万圣节

日本でもすっかり浸透したハロウィン。元々は古代ケルト人の民俗行事で、ヨーロッパや北米で盛大に祝われてきました。

已经完完全全融入日本的万圣节,原来是古代凯尔特人的民俗活动,在欧洲、北美会举行盛大的庆典。

日本で楽しまれるようになったのはご存じの通り最近のことで、そのお祝いの仕方は海外の人から見るとちょっと不思議なんだとか。具体的に、どんなことが不思議だと思われているのでしょう。

想必大家知道(万圣节)在日本是一个很愉快的节日,最近外国人看了日本的庆祝方式后觉得有些不可思议。那让我们来看看具体的是哪些地方不可思议呢?

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子どもよりも大人が主役

比起小孩,大人成了主角

ヨーロッパや北米では、ハロウィンの主役は子どもたちです。いっぱしの扮装をしたかわいい魔女やガイコツたちが、「トリック・オア・トリート?(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!)」と家々を回り、大人たちからお菓子をもらいます。

在欧洲和北美,万圣节的主角是孩子们。打扮可爱的魔女和骷髅们说着“Trick or Treat?(如果不给糖就捣蛋!)”敲开一家家的门,从大人们那得到糖果。

子どもに合わせ、家族でおそろいの仮装をすることも一般的です。

而配合孩子,一家子都统一服装打扮,这也是很平常的。

対して日本では、大人のほうが仮装に夢中になっているように見えます。渋谷や六本木、川崎で繰り広げられる大人だらけの仮装行列は、日本独特の文化として海外でも有名になりつつあります。

相比较之下,在日本的话是大人更醉心于装扮。在涉谷、六本木、川崎的都是大人的装扮队伍,而这副光景作为日本独特文化扬名海外。

2

かぼちゃのランタンを作らない

不做南瓜灯笼

ハロウィンのデコレーションといえば、カボチャで作るジャック・オー・ランタンです。ハロウィンが近付くと、アメリカのスーパーにはランタンを作るためのカボチャがごろごろ並びます。親子でランタン作りをするのも恒例のイベントです。

说起万圣节的装饰就是用南瓜做的Jack-o'-lantern(南瓜灯笼)。一旦临近万圣节,美国的超市就摆满了为了做灯笼的南瓜。父母孩子一起做灯笼也是惯例的活动。

でも、日本ではジャック・オー・ランタン作りはあまりしませんよね。日本のかぼちゃは西洋かぼちゃより固くて加工しにくいからかもしれません。オレンジ色の西洋かぼちゃは日本の緑色のものより水分が多く、簡単にくりぬいたり削ったりできるのです。

但是,在日本是不做南瓜灯笼的吧。可能是因为日本的南瓜比西洋的南瓜要硬、难以加工。西洋的南瓜比日本的绿色南瓜水分多,能够简单的除掉不要的或者削减掉不要的部分。

3

オバケのキャラクターも、どこか可愛い

鬼怪的角色也莫名可爱

ハロウィンでは、魔除けのために怖~いマスコットを飾ります。本物見まごうようなクモやガイコツの人形が街頭に飾られていて、ドキッとしてしまうこともあります。

在万圣节,为了驱邪会装饰很可怕的人偶。和实物相差无几的蜘蛛、骷髅人偶等装饰在大街小巷上,甚至看了还会心头一震。

こんな本格派のゾンビ、子どもたちは怖くないのでしょうか。

像这么真实的僵尸,孩子难道不会怕吗?

3

対して「カワイイ」文化の日本では、ハロウィンのキャラクターもずいぶんキュート。リアルさを追求する西洋とは180度違い、面白く感じる人が多いようです。

相对的,在拥有“卡哇伊”文化的日本,万圣节的人偶设定基本都很可爱。这和追求真实性的西方有着180度的反差,觉得很有意思的人占大多数。

4

ハロウィン料理もとびきり可愛い

万圣节料理也格外的可爱

日本のハロウィンは、パーティー料理まで「カワイイ」です。本場の料理はかなりおどろおどろしく、ちょっと悪趣味すぎるんでは?と思うものさえあります。

日本的万圣节就连聚会上的料理也很可爱。正宗的料理其实是很吓人的,让人不禁觉得其中还带有恶趣味。

例えば…。

比如说……。

4

オリーブとスパゲッティを使ったクモの前菜。全然食指が動きません。

橄榄和意大利面作成的蜘蛛前菜。完全没有食欲。

4

もしくは、指の形を模したフィンガーフード。

或者是模仿手指的手指状食物。

4

はたまた、独特のトッピングに鳥肌が立ちそうな特製サラダ。

还有,独特装饰使人起鸡皮疙瘩的特制沙拉。

5

日本のお盆と収穫祭はどこへ?

日本的盂兰盆节和丰收祭去哪啦?

そもそもハロウィンは死者の霊に思いを馳せ、秋の収穫を祝うお祭りでした。

其实万圣节本来是为了祭奠死去的灵魂和庆祝秋收的节日。

死者の霊に思いを馳せ、秋の収穫を祝うお祭りといえば、日本にはお盆と収穫祭があります。

说到为了祭奠死去的灵魂和庆祝秋收的节日,在日本有盂兰盆节和丰收祭。

お盆は“盆と正月”といわれるくらい一年の中でも重要な位置を占め、収穫祭である10月17日の神嘗祭(かんなめさい)と11月23日の新嘗祭(にいなめさい)は、国民の祝日でした。

盂兰盆节在一年中占有重要位置,乃至有“盂兰盆节和正月”这么一说。而丰收祭是10月17日的神尝祭(kannamesai)和11月23日的新尝祭(niinamesai),是国民的节日。

しかし今ではお盆の習慣はすっかり廃れ、神嘗祭は宮中だけの行事になり、新嘗祭も「勤労感謝の日」と名前を変えてしまいました。

但是现在盂兰盆节的习惯都已废除,神尝祭只在宫中举行,新尝祭也改名成“勤劳感谢日”。

せっかく素晴らしい伝統があるのに、借り物の死者の日・収穫祭であるハロウィンに興じる日本の文化は、ずいぶん不思議に見えるようです。

难得自己有不错的传统,却对外来的安魂日·秋收日感兴趣的日本文化真是让人觉得不可思议啊。