堂本光一が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』が上演中だ。今年も含めると17年間、全公演即日完売を続けるミュージカルであり、単に“タレント人気”では済まされない実績を誇る作品でもある。3月末の千秋楽では、ついに上演1500回を達成する“SHOCK”。今年の公演から、長く愛される魅力を探る。

由堂本光一担当主演的音乐剧《Endless SHOCK》正在演出中。包括今年在内的17年,所有公演的票都是当天售罄,并不能单纯用“偶像人气”来概括,拥有实绩的一部作品。3月底的千秋场,“SHOCK”终于将达成上演1500次的记录。让我们从今年的公演中,来一探其长年受观众厚爱的魅力吧。

総動員数270万人超え、毎年15万人以上が観劇するミュージカル

总动员人数超过270万人次,每年有超过15万人观赏的音乐剧

『Endless SHOCK』を鑑賞することは、たとえばオリンピックのような競技大会で、一人のスーパーアスリートが自己記録を更新していく瞬間を目撃するのに似ている。一回一回の公演が、紛れもない一回性のドキュメントであり、観るたびに、人間の果てしない可能性を痛感させられるからだ。

欣赏《Endless SHOCK》,就好比在类似奥运会的竞赛场上,亲眼目睹一位出色的运动员刷新了自己纪录的瞬间。每一次的公演,都是一次毋庸置疑的实录,每次观看,都能充分感受到人类无穷无尽的可能性。

“堂本光一、ミュージカル単独主演記録1位を更新”などというニュースを耳にしても、ミュージカルに興味のない人は、まったくピンと来ないだろう。でも、「約1,900人のキャパシティを誇る帝国劇場を、2000年から毎年2ヶ月近く満員にしている」(年によりばらつきはあるが)と聞けば、少しはその凄まじさがイメージできるのではないだろうか。地方公演も合わせると、総動員数は270万人超え(今年の千秋楽時点での見込み)。単純計算すると、毎年15万人以上が“SHOCK”を観劇したことになる。しかも、日本の、いわゆる大箱で上演されるミュージカルといえば、ニューヨークのブロードウェイやロンドンのウエストエンドでヒットした演目がほとんどである中、『Endless SHOCK』は完全オリジナルで、主演の堂本光一は、2005年以降は演出や作曲にも積極的に関わっている。

就算听到“堂本光一,更新了音乐剧单独主演第一名的纪录”这样的新闻,对音乐剧不感兴趣的人,恐怕也是毫无实感的吧。但如果听到说“约为1900人容量的帝国剧场,自2000年开始每年近2个月都是满席”(根据每年的情况不同会有些偏差),还是能给人留下很厉害的印象吧。包括地方公演在内,总动员数已超过了270万人次(截止至今年的闭幕演出)。做下简单的计算,也就是说每年有超过15万人观看了“SHOCK”。而且,在日本大剧场上演的音乐剧,几乎都是一些在纽约百老汇和伦敦西区大热的演出剧目,而《Endless SHOCK》则完全是原创的,主演堂本光一从2005年开始还积极地参与导演和作曲工作。

そんな日本を代表するミュージカルが、今年も2月1日に開幕し、3月31日の公演をもって、公演回数1,500回を達成する予定になっている。

 

这部代表日本的音乐剧,今年则是从2月1日开始,并将一直持续到3月31日,预计达成1500次公演。

自由度高く魅せる“ショー”、マイケルの振付師によるダンスの可能性

展现高度自由感的“show”,迈克杰克逊的编舞师所创造出的舞蹈的可能性

ジャニーズのステージは、とにかく自由度が高い。『Endless SHOCK』も、ショーに賭ける若者たちの葛藤を描いた群像劇ではあるけれど、”歌って踊って芝居する”以外にも、イリュージョンあり、フライングあり、和太鼓のセッションあり、殺陣あり、22段の高さからの階段落ちありと、劇中劇の名を借りて、魅せる“ショー”としてのあらゆる要素がこれでもかというほど詰まっている。そして、その中心にはいつも“コウイチ”役を生きる堂本光一がいる。

杰尼斯的舞台,概括起来就是自由度很高。《Endless SHOCK》虽然也是一部描写年轻人在表演上纠葛的群像剧,但除了“唱歌、跳舞、演戏”之外,还有幻想、飞天和太鼓的演奏、武打场面、从22级台阶上滚下等借着剧中剧的名义,满载各种魅力的“表演”要素。而其核心正是饰演“KOICHI”的堂本光一。

劇中で使用される曲の中には、光一自身が作曲したものも複数あって、そのどれもが『Endless SHOCK』の物語性を、より明快にかつ色彩豊かに彩っていく。ダンスも、和の要素をふんだんに盛り込んだものもあれば、ストリート系のダンス、民族舞踊的な趣を感じさせるもの、官能的なペアダンス、ゴージャスな群舞まで、1人の振付家によらないバラエティ感が存分に堪能できる。2月11日は、マイケル・ジャクソンの振り付けを担当していたトラヴィス・ペインが観劇に訪れたというが、彼が振り付けた「Dead or Alive」や「Higher」、「MUGEN(夢幻)」といったナンバーは、いわゆる“ミュージカルにおけるダンス”のレベルを超越している。奥行きのあるステージを駆使した群舞のフォーメーションの多彩さや、振り付けに込められたストーリー性など、ショーの世界に取り憑かれた若者たちが主役の『Endless SHOCK』だからこそ具現化できたダンスの可能性に溢れているのだ。

剧中使用的曲目,有不少是光一自己作曲的,每一首都使《Endless SHOCK》的故事性更明快、色彩更丰富。舞台也是充满了大量和式的要素,具有故事性的舞蹈、能感受到趣味性的民族舞蹈、性感的双人舞、豪华的群舞,都能令人充分享受到不仅限于一个编舞师所展现出的娱乐性。2月11日,曾担任迈克·杰克逊编舞师的Travis Payne来访观剧,他所编舞的《Dead or Alive》和《Higher》、《MUGEN(梦幻)》等曲目,已经超越了“音乐剧舞蹈”的水准。利用具有景深的舞台打造多姿多彩的群舞阵型,在舞蹈动作中加入故事性等,是只有以被show世界所俘获的年轻人们为主角的《Endless SHOCK》才可能实现的舞蹈表现。

一部“燃烧生命”的唯美作品>>