3月27日は日本さくらの会が1992年に制定した「さくらの日」である。桜といえば日本人にとって特別な花という印象が強い。日本の風物詩でもある桜は、一般的に春の花と知られ、お花見を楽しんでいる人も多い。このように日本人にとって馴染み深い桜だが、あなたはどこまで桜のことを知っているだろうか。例えば桜の品種といえば染井吉野が有名だが、なぜ日本には染井吉野が多いのだろう?

3月27日是日本樱花协会于1992制定“樱花日”。说起樱花,很多人会觉得是“日本人情有独钟的花”。在日本风景诗中,樱花通常被作为春之花而被人们所熟知,而享受赏花之乐的人也数不胜数。这种日本人所熟识的樱花你究竟了解多少呢?就从樱花的种类来说,染井吉野虽然很出名,但其在日本广泛种植的原因又是什么呢?

■桜の品種は人間が作り出した

日本には300種以上の桜があると言われているが、桜と聞いてパッと浮かぶのは染井吉野ではないだろうか。実際、私たちが身の回りで目にする桜は染井吉野が多く、あの桜の開花予想に使われている主な桜も染井吉野と言われている。

■樱花的种类是人造的

据说,日本有300种以上的樱花,而说起樱花,人们首先想到的就是染井吉野。事实上,我们日常生活中所看到的樱花树多为染井吉野,进行花期预测的大部分樱花树也是染井吉野。

上記QAを覗いてみても、「今日本で最も一般的な染井吉野は、江戸時代に江戸で改良された品種です」(tadagenjiさん)、「現代の桜、染井吉野は江戸時代後期に品種が開発され、明治時代に日本各地に植えられたようです」(nozomi3015さん)という意見が寄せられていた。

在提问中,网友tadagneji回答“现在日本最常见的染井吉野是在江户时代的江户所改良出来的品种”,网友nozomi3015回答“如今的染井吉野是在江户时代后期被培育出来,并在明治时期在日本各地得到种植”。

確かに野生の桜は10種類しかなく、ほかの品種はすべて人の手で作り出されたと聞いたことがある。染井吉野もその例外ではないのだろう。

据说,野生的樱花树的种类不超过10种,而其它的的品种全都是人工培育出来的。染井吉野也不例外。

だが、どうして桜=染井吉野と印象付けられるほど、日本の桜は染井吉野が多いのだろうか?

话虽这么说,为何樱花=染井吉野这一印象会如此深入人心呢?因为日本的樱花多为染井吉野吗?

■染井吉野が多く植えられた理由

さくらの日を制定した公益財団法人 日本さくらの会にその疑問をぶつけてみたところ、以下のような回答が返ってきた。

■吉野樱被大量种植的原因

制定樱花节的公益财团法人-日本樱花协会,针对这一问题做出了以下回答:

「染井吉野が数多く植えられた理由として、次のように推測しています。まず染井吉野が、江戸の終わりから明治にかけ、人々に認められた。葉の出る前に花が開き、華やかな感じが新鮮に思われたのではないでしょうか。次に人々の需要に応えるだけの生産があった(=供給が可能だった)という点です。また、染井吉野を売り込んだプロモーターがいたのかもしれません。ちなみに記念植樹の機会は、大正天皇、昭和天皇ご成婚記念、また廃藩による城跡へのさくらの植樹などです」(日本さくらの会)

“关于染井吉野被大量种植的原因推测如下:首先,染井吉野是在江户时代结束到明治时期之间被人们所认知的。染井吉野在长叶之前就会开花,这种华丽的感觉让人感觉很新鲜。还有一点在于染井吉野能够通过培植来满足人们的需求(供给的可能)。再者说来,或许曾经有让染井吉野如此出名的促进者也不一定呢。顺便提一下,植树纪念的机会有:大正天皇、昭和天皇的结婚纪念以及到废藩城址的植树纪念。”(日本樱花协会)

いずれにせよ、需要に応えられる生産があったから植えられた。また、「植えたい」と思わせる桜だったのでは?という見解だった。実際、染井吉野は咲き方がとてもキレイで、つい眺めてしまう桜であることに違いはない。

总而言之,可以理解为:染井吉野是要根据需要来进行培植。还是说,它本身就能勾起人们的“种植欲”呢?事实上,染井吉野的盛开方式特别漂亮,让人忍不住驻足欣赏。

記念植樹として植えられたきっかけについても、実に興味深い。よく学校に染井吉野がたくさん植えられているのも、こうした由来からと考えてみると感慨深くなる。

将染井吉野作为纪念树来种植的契机也让人很感兴趣。通常学校里面会种植很多染井吉野,而考虑到其由来的话便会让人感慨颇深。

■さくらの開花予想の調べ方

開花予想に使われる染井吉野に関連し、最後にさくらの開花予想の調べ方についても聞いてみることにした。

■樱花的开花预测的调查方法

樱花的开花预测与其所使用的染井吉野有关,最后,让我们来了解一下关于樱花的开花预测的调查方法。

それこそ気象庁が行っていた時は、各気象台内などにある気象庁の標本木を使って予想を発表していが、ここ数年は民間の会社がそれぞれ独自の調査で開花予想を行っていると聞く。参考までに、桜の開花予想の調べ方の例をひとつ挙げていただいた。

气象厅进行樱花开花预测的时候,各气象台会使用气象厅的标本木发布预测。据说近年来民间的许多公司也通过各种独立的调查来进行开花预测。作为参考,举一个樱花的开花预测的调查方法的例子:

「気象庁は、現在さくらの開花予想は行っていないと思いますが、相模原市開花予想のようなものは、気象庁のように気温の継続的な観測を行って初めて可能になる予想です。さくらの開花には、一定の積算温度といわれる温度の蓄積が必要。この蓄積量を知るには継続的な観測が必要になります。すなわち、温度の変化、蓄積量の証拠として、さくらの開花が発表されているのです」(日本さくらの会)

气象厅现在并不进行樱花的开花预测,而相模原市的开花预测是根据气象厅对气温的持续观测而进行的初步的可能性的预测。樱花的开花,需要所谓的固定累计温度的积累。要想知道这个积累量则需要持续性的观测。也就是说,樱花的开花预测是以温度的变化及其积累量为依据的。(日本樱花协会)

日本で染井吉野が普及した理由から、さくらの開花予想の調べ方まで迫ってみたが、いかがだっただろうか。お花見をする際は、こうしたエトセトラを花見のネタにしてみると、花よりだんごにならないで済むかもしれない。

从日本普及染井吉野的原因来了解樱花开花预测的调查方法,你有什么感想呢?在赏花的时候,如果将这些东西作为赏花的话题的话,是不是华而有实呢?

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