「から」「ので」「ため」の使い分け

“から”、“ので”和“ため”的使用区分

理由・原因を表す表現

叙述理由、原因时的表达方式

主観的な「から」と客観的な「ので」

偏主观的“から”与偏客观的“ので”

「から」と「ので」は、後からくる文の理由・原因を表す接続助詞です。

雨が降ったから運動会は延期になった。

雨が降ったので運動会は延期になった。

意味することは同じですが、なんとなく受ける印象が異なるのがわかると思います。

“から”和“ので”是接续助词,用于表达后文的原因、理由。

因为下雨了,所以运动会延期了。

因为下雨了,所以运动会延期了。

这两句话的意思是相同的,但稍微会给人不同的感觉。

上記の例文だと、「から」は生徒が言った言葉で、「ので」は先生が言った言葉な気がしませんか?

例外は多々あるので一概には言えませんが、「から」は話し手の意思や相手への働きかけが強い場合に使われ、「ので」は丁寧さが必要な場合や話し手の判断の根拠を述べる場合に使われることが多いです。

看上面的例子,不觉得“から”像是学生说的话,“ので”像是老师说的话吗?

虽然还有很多例外无法一言以蔽之,不过可以这样说:在说话者的意志和能动性更强时,使用“から”;如果需要较恭敬的表达,或者是表达判断的理由时,用“ので”较多。

つまり、「から」は話し手の主観が反映されやすく、「ので」は丁寧さやある程度の客観性を含む表現なのです。

也就是说,“から”能较容易地反映出说话者的主观性,而“ので”更加恭敬、更具有某种程度上的客观性。

お堅い「ため」

严肃的“ため”

大雨のため一時通行止めとなった。

因为大雨,暂停通行。

「から」と「ので」に比べて相手との距離ができるのが「ため」という言葉です。

「から」と「ので」があくまで話し手の意思や判断を伝える表現であるのに対し、「ため」は出来事の描写・記述をする場合に多用されます。

与“から”和“ので”相比,“ため”是一个能够与对方拉开距离的词语。

“から”和“ので”都是传达说话者的意志和判断的表达方式,与此相比,“ため”多用于描述发生的事情。

そのため、ニュースや論文で使われることが多く、受け手に堅い印象やしっかりとした根拠をもった情報である印象を与えます。

正因为此,“ため”多在新闻和论文中被使用,它能给对方一种严肃感,让人觉得情报的来源很可靠。

いかがでしょうか。たった二文字で文のニュアンスが変わるなんて奥が深いですね!

感觉如何?只是两个文字的不同,就能使文章发生微妙的变化,这其中的学问真多呢!

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