メールなどで年賀状を送る「年賀メール」が浸透し、年賀状を出す枚数が減っていると言われている昨今、意外なアンケート結果が出た。年賀状に直筆コメントを書くことを意識している人は約9割、2010年の正月に出す年賀状の予定数は平均60.1通だというのだ。

如今以短信代替贺年卡的“拜年短信”得以普及,发送贺年卡的数量持续减少,不过却出现了令人意外的调查结果。调查显示,有意识要亲笔写贺年卡的人约占九成,2010年将寄出的贺年卡数量为人均60.1封。

平成22年用お年玉付年賀はがき広報事務局が、全国の15~69歳の男女1164人に行った『年賀状に関する意識と実態調査』(10/2~4実施)によると、年賀状に直筆コメントを書くことを「意識して

いる」と答えた人は全体の54.1%、「出す相手により意識する」と答えた人が32.9%で、合計で87%、約9割の人が「意識する」という結果となった。

据平成22年度(2010年)利是贺年卡报道事务局对全国15~69岁的男女1164人进行的“贺年卡相关意识与实际情况调查”(10/2~4实施),回答“有意识”要亲笔书写贺年卡的占总数的54.1%,回答“根据寄送对象不同有所意识”的人为32.9%,两项合计为87%,结果显示近九成人“有所意识”。

さらに2010年の正月に出す予定の年賀状の平均は60.1通という大きな数字に。職業の内訳で言うと経営者・役員の平均が177.8通と平均値を押し上げてはいるが、会社員でも51.5通、専業主婦でも48.8通、学生は16通となっており、現代社会の人間関係も意外と希薄ではないのかもしれない。

还有,2010年正月预定要寄贺年卡平均约为60.1封,数字相当大。职业细目下,经营管理及管理职员人均寄177.8封,大幅超过了平均值,普通员工也有51.5封、专职主妇48.8封,学生16封,看来现代社会的人际关系倒没那么冷淡呢,让人意外。

では、逆にどんな年賀状をもらうとうれしいのだろう? これにも約8割が「直筆コメントがあるとうれしい」と回答。その内容は「本人の近況」(64.1%)、「送る相手ごとの話題」(50.2%)、「家族の近況」(27.3%)が上位に挙がっている。また年賀状に入っているとうれしい写真やイラストも1位の「干支」(48%)に次いで「家族の写真」(37.5%)、「自分の写真」(25.6%)が挙げられており、“差出人の近況”がわかる年賀状をもらうとうれしいことが分かる。

那么,反向思考一下,收到怎样的贺年卡会让人高兴呢?其中也有约八成回答“亲笔书写会让人高兴”。其具体内容有下述上榜:“笔者的近况”(64.1%)、“看人选话题”(50.2%)、“家人的近况”(27.3%)等。此外,附带在贺年卡中的让人高兴的照片和插画中,第一名是“生肖”(48%)、其次是“家人的照片”(37.5%)、“自己的照片”(25.6%)等,由此可以看出能了解“寄送人近况”的贺年卡能让人开心。

ちなみに、「直筆のコメントが書かれているとうれしい」と答えた割合を性別&世代別で見ると、10代、20代、30代の女性が90%を超えており、意外にも“メール世代”が直筆コメントにより喜び

を感じるようだ。日常で触れる機会が少ない“ツール”に新鮮さを覚えているのかもしれない。

顺便说一下,回答“亲笔书写的贺卡会让人高兴”的比例按照性别&不同时代来看,在90后、80后、70后的女性中超过了90%,让人意外的“短信一代”倒是更青睐亲笔书写呢。可能是由于日常中难以接触到的“方式”的新鲜感所致吧。

今回のアンケートでは年賀状に「温かみを感じる」「日本の伝統文化を感じる」「気持ちや想いが伝わる」という声が挙がっている。年賀状の作成から印刷、投函までをウェブ上で行うサービス「ウェブポ」なども話題となっているが、コメントをひと言書くだけでも年賀状の印象は変わる。親しい友人に、家族に、温かな年賀状を送ってみては?

在本次的问卷调查中,可以看到贺年卡“让人感到温暖”“感到了日本的传统文化”“传达心意和想法”等呼声。而全程在网上进行贺年卡的制作,印刷再到发送的服务“在线贺年卡”也成为了话题,这将改变只写只言片语的贺年卡的印象吧。大家也试着送贺年卡给亲朋好友、家人,传递温情吧。