審査員評

文化の違いを分かりやすく説明できる日本語能力を備えている。ただケアレスミスが多い。書き終えたら何度も読み直すことを習慣にすべきだ。

創作のインスピレーション

私は大学一年生から日本語の勉強を始めました。英語に比べますと、日本語の勉強時間はまだ短かいのですが、いつも本当に困るのは発音などではなく、実際の日本人との交流です。

幸いにも、一年次に、私は敬愛する日本人の先生と出会いました。授業中は、私たちは師弟関係です。先生は何度も私の発音の間違いを直して、会話を指導してくださいました。しかし、授業以外の時間では、私たちは親しい友人のようでした。私は先生のために中華料理を紹介したり、市場に行くときに案内したりました。毎回、中日の習慣の違いに気付かされることになりましたが、先生がいつも親切に教えてくださったことで、はじめて日本語を勉強する私は日本語だけでなく、日本の文化や日本人の習慣にも興味を持つようになりました。今回、“中日交流について感動的なエピソード”というテーマを見たとき、すぐにあの先生の可愛い笑顔が脳裏に浮かびました。私にとって初めての日本人であった先生と、大学で日本語を学ぶ機会を与えてくれた両親に感謝の意を表したいと思います。

受賞感想

今期の作文大会で三等賞をいただいて、誠に光栄に存じます。このような賞をいただき、日本語がまだまだ下手な私は大変身の引き締まる思いがいたしました。今後とも頑張ってまいりたいと思っております。主催の方々が、私たち日本語学習者にこのようなテーマで、自由に日本語で思考し、自分の考えを発表できる機会をご提供いただいたことに対して、感謝いたしております。私は、日本語科の学生として、日本人の先生方との交流を通して、日常的な大学生活においても日本人との深い心の絆を作り上げてまいりました。そのようななかで、「中日交流についてのエピソード」というテーマをめぐって、自分の実体験による、実感を込めた文章を書きました。幸いにも、私が書いた作文は今期の大会のテーマと一致したことで参加が適い、大変嬉しく思っております。

インドの修道女マザーテレサは、このような言葉を残しました。「神は、私に成功をおさめることではなく、真心をつくすように命じた。」真心を通した交流と、その感動は国境(こっきょう)を越えます。この思いやりの心を訴えることも今期の大会の意義だと私は思っております。まもなく社会に出て、更なる社会的な責任を負うことになる私たち青年は、中日友好の絆を深めるために、自分は何ができるかを考えていかなければなりません。

最後に、今回のコンテスト参加にあたり、いつも私を激励してくださった单丽先生に対して感謝の意を表すと共に、私たち学生を深く考えさせ、日本語の素晴らしさを知る機会を与えていただいた本作文コンテスト運営の皆々様に心からお礼申し上げます。これをもって、受賞の感想といたします。

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