俳優、三浦春馬（２１）が主演し６月に公開された青山真治監督（４７）の映画「東京公園」が、スイス南部で開催されたロカルノ国際映画祭で最高賞に相当する「金豹賞」（審査員特別賞）を受賞したことが１３日、分かった。

「東京－」は小路幸也さんの同名小説の映画化。三浦ふんするカメラマン志望の大学生・光司や、女優、榮倉奈々（２３）が演じる幼なじみらを中心に、「死」と正面から向き合うことの難しさを描いた。

今回、受賞が決まった金豹賞は若手監督の登竜門とされる同映画祭の最高賞。ただ青山監督が同映画祭で審査員を務めていたこともあり、常設の「金豹賞」は他の監督に譲ったが、特別枠として審査員特別賞を設置。映画祭事務局は「賞の優劣はつけられない」と説明している。

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