关注日语君的同学们,应该也见过不少排行榜(没错,日语君也很爱发就是了,周二刚发了一个)。你问我为什么我们爱发,因为你们爱看啊。

讲正经的,看到这里,大家肯定也会奇怪:为什么日本人那么喜欢“排行榜”?!下面让日语君来为大家做个走心略有深度但不负责的科普。

追求“安心感”

比如在选购衣服的时候,欧美人一般会挑选适合自己的衣服进行购买。

たとえば洋服を買うとき、アメリカ人やヨーロッパ人は、自分にあった服をトコトン調べてから買う傾向にあります。

但是说到日本人,比起选择适合自己的衣服,他们更关注“现在流行什么衣服”或者“现在大部分人穿什么”。比起自己他们更关注他人。

一方、日本人はというと、自分にあう服を選ぶというよりも「今どんな服が流行っているだろう」と【多くの人が何を着ているのか?】と、他人の事が気になる傾向にあります。

欧美人会选择与他人不同的衣服,他们的主流价值观是追求“个性”。而日本人,不能太花哨,不能太土,他们追求和大家都一样(融入社会),既追求「安心感」。

アメリカやヨーロッパは、いかに他人と違うモノを着て、『人より目立つ』ことに価値を置いているに対し、日本は、派手すぎず、地味すぎず、みんなと同じような服を着る『安心感』に価値を置いています。

随着互联网的普及,有更多的机会看到别人的意见,所谓的「自己的价值观」,愈发变得薄弱。

インターネットが普及したことにより、他の意見を参考にする機会が増えたため、「自分の価値観」というものが、薄れていっているように感じます。

受“序列制”文化影响

日本人为什么爱各种排行榜?理由有很多,从文化背景来说,可能是受到了江户时代「番付」等级制度的影响。这个「番付」当然指代的是相扑里的等级,但是从相扑慢慢衍生开来,从食物,美女,再到学者医生画家,什么都能被“排序”的风俗成为了江户百姓的一大娱乐爱好。

理由はそれぞれあるでしょうが、文化的な背景で言えば江戸時代の番付が大きな影響を与えたと言えますね。これはもちろん相撲の番付ですが、ここから派生して、食べ物や花魁に町娘の美人、はては学者に医者に絵師、何でもかんでも番付がついて江戸庶民の娯楽として定着していた部分はあるでしょう。

再追溯到本元,应该是骨子里深受中华文明中,长幼秩序,金字塔型的序列制的影响。因为古代的日本,作为巨大中国旁边的一个小国, 对中国有非常强的自卑感。

根元的に遡ると、やはり中華文明の長幼の序という、ピラミッド型の序列付けが根本にあるのではないかと思います。日本というのは、中国という巨大文明圏の周辺国家だったせいか、中国に対するコンプレックスが強かったようです。

因为这一自卑感,让日本非常想证明自己的强大。也因为这一意识,让日本执着于争当「世界第一」。这一意识伴随了日本人1000多年,终于在战前造出了当时世界第一的巨大战舰“大和号”。从这点来看,日本人之所以那么爱各种榜,可以说是深受历史影响吧。

中華文明に対するコンプレックス故に、ウチはこんなに凄いんだぞ!という意識から、当時世界の超大国だった中国にもない『世界一』に執着したのではないでしょうかね。この意識は1000年以上たっても変わらず、戦前は世界一の巨大戦艦・大和を作ってしまったりもしていますね。どうやら、日本人のランキング好きの背景には、こういう歴史的な流れがあるような気がしますが、いかがでしょう?

喜爱排行榜的主要是哪个年龄段?

沉迷排行榜的人群年龄段主要集中在20~40岁。这个年龄段的人,非常重视自己与周围的融合。

ランキングに惹かれる世代として20代~40代後半の人たちです。その世代は「周囲に自分をあわせることを重要視している」世代でもあります。

因为相比自己的意见与想法,更重视迎合周遭环境,因此不会有特别“坚决”的个人想法,判断基准一切都是以迎合【大众】为主。

その為、自分の意見や考え方より、周りにあわせているので「断固たる自分の価値観」を持っておらず、判断基準をすべて【大衆】にあわせてしまっています。

投票,排行榜这事,其实大家多少都爱。看看自己喜欢的明星有没有上榜,瞅瞅现在流行什么。一部分排行能产生竞争,这不仅对个人,对整个行业都是有正面推动作用的。当然大部分的投票排行就当饭后娱乐,看看就过去了,不必较真。

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