人们为什么会“想被他人训斥”?
叱られたい人々
地震・雷・火事・おやじ…昔から「怖いもの」の代表として、語り継がれてきた言葉です。天災や火事とおやじが同列に並ぶなんて、と思いますが、たしかにかつては、怒ると「雷が落ちた」と形容されるほど怖いおやじをあちこちで見かけたものでした。いまではそんな人には滅多にお目にかかれませんが、そのせいかどうか、最近「叱られたい」願望を持つ若い人が増えているといいます。
想被训斥的人们
地震、雷电、火灾、老头子……这些都是从古至今作为“恐怖之物”的代表,一直被人们谈论。把老头子和天灾、火灾放在一起,似乎让人摸不着头脑,不过在过去,发起火来可以用“天雷劈下”来形容的可怕老头子随处可见。现在这种人不多见了,不知是不是因为这样,把“想被训斥”当做愿望的年轻人变多了。
叱られたがる若者たち
親や家族、近所のおじさんやおばさん、学校の先生、部活のコーチ、会社の上司や先輩…かつて、人は一人前になるまでの過程で、多くの人に叱られて育ったものでした。叱り・叱られる関係は、ごく日常的な風景。それだけに、わざわざ好き好んで「叱られたい」と思う人は、あまりいなかったと言ってよいでしょう。ところがここに来て、これまでの常識をひっくり返すように、「叱られたい」願望を持つ若い人が増えているというのです。
父母、家人、邻居的叔叔阿姨、学校老师、社团活动的指导员、公司的领导和前辈等等,在过去,一个人在成为成功的社会人之前,都要接受周围大部分人的训斥和教育。训斥——被训斥,这种关系在生活中极为普通。根据这种情况我们似乎可以说,过去的话应该没人会因为爱好而想着“希望受到训斥”吧。然而,现在的情况似乎推翻了我们的论断:“想要被训斥”的年轻人变多了。
不安の裏返し?
NHKが「叱られる」ことについて尋ねたアンケート(10代から30代の200人以上が回答)では、「周囲に叱ってくれる人はいますか」という質問に対して、半数を超える人が「いない」と答え、さらに、およそ4割の人が「叱られたい、叱ってくれる人がほしい」と考えていることがわかりました。
不安情绪造成的逆向应激反应?
NHK电视台以“被训斥”为主题做了一个调查问卷,以十周岁以上四十周岁以下的人群为调查对象,超过两百人回答了“周围有训斥你的人吗”这个问题。结果显示,半数以上的人的回答是否定的,而且大概有四成的被访者觉得,自己“想被训斥、想要有人训斥自己”。
「叱る」と「怒る」
とはいえ、ただ叱ればよいというものでもなさそうです。若者たちが求めているのは「怒り」ではなく「叱り」。では、「叱る」と「怒る」はどう違うのでしょう?
话虽如此,仅仅是被训斥的话,似乎也不能让人满意。年轻人追求的不是“愤怒”,而是“训斥”。那么,“训斥”和“愤怒”有什么不同呢?
コミュニケーションや育児の世界では、「怒る」と「叱る」は使い分けられているようです。それによると、自分が腹を立てたことを相手にぶつける動作は「怒る」であり、相手に成長・改善の気づきや機会を与えるのが「叱る」。
叱り方にもコツがあるといいます。叱る関連本の中のベストセラー、『叱られる力』(阿川佐和子著/文春新書)によれば、その極意は「借りてきた猫」で、
か・・・感情的にならない
り・・・理由を話す
て・・・手短に
き・・・キャラクター(人格や性格)に触れない
た・・・他人と比べない
ね・・・根に持たない
こ・・・個別に叱る
在交流活动和育儿活动中,“愤怒”和“训斥”两词是分开使用的。其中,“愤怒”是把自己的怒气发泄到别人身上,而“训斥”则是给予对方成长和改善的机会。
据说,训斥也是有窍门的。在关于“训斥”的书籍中,《被训斥的力量》(阿川佐和子著/文春新书)荣登畅销榜第一,作者在书中把这种窍门总结为“借来的猫”(读作“karitekitaneko”)
ka——不感情用事
ri——说出理由
te——尽量简短
ki——不指责对方性格、人格
ta——不把对方与他人作比
ne——不耿耿于怀
ko——一个个的训斥
「ほめる」と「叱る」
先日の新聞には、大人を対象に行った「こんな言葉でほめられたい」というアンケート調査の結果が掲載されていました。子どもに対して「ほめて伸ばす」のは、いまや子育ての常識とされていますが、ほめられれば嬉しいのは大人も同じ。「1位:頭がいい、2位:思いやりがある、3位:笑顔がいい…」と続き、ほめることによって社会に好循環が生まれると書かれています。そして、「ほめる技術の8割は観察力、2割が表現力」といった解説も。「肝心なのは、相手に関心を持ち注目していると伝えること」なのだそうです。(朝日新聞be、RANKING/2015年9月12日)
“表扬”与“训斥”
在前几天的报纸上,刊登了以成年人为对象进行的调查——“想被这种话表扬”的调查结果。对于孩子来说,“有表扬才有提高”这种观点已经成为育儿界的常识,而成年人也是一样的,被表扬了也会高兴。这些想听的话是:“第一名:脑子好使;第二名:有同情心;第三名:笑容很棒……”,调查显示,表扬这种行为对于促进社会的良性循环有好处。接下来谈到“表扬人的技术,八成靠观察力,剩下靠表现力”,“关键是要表达出一直在关注对方这一点”。(朝日新闻be、RANKING/2015年9月12日)
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