· 「じゅうはんでき」と読むところもある?

· “重版出来”也曾被读作“じゅうはんでき”?

実は、過去に週刊少年ジャンプで、「重版出来」に「じゅうはんでき」のルビが振られていたことがあったそうです。なんで、出版社がそんな間違いをしちゃったのか?そこには、「重版出来」という日本語ゆえの裏事情があったんですね。

实际上,过去似乎在《周刊少年JUMP》中,也曾出现把“重版出来”注音为“じゅうはんでき”的情况。为什么出版社会将注音弄错呢?这是因为,这其中存在着只有“重版出来”这一日语才有的内情。

出版業界では実務上「出来(でき)」と読むことが多いみたいです。「しゅったい」という言葉があまり浸透してないため、正しい読み方なのに相手に伝わらないケースが多いから、最初から「出来(でき)」と言ってしまっているところもあるみたいですね。その内、どっちの読み方でも合ってることになりそうです。言葉は生き物。時代に合わせて変化しますから。

在出版业界中,似乎在实际业务执行时将“出来”读作“でき”的情况比较多。由于“しゅったい”这一词汇并没有广泛普及,导致有很多“这一读音明明正确却无法让对方理解”的例子出现,因此起初似乎曾有过将“出来”读作“でき”的时候。这种情况下,哪种读法似乎都是对的。因为语言是活的,它会随着时代而变化。

「出来」は、元々は「しゅつらい」と読まれていたそうです。それが変化して「しゅったい」と読むようになったんですって、その意味は「物事ができあがること。完成」。そしたら、「じゅうはんでき」の「でき」は、「出来上がること」→「出来(でき)」なんですよね。「重版出来(じゅうはんしゅったい)」も「重版するくらいの出来(でき)」とする意味が込められているそうですから、やっぱり「じゅうはんでき」と読むべきじゃないかと思うのですが…日本語は摩訶不思議ですね。

“出来”原本似乎是读作“しゅつらい”,而后变化成“しゅったい”的读法,其意义就是“事情做完,完成”。如果是这样的话,”じゅうはんでき“的“でき”,应该就是从“出来上がること”演变成“出来(でき)”的吧。由于“重版出来”也包含着“像重版这种程度的成功”的意思,果然会让人觉得应该将其读作“じゅうはんでき”……日语真的是非常不可思议呢。

· 意外と知らない重版出来のカラクリとは?

· 意外地不为人知的“重版出来”的计策是?

一見するとこの「重版出来!」はすごく売れている本のように思えます。もちろん、実際に売れているから重版をする場合もありますが、なかには”見せかけ”の重版出来があることは意外と知られていません。

乍一看会觉得(能够实现)这个“重版出来!”,肯定是非常畅销的书。当然,真的是因为卖得好才实现重版的情况也是存在的,但这其中“假装”的重版出来也是有的,这一点却意外地不为人知。

実は初版をあえて少なくして、重版に持っていくケースがあります。なぜこんなことをするかといえば、「重版出来!」と言うことで売れている本という印象を与えることができるからです。

实际上,也有故意少印刷初版,以此实现重版的例子。要说为什么这么做,其实就是因为“重版出来!”会给人一种书籍很畅销的印象。

重版ありきで初版を抑える。広告でよく見かける「重版出来!」という言葉にはこんなカラクリがあったのです。出版社の策略の1つとして、ごくわずかですが実際に行われている手法です。

为了推出重版而故意少出初版。在广告中常常看到的“重版出来!”这一词汇其实有着这样的计策。虽然“出版社将这一手法作为策略之一”只是极少部分的情况,但它的确是实际被使用着的手法。

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