◆日本人のギリギリの日常生活「睡眠」

◆日本人紧张的日常生活“睡眠”

日本人の生活レベルが、他国に比べて著しく低い……という実感を抱いている人は少ないだろう。ところがOECDの最新の調査によると、日本人の 「生活への満足度」は38か国中28位でワースト10入りしている。これを裏づけるのが、「そもそも日本人は“暮らし”に対する意識が低い」ということを示唆する、数々の調査結果だ。

日本人的生活水平比其他国家普遍要低……存在这种想法的人不在少数吧。另外根据OECD的最新调查,日本人“对生活的满足度”在38个国家中居于第28位,成为倒数第10名。这一验证结果暗示了“日本人原本就对‘生活’意识不高”,也是按数据说话而已。

例えば睡眠時間。フィットネストラッカーを利用した健康解析サービスを提供する「Jawbone」社が数十万件に及ぶユーザーのライフログデータを分析したところ、睡眠時間の長さに比例してユーザーの“幸福度”(その日の気分)は上がっていき、睡眠時間が8~9.5時間のときにピークに達したとい う(それより長いと再び幸福度は下がっていく)。

比如睡眠时间。健身跟踪器提供健康解析服务的“Jawbone”公司,刚好分析出涉及数十万件用户的日常原始数据,睡眠时间比例较长的客户的“幸福度”(那一天的心情)会持续上升,睡眠时间8~9.5小时为最大数值(如果超过这个时间幸福度则会下降)。

一方、日本人の平均睡眠時間は09年で7時間50分。これは、世界18か国中ワースト2位だ。

另一方面,日本人的平均睡眠时间09年是7小时50分。在世界18个国家中排倒数第2位。

「まず前提として、睡眠を時間だけで語るのはナンセンスです。質が高ければ5時間の睡眠でも十分ですし、質が悪ければ10時間でも足りません」と話すのは、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏。

东京疲劳・睡眠临床科院长梶本修身说过:“首先作为前提,只考虑睡眠时间是没有意义的。质量好的睡眠5小时就足矣,但质量不好的睡眠10小时也还够”。

「日本人男性の約4人に1人は強く(長く)イビキをかくのですが、このような人は睡眠の質が低い。イビキをかくと酸素が足りなくなる分、自律神経が働いて脳に酸素を供給しなくてはなりません。

日本男性约4个人中就有一个人会大声(长时间的)打呼噜,这类人就属于睡眠质量低。打呼噜会让氧气不足,会让自律神经供给给脑的氧气受阻。

その結果、血圧が上がったり心拍が増えたりして、体に余計な負担をかけるわけです。日本人は、骨格的にイビキをかきやすい。なかでも中年太りで首回りに肉がついているような人は要注意。

结果导致血压上升、心跳加快,增加多余的身体负担。日本人很容易引起骨骼性的呼噜病。特别是身材肥胖、脖颈处肉多的中年人要注意了。

さらには、寝る前にスマホをいじる習慣も自律神経をムダに疲れさせます。このような要因が積み重なって、睡眠の質を確保できていないのにもかかわらず、『7時間寝たから十分だ』などと思い込んでいる人が多いのが問題ですね」

更为重要的是,睡前玩手机的习惯也会使自律神经自然的感到疲劳。一直任其发展,不重视确保睡眠质量,甚至为数不少的人一味认为“睡眠只要保证有7个小时就够了”,这才是问题所在啊。

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