ライブ·マーケットが盛り上がりを見せ、それとともにチケットの争奪戦が過熱を帯びてくるなか、大きな問題となっているのが「チケットの転売」だ。先般のμ’sのライブではチケット転売サイトで数十万のがつきネットで話題となったが、人気の高いライブのチケットには、法外とも言えるような価格が設定されていることも少なくない。

在演唱会市场兴盛的同时,也引发了激烈的演唱会门票的争夺战,而其中成为大问题则是“门票的倒卖”。之前μ’s的演唱会门票在倒卖网站上达到了数十万的交易额,进而引发了话题,对于高人气的演唱会门票,被定为“天价”的情况也不在少数。

「その値段でもいい」というファンがいるから取引が成立しているわけでもあるが、けっして“健全”なチケットの譲渡とも思えない。こうした状況を憂うアーティスト、作り手サイドでは、“本意ではない”チケットの横行に歯止めをかけるべく、嵐が今回のツアーから導入した「顔認証」のように様々な“規制”を設けざるを得ない状況になっている。そこで、ORICON STYLEでは、チケット転売対策の厳格化に対するユーザーの意見、さらに音楽業界側、双方の意見について取材し、この問題に迫っていく。

因为有认为“即使是这个价格也没关系”的粉丝存在,所以还是有交易成功的,但这绝对不是健全的转让方式。对此状况表示担忧的艺人们应该在官方网站声明,阻止这种“不是出于真心”的门票转卖横行的现象,像一样从这次的巡回演唱会开始引入“脸部识别”,采取各种各样的规则进行限制。为此,ORICON STYLE对于门票转卖对策的严格化问题,征集了用户们的意见、此外还有音乐业界方面的意见,从两方直面这个问题。

■理解は示しながらも「気軽に行けなくなる」という意見も

■即使表示理解也有“变得不能轻松愉快地参与了”这样的意见

ORICON STYLEでは、10~50代の男女1000人に、コンサートの転売対策に関するアンケートを実施した。「コンサートチケットの転売対策が厳しくなることについてどう思いますか?」という質問では、【賛成】が72.6%と、【反対】を大きく上回る結果となった。コメントを見ていくと、【賛成】と答えた人では、「転売でファンでもない誰かの利益にするより、適切な値段で本当に参加したい方々が買えた方が、アーティストにとっても嬉しいと思うし、もちろんファンにも良いと思う」(岐阜·10代女性)、「金儲けしたいだけの人へチケットが回ってしまうのは許せない。チケットを取れなかった人がそこに手を出してしまうのは、本当に行きたいと思う気持ちが強いから仕方ないこと。とにかく、転売目的の人が買えないようなシステムにするのは賛成」(大阪·30代女性)と、“規制はやむなし”という声が多かった。

ORICON STYLE以10~50代的男女1000人为调查对象,对于演唱会门票转卖对策问题进行了问卷调查。关于“对于演唱会门票的转卖对策变得严厉了这件事怎么看?”这个问题,“赞成”的人数占72.6%,得到了大幅超过对此表示“反对”的人数的结果。再看评论,回答“赞成”的人中“相较于不是粉丝的某人利用转卖来获取利益,我想以适当的价格让真正想参加的人们买到票,对于艺人们来说也是很高兴的一件事,当然对于粉丝来说也是一件好事”(岐阜·10代女性)、“让只是想赚钱的人这样倒卖门票真的是不可饶恕。没有得到票的人通过他们来获取门票,是因为真的很想去看演唱会但是也别无他法。总之,我赞成设立不让以转卖为目的的人能购买到票的系统。”(大阪·30代女性)“进行规制也是没有办法的”这样的呼声很多。

【反対】では、悪質な転売に対する規制には理解は示しながらも、「確かにダフ屋や、高額に転売する人は許せないが、仕事の都合などで行けなくなった人が低価格で転売するのは、チケットの有効利用になるし、コンサート会場で空席があるのは寂しく思う」(広島·40代男性)、「運営側の気持ちもわかるが、顔認証など本人が当日どうしても行けなくなった場合のことを無視したやり方が目立つような気がする」(神奈川·30代女性)、「転売の悪用はだめだと思うけれど、行く側にも都合が悪くなってしまうこともあると思うし、気軽に行きづらくなる」(北海道·20代女性)など、現状の規制方法には問題があるとする意見も少なくなかった。

在选择“反对”的人当中,尽管对针对品质恶劣的转卖行为进行限制的行为表示理解,但“黄牛和高价转卖票的人确实不能容忍,但是因为工作等原因不能去的人低价转卖门票,可以使门票得到有效的利用。我想在演唱会会场看到有空座位的话是非常寂寞的。”(广岛·40代男性)、“虽然了解运营方的心情,但是面部识别等这种无视本人当天无论如何也没办法去的情况也太突兀了。”(神奈川·30代女性)、“虽然我认为恶意转卖门票是不可取的,但是去看演唱会的人也会有情况不允许的时候,这样就变得不能轻松愉快地参与了。”(北海道·20代女性)等,认为现行的规制方法有问题的意见也不在少数。

■「チケット転売サイト」高額取引を問題視 法整備も課題

■将“门票转卖网站”的高额交易当作问题来重视 法制整顿也是课题

コンサートを運営している音楽業界は現状をどのように捉えいるのか。現在、業界として問題視しているのが、「チケット転売サイト」での高額なチケット取引だ。「アーティストに愛情を持って観たいとチケットを求めている人たちにコンサートを観てもらいたいし、正規の値段でチケットを買ってほしいというのが我々の基本姿勢です。こちらが打ち出しているチケット料金というのは、それより高い値段で見てほしいとは一切思っていないもので、制作費等を切り詰めながら、熟考の末、ぎりぎりの利益を残すくらいのところで設定しているものです。高額でのチケット取引により、本来ならばグッズ購入や他のアーティスト公演鑑賞など、アーティストや主催者サイドに還流されていたかもしれない収入が減ってしまうと、僕らが次の投資につなげられない。先々、音楽を楽しむこと自体を、お客さん自身がつぶすことにもなるということはわかってほしいなと思います」(野村氏)

运营演唱会的音乐业界如何看待现状呢?现在,业界重视的问题是“门票转卖网站”上的高额门票交易。“让对艺人抱有热情,想要观看演唱会而寻求门票的人看到演唱会,并以正规的价格买到门票是我们基本的态度。我们并不想让大家付比设定的门票价格更高的钱来观看演出,设定的门票价格是在节约制作费用的基础上,深思熟虑之后,留下我们能接受的最低限度的利益而设定的。假设因为高额的门票交易,导致原本购买周边商品和参与其他的艺人公演等这些可能返还给主办者方面的收入减少的话,就无法进行下次的投资。希望大家能够了解到享受音乐这件事本身将来也可能被客人自己所破坏。”

実は海外でも同様にチケット転売問題が表面化している。それに対して様々なアーティストが遺憾の意を表明しており、ノエル·ギャラガーは「偽造チケットを手にしているのと一緒」としながらも、チケットの転売が合法である限り「政府がカタをつけないかぎり、続いていくことになる」と語っている。野村氏によると、現在、業界をあげて新たな仕組み作りに乗り出しているというが、まだ追いついておらず、現状ではユーザーの倫理感にゆだねられている状況だ。

实际上,在海外同样也有门票倒卖的问题暴露出来。对此,各种各样的艺人表明了遗憾之情,英国歌手Noel Gallagher虽然说“这和购买伪造的门票是一样的”,但只要门票转卖还在合法的范围内“政府不解决黄牛问题的话,这种事就会继续下去”。根据野村氏所说,现在虽然业界正在制定新的计划,但是还没能赶上问题的发展,现况也只能将解决办法寄托在购票者的伦理道德观念上。

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