って「づつ」と書いたり、「いう」を「ゆう」と書く事まで許容と言い張る人が増えていますが、これは“許容”という言葉の濫用です。

近些年,把「少しずつ」的「ずつ」写成「づつ」或者是把「いう」写成「ゆう」的人越来越多了,但是这是“允许”范围内的词语滥用。

仮名遣いに於ける“許容”はきちんと明文化されており、「なんとなく許容のように感じるから許容」とは出来ないのです。

假名的使用有着明确的“允许”范围,绝不会出现暧昧不明的许可。

「ずつ」を「づつ」と書く書き方は、歴史的仮名遣いです。

比如历史上确实是有将「ずつ」写成「づつ」的例子。

「歴史的仮名遣いで使われていたから誤りでは無い!」と言い張る人も居るようですが、ならば全て歴史的仮名遣いで通さなければなりませんね。歴史的仮名遣いとしては正解でも、現代仮名遣いとしては誤りなのですから。

虽然也有人说“过去从来没有假名使用错误的情况!”,但是那也不能说历史上的假名就都是正确的哦。就算历史上的假名都是对的,也不代表现在的假名就是错的。

「ちょうちょう(蝶々)」を「てふてふ」と書いて、「これも正しいんだ!」という人が居ない事と同様に、「づつ」と書く事は現代仮名遣いでは誤りなのです。

没人觉得把「蝶々」(ちょうちょう)写成(てふてふ)是对的,这就像是人们觉得写成「づつ」是现代假名的错误用法一样。

皆さんの仰るとおり、「~づらい」は「する+つらい」=「しづらい」です。

正如大家所说,「~づらい」是「する+つらい」=「しづらい」这样变化而来的。

例えば「やま+さき」=「やまざき(山崎)」のように、2つの語がくっついて、くっついた後ろ側の言葉の先頭が濁ることを「連濁(れんだく)」と言います。

比如说,就像「やま+さき」=「やまざき(山崎)」这样,把两个词连起来,位于后面的词的第一个假名就要变成浊音,叫做“连浊”。

葉月=は+つき=はづき
神無月=かんな+づき=かんなづき
缶詰=かん+つめ=かんづめ
常々=つね+つね=つねづね
手作り=て+つくり=てづくり
仮名遣い=かな+つかい=かなづかい
気付く=き+つく=きづく
叶月=は+つき=はづき

神无月=かんな+づき=かんなづき
罐头=かん+つめ=かんづめ
常常=つね+つね=つねづね
手工制作=て+つくり=てづくり
假名拼写=かな+つかい=かなづかい
发觉=き+つく=きづく

これらが連濁の例です。こういったように、2つの語に分けて「つ」になるものは「つ」に濁点なのです。

这就是连浊的例子,如上述所举,两个「つ」连起来的读的话,第二个「つ」应该变成浊音。

※歴史的仮名遣いでも一緒。

※历史上的假名拼写法也是一样的。

そして、

物好き=もの+すき=ものずき
当て推量=あて+すいりょう=あてずいりょう
のように、離しても「す」になる物は、「ず」なのです。

还有如:

有好奇心的人=もの+すき=ものずき
推测=あて+すいりょう=あてずいりょう
如此类推,「す」也应该变成浊音的「ず」。

※これも歴史的仮名遣いでも一緒。

※这也和历史上的假名拼写法一样。

では何が歴史的仮名遣いと違うかと言うと、連濁ではなく、最初から「づ」だったものは原則として全て「ず」に変えられたのです。

其实说到和历史上假名拼写的不同之处,并不是连浊,最初是把「づ」全都写成「ず」。

「図面」=現:ずめん、旧:づめん
「水」=現:みず、旧:みづ
「頭痛」=現:ずつう、旧:づつう

例如:设计图,现在读作ずめん,过去读作づめん
水,现在读作みず,过去读作みづ
头痛,现在读作ずつう,过去读作づつう

最後に、「2つ同じ音が重なって、その後者が濁る場合には、づを使う。」

“两个同样的发音连在一起的时候,后面的使用浊音。”

「つづく」「つづる」などがその例です。

以「つづく」「つづる」为例。

「ずつ」は後者ではなく前者が濁っているため、これに当てはまりません。「頭痛」も同様です。

而「ずつ」是前面的假名浊音,这一点和「頭痛」是一样的。

「気付く」は「きづく」ですが、「築く」は「きずく」です。

虽然「気付く」读作「きづく」但是「築く」读作「きずく」。

実は「築く」は本来「城(き)+搗く(つく)」=「きづく」という連濁だったのですが、もはやこんな事は忘れ去られて1つの動詞と化している為、連濁とは考えません。

「築く」一词原本是「城(き)+搗く(つく)」=「きづく」根据连浊的发音规则演变而来的,但是现在已经完全变成了动词,没有连浊发音的规则一说了。

以上の事を纏めます。

下面让我们来总结一下。

A、語句の先頭で「ず」か「づ」か迷ったら、迷わず「ず」を使おう。
⇒先頭の言葉は連濁しません。連濁でない「づ」は「ず」に置き換えられましたよね。

A 词句前头分不清「ず」和「づ」的话,不用怀疑,直接用「ず」吧。
这和前文提到的连浊不同,「づ」可以直接换成「ず」使用。

B、語句の途中だった場合は、分解して「つ」になるか「す」になるか考えよう。

B 词句中的话,还是要考虑一下是应该使用「つ」还是「す」。

※「ゆうずう」「いなづま」などは「づ」「ず」どちらでもよい。

※「ゆうずう」(通融)和「いなづま」(闪电)这两个词用「づ」或「ず」都是可以的。

C、「つづ」ときたら「づ」を使おう。

C 「つづ」一词只能使用「づ」。

D、「ずつ」ときたら「ず」を使おう。

D 「ずつ」只能使用「ず」。

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